8月

 

 
 
 
 

1999-08-28(土) 天気:知らない 気分:ふつー

 やっと、こぎゃるっちの真理子ちゃんからメールが届いた。忘れられたのか、嫌われたのか、アドレス間違えられたのかと、いろいろやきもきしていたが、なんか内容が予想通りで楽しかった。しばらく続くと面白いんだけどね。
1999-08-27(金) 天気:晴れ 気分:ふつー
 23時前、Tさんと飲みに行く。今日はまっすぐつむぎへ。今日も混んでる。いつものところに座る。適当に飲む。出るのが遅かったのですぐ終了。次はひさびさの樽へ。前の日、おやじたちと来たらしい。大ジョッキを頼んだら、ほんとうに大きく重いのであった。そのジョッキを見ると横に1Lと書いてあった。げげげ。もう飲めません。食い物もうまいけど、もういいですって感じ。でもそれなりに飲み食いして、02:30過ぎ終了。まっすぐ歩けない。そのまま帰るのかなと思ったら、なんとTさん野毛の店に行きたいと言い出す。かなりきているらしく、たぶん一人でも行きそうな気配。うーんうーん唸っていた私ではあったが、基本的に誘われたら断らないという信条なので行くことにする。あー、春菜ちゃんはもういないし、葵ちゃんだっていないかも知れないし、なぜ行くのだぁ。タクシー拾って野毛へ。あっちゅーまに到着。03:20頃店内へ。葵ちゃんを指名したけど、もう帰った後であった。しょうがないのでフリーということで開始。誤算は04時終了というところだな。あと40分しかない。お金はその分安く\4,000なり。最初にきた子はなんとかちゃんというちょっとかわいい系の子。でもTさんに取られてしまった。私についた子は蘭ちゃんという、ちょっとギャル系な感じの子。とりあえずおっぱいはでかいです。喋っていて、この子も見た目よりはいくらかまともな気がしたが、やっぱりおじさんは春菜ちゃんが好きだなぁ。 瞬間的に終了。ふたりのへろへろおやじは桜木町駅へ。お、04:20の大宮行きだかがあるぞ。初電かな。横浜着。しかし相鉄には乗れないのであった。シャッターが閉まってるんだね。結局タクシー乗り場へ。近くではこんな時間なのに歌を歌ってるやつとか、タクシー無賃乗車でもしたのか、はたまた運転手とけんかになったのか知らないが、おまわりさんのお世話になってる人なんかがいた。なぜかそれらをしばし眺める。結局タクシーを拾って天王町へ帰る。
1999-08-26(木) 天気:忘れた 気分:ふつー
 前から狙っていた、MATROX G400 DH 16MBのリテール版をネットで見つけてしまったので速攻買ってしまう。ちょっと高めだけど(こみこみで4クルボアジュ:謎な単位だ)、リテール版だしいいや。
1999-08-23(月) 天気:くもり(岩手) 気分:ふつー
まりこっちとみほのしん 05時頃起きる。こういう生活もいいかも知れないなぁ。
 09:30頃、街に買い物に行くというので、行くことにする。江刺SATY着。開店直後の店内に入る。現金をあまり持って来ていなかったので、まずはお金を引き出す。2Fに行って、ワイシャツとか靴下とかを買う。店内をうろうろしてたら、なんか目つきの悪いこぎゃるっちといかれたにいちゃんみたいな人が遠くに見えた。ありゃー、真理子ちゃんとやっこちゃんじゃん。なんて奇遇なんでしょ。「よっ!」だってさ。さらにやられる。なんか2人は特に驚くこともなく、何事もなかったかのようにCDやに入る。後を追う私。そしてデジカメ撮ったりなんかして、とってもあやしいおやじと化す。そして店内の通路でそれぞれあいさつしたり、話こんだりする変な集団となる。真理子ちゃんからいきなり「ルーズ好きですか」と聞かれたので、好きだよとお約束で答えたら、「これずり落ちて来てめんどー」とか言って、目の前でルーズ直しを実行してくれた。いやー、とってもいいんだけどさ、脚きれいだし、でもわざとだったら将来ちょっと恐いなぁ。少々心配な私であった。 そんなこんなで、また後でということで別れた。
 戻ってしばらくしてから葬式に行く。いろいろ不思議な儀式を興味深く眺める。なかなか面白かった。お墓に行って壺のまま中に入れるのかと思ったら、墓の中に撒いていた。うーむ、これでじいちゃんと一緒ということなのか?
 家に戻るのかと思ったら、なんか農協の公民館みたいなところに連れて行かれた。そこで宴会。食いきれないほどのおかずを前にしてくらくらする。そして引き出物みたいな袋にはお土産?が。結婚式みたい。そして家へついてから、なにか宗教的な儀式1回とそれぞれ違った意味がある宴会3回。毎回、山のような食べ物と酒が出てくる。もう私にはついて行けない。2回でじゅうぶんです。途中から離脱。隣で休む。やっぱり無理してでも帰るべきだったと後悔する。でも宴会の合間に、お菓子で人のかたちを作って、敷居を挟んで二人が背中合わせになり、肩の上でお菓子を半分にして食べるという、謎な儀式を見て、ちょっと面白かった。後はかたづけ地獄。ほんと田舎の女たちは働くこと働くこと。都会の子には絶対無理だと思った。でも、それぞれ性別にきちんとした役割分担があるというのは、本来自然なことなはず。無理に性別差を無くそうとしている、今の社会の方がきっと狂っているんだろう。
 あんなに人がいたのに最後は10人ぐらいになってしまう。葬式もお祭りの一種なんだね。でももう前のようにここには来れなくなるんだろうな。そう思うとちょっと寂しい。明日は無理を言って朝一番で帰ることにした。
1999-08-22(日) 天気:晴れ 気分:へん
 静岡の親戚と東京駅で待ち合わせ。切符を買って、改札の中を見ると、なんかかわいい女の子が手を振っている。が、他の人に振ってるんだと思ってそのまま無視して中に入ったら、いとこの「みほのしん」であった。またおじさん好みに変化してるね、この子は。いとこじゃなかったらなぁ。でも考えてみるとそろそろ大台? うーむ、ろりなやつだ。デジカメで撮ってあげる。ホームに上がると、他の皆さんもいた。自由席の列にはほとんど人が並んでいない。嘘みたい。指定席は満席なのに。
 がらがらの車内の中に入り、皆さんは3人席を向かい合わせにして着席。この状況は温泉旅行のような・・・ ずっと面と向かって喋り続けるのかぁ? 私は嫌なので、隣の2人席に着く。ぼーっと車窓を見たりしながら、水沢江刺駅着。たわわに実った稲穂の田んぼを見ながら車で移動。到着。そこらの人たちに適当にあいさつしながら中へ。ばーちゃんはすでに棺の中にいた。紅をさしたその顔はかわいらしくさえあった。3週間前の事を考えないようにして、しばらく死に顔をぼーっと見ていた。
 しばらくして出棺。いろいろ儀式的な行動の後、火葬場へ移動。ひたすらロボット状態である。人が死ぬっていうのはこんなものなんだな。 かすかに覚えのある火葬場へ到着。「最後のお別れ」をしてから、ばーちゃんはでっかい釜の中に押されて行った。
 この焼いている時間というのは不思議な時間で、特に悲しそうな雰囲気でもなく、酒飲んで世間話をする時間である。私は苦手なので、外に出てその辺を散歩しながらたばこ吸っていた。ふと見上げると煙突から煙が立っている。その煙の意味をしばらくいろいろと考えてから、中へ戻る。 ビールを飲みながら、基板やのいとこと仕事話題の話をしばらくする。へんな感じ。前の方には、物の影に隠れて、目つきの悪いこぎゃるっちがいた。どーも見たことがある。そう、数年前にこっちに来たときに、初心者マークの私が家の前の石に車をぶつけたときに、へたくそマークなんだから、へたくそ棒をつけろと言われて、頭に来たその子であった。うーむ、くそがきが。でも脚がとってもきれい(笑) ちょっとだけクラクラしてしまう自分が悲しい。 退屈な時間が過ぎて、骨になったばーちゃんを拾いに行く。特に感想がない。自分の親のときでもそうだったから。あまりにも現実離れしている空間のため、頭がおかしくなってるのだろうか。人より多めに骨を拾って、あとは係りの人が拾うのをぼーっと眺める。ひたすら暑く熱い。汗がだらだら出てくるだけである。
 家に帰って、20年ぶりかと言うようないとこと話をしたり、いとこの子達と遊んだりして過ごす。夕方になって、精進落としの宴会となる。あんまり飲みたくなかったがビールを飲まされる。さっきのいとことまた話しを始める。ふとその隣に例のこぎゃるっちがいることに気が付く。酔っ払って来たので、いろいろちょっかい出すことにする。「昔へたくそって言ったの覚えてる?」って聞いたら、「あー、あのへたくその人だったのか」だと。ちゃんと覚えてやがる。なんか酒飲みたそうだったので、何がいいか聞くと、日本酒だというので、おじさん大変感動して、そこらの自分ならまず飲まないような日本酒をついでやる。案の定、まずい、私は大吟醸がいいとのたまう。うーん、なまいきな所は昔通り。親ゆずりであろう。しかし話をしているうちに、考え方がとってもしっかりしていて、感動さえ覚える。感性が鋭いアーティスト系の人である。将来なにがやりたいかと聞くと即答するし、逆に私に向かって「今一番興味のあることはなんですか」なんてディープな質問するし。こっちがどぎまぎしてしまう。そんなこんなで、私はこの子のことがすっかり気に入ってしまった。でもいとこの子供なので変なことをしないように注意する。が、手を出さないだけで話自体はヤバめの話題となっていた。隣のいとこ(こいつのおじさん)も全然気にしてないようだ。自分からそっちの話題にしてるし。いいのか? 佳境に入ったところで、突然帰ることとなる。どーも、このこぎゃるっちの真理子ちゃんはいちいち感覚が鋭い。私が気に入ったことを察知してすかさず「メアド教えてください」なんて嬉しいこと言ってくれちゃうし。もっとも私が酔っ払い全開で、好きだのかわいいだの言ったと思うので当然かも知れないが(笑) 帰り際、真理子ちゃんをデジカメで撮りまくる。「変なことに使わないでくださいね。お金もらいますよー」とのこと。もうやられっぱなしである。一応親御さんにも挨拶をということで<何が、いとこの洋子ちゃんに「よくぞこの娘を育ててくれました」と言ったら、変な顔をされた。まあ、酔っぱらいだと思って勘弁しておくんなまし。そして嵐は去って行った。
 その後、しばしぼーっとしつつ、いろんな人が帰っていくのを見送る。もう皆さんお休みの時間らしい。私は寝られないので外に出る。今日は星が出ていない。中に戻って、風呂入って、縁側でぼーっとしてたら、いつの間にか寝てしまった。
1999-08-21(土) 天気:忘れた 気分:わからない
 朝、眠気でふらふらしながらバイクで帰宅。また気絶する。12時前だかに母親に起こされる。ばーちゃんがだめらしいと言って泣いていた(ように思っていた) しかし寝ぼけていたため、そのまま睡眠続行。午後やっと起きて夢うつつの中で聞いたことが間違っていたことを知る。どうも2つの事象が合体していたらしく、泣いていたときは亡くなっていたときだったらしい。かなりの馬鹿者だ、俺は。しかし不思議と悲しいという感じは沸いて来なかった。近々こうなることはすでに覚悟していたからなのかも知れない。
 夜、明日の朝岩手に出発することに決まる。Yくんにエトレのライブに行けない旨、TKさんとUJさんに忌引きを取る旨、それぞれメールする。
1999-08-20(金) 天気:忘れた 気分:ふつー
 22時まで仕事してから、Tさんと飲みに行く。亀八の上の飲み屋に行ってみるが、満員で入れなかった。なんか雰囲気は気になるが、常連さんが多そうである。ということでやっぱりつむぎになる。なぜか空いてる金曜日というフレーズはもう聞けないかも知れない。相変わらずの混みようである。テーブル席の方に着く。いつものようにビールがぶ飲みして出来上がり。そしたら蕎麦で作ったオレンジ色の日本酒をもらった。うーん、なかなか美味。新品もう一本追加してくれる。これにより完全な酔っぱらいとなる。最後まで居て終了。次はひさびさのドルフィン。空いているせいか、ひとりにひとり女の子というか女の人が着く。私はフィリピンのお姉さんが着く。しかし、すでにへろへろなので、あんまりちゃんと喋れてない気がする。ちょっともったいない。記憶があいまい。終了。なんか金銭感覚が麻痺したせいか、これで\6,000は安い気がした。やばしである。
 帰り道、吐き気コントロール回路がいかれたらしく、公園で立派なお好み焼きを作ってしまう。だって誰かトイレに居たんですよー こんな夜中にトイレに入っているやつっていったい? そしてTさんの別宅(本宅?)へ行き、胃の中をきれいにしてから、そのまま床の上で気絶・・・ 意識が回復したのは朝の8時過ぎであった。
1999-08-19(木) 天気:忘れた 気分:ふつー
 Yくんちに北海道から買って来てもらったお土産を取りに行く。残念ながら鯨さんはゲット出来ず。塩辛を2個買って来てくれていた。そして北海道で撮って来たデジカメ映像やらメガデモやらを見せてもらう。22日のエトレのライブの待ち合わせ場所を決めて終了。
1999-08-18(水) 天気:忘れた 気分:ふつー
 野毛の店へ行く。20時過ぎに到着。春菜ちゃん指名。もう最後だろうな。素面から立ち上げるのはなかなかつらいもんがある。だいたいウイスキーが嫌いである。でもしばらくするとさすがに酔っ払いになって来る。とうとうなんだか知らなんが、まんがの話になってしまう。おぉ、なかなかノッてくるよこの子。でも悲しいことに世代が違うため、一条ゆかりの有閑倶楽部ぐらいしかついて行けない。全巻持ってるらしい。はははのは。
 あっという間に2時間経過。帰ろうかなと思ったけど、もう一人の自分が帰ってはいけないと言うので延長する。あーあ、いくら使えば気が済むのやら。そしたら、サービスか知らんけど、葵ちゃんも登場。前回の山寺事件が気になっていたので「葵ちゃんおたく疑惑」について解明してみることにする。どーもこの子は素晴らしいルックスとはうらはらにまんが喫茶通いをしているほどの強者であることが判明。なんかもったいないねぇ。わかったぞ。もしやコスプレ系? しかし秘密基地には行ってない模様。それはそれでもったいないねぇ(笑) 30分ほどであっさり退席。でもしっかり飲み物注文された。おかわりもしない控えめな春菜ちゃんとは対象的に相変わらずの商売上手であった。 もう時間も残り少ないので、春菜ちゃんになぜやめるのか&今後の身の振り方(笑)について聞いてみる。やめる理由は表向きは会社にばれたのが原因らしい。そりゃふつーの会社は副業禁止だよね。うちでさえ禁止だ。でもやっぱり会社の女の子に喋ったのはまずいよね。でもなーんかこれが原因でない気がしたが、そっとしておく。次のバイトについてはやる気はあるらしい。まだ野望も達成していないしね。決まったら連絡してもらうことにする。おじさん的にはバージョンアップを期待したいところではある。

1999-08-16(月) 天気:知らない 気分:ふつー
 今日は掃除をした。腐海には近づきたくなかったけど、自分のスペースまで浸食されて久しいので、めんどーだがしょーがない。腐海は地層をなしているのであった。最下層には去年の夏の日経エレなんかあったりしてちょっと感動した<なにが それの構成物のひとつである古コミックはランドマークのような有様になっているわけで、そいつをどうにかしないと今日の寝床が危うい。泣く泣く棚の○○誌の占有スペースを割り当てることに決定する。もう買わないだろうし、引退してもらいましょう。空いたスペース(って重複してますが)にランドマークであった古コミックをつっこむ。一瞬のうちにほとんど埋まってしまって悲しい感じ。完本を買うのも考えものである。 なんとか終了。新たに低層の建造物が2本出来てしまったが、また今度にしよっと。たぶん1900年代には片づけられないと思うけど(笑)
 夜、春菜ちゃんから電話が来る。まめな子だ。金曜の浴衣デーをぶっちしちゃったので、やっぱりその話をされた。てきとーにごまかしてたら、突然「春菜、来週でやめちゃうんだぁ」とのたまわれた。あいたたた。前に「この子のためなら毎週通いたいもんだ」という飲み屋が渋谷にあったのだが、次の週に行ったときはすでにその子は辞めてしまっていたという苦い経験がよみがえる。この業界早いんだね。さすがにこれで今週は行く気になってしまった。作戦ではないよな、いくらなんでも。
1999-08-07(土) 天気:くもり 気分:ふつー
 午前中、Yくんから電話あり。北海道に帰るのでなんか買って来るかいというありがたいお言葉。鯨肉と塩辛を頼んだ。それからずいぶん長い時間喋った後、なんだか古本の話題になって、一緒に町田の古本屋に行くことにした。
 14時に家を出る。休みの16号はげろ混み。路肩をふらふら走りながら何とか二俣川到着。また進入ルートを間違えてしまった。15:00前に彼の家に到着。しばらく休んだ後、町田へ出発。二人ともなぜかデジカメを持っている。くそ暑い中、わけわからんもんを撮りつつ、町田着。相変わらずこの街はヘンである。新しいビルがあると思えば、昔ながらの商店もある。新旧入り乱れて雑然としていてなんだか落ち着かない。ブックオフ着。おー、でかいのぉ。人もうじゃうじゃいる。30分ほどの自由行動で店内をまわる。立ち読みしているおねえちゃんがいて、なかなか本がチェックが出来ない。あんまりじっと後ろから覗いていると(もちろん本をだ)変に思われるし・・・と思ったら本に夢中で気にしてないみたい。そんなだから○○○○○されちゃうんだよ。おじさんだって今まさに持ってるんだし、それなりの装備をしてくれば・・・って何考えてんだぁ。私は本をチェックしている最中なのであった。 しかし同じシリーズがなぜ一カ所にまとまっていないんだろう。後ろにも、その後ろの棚にもある。もしかして無料立ち読み所なのか?ここは。さらにどっかの女の子も言ってたけど、八百屋のような店員のかけ声。一人が「いらっしゃいませー」と言えば皆さんも一斉に言うし、むしろ吉野屋だな。変なの。
 結局、以下のものを買った。
柏屋コッコ 「柏屋コッコの人生万×漫才」6,7  \400
楳図かずお 「まことちゃん(復古版)」1,2,10 \600
もんでんあきこ 「竜の結晶」3,4  \200
庄司陽子 「生徒諸君!外伝 沖田成利編」 \100
 外に出て歩き出すと乾物屋があった。煮干しが量り売りであった。味見していいという事なので一つ食べる。うーんうまい。口の中に煮干し味が広がってしまった私は当然買うことにする。ついでに「いかくん」の不良品みたいなのがいっぱい詰まったのも買う。幸せ。また歩き出すが、さっきの煮干し味が口の中から失われつつある。これはいけない。食わなくては。が、なんとか耐える。乾きものはほんとに恐ろしい。
 Yくんの後をついて歩く。次はどこかいな。メディアバレーに着く。ああダイエーのね。なんだかガラガラであった。こんなんで大丈夫なのだろうか。うろうろする。ここでは大量にあるiカラー製品を眺めた。日本人はいつからこんなに愚かになったのか? 次へ
 東急ハンズ前に着く。ここに変なアーチがあったので撮影する。それっぽい絵になる。中へ。そしてお風呂場コーナーへ。Yくんはなんだかスポンジみたいなのを買う。必須アイテムらしい。私はちょっと前から無性に垢擦りしたかったので、垢擦りを買うことにする。うーん、昔みたいな、ピンクに赤の縞模様のやつとかないんんだなぁ。どおりで近所のスーパーでも見つからないわけだ。最近の日本人は垢擦りしないのか? 結局、しましま野郎はなかったが、青一色の似たようなやつをゲット。そしてふと帰ったあとの行動を考えてしまう。風呂入って思いっきり垢擦りしてから、まことちゃんを読みながらビール。そばには煮干しが。あぁ・・・(そしてほとんどその通りのことをした(笑))
 次はヨドバシに行くらしい。途中の階段でYくん急加速する。前には脚がきれいなねーちゃん。これは、も、もしや? しかし動きはない(ようにみえる) しょうがない。おじさんが代わりに撮ってあげよう。そのためのデジカメである(嘘です) で、撮る。別にぱんちらを撮るわけでないのでセーフであろう、たぶん。で、作品(笑)を見てみる。うーん、斜めだ。が、それがかえってそれ系の感じを醸し出している・・・い、いかん。これじゃただのすけべおやじだ。
 ヨドバシに着いた。デジカメ画像をプリントアウトする機械のところに行く。すげー、ありとあらゆるメディアに対応している。Yくんはさっきのアーチをプリントアウトした。私も急にやりたくなったので1枚出してみることにする。さっきのやつを出してみる。Yくんも望んでいる。お約束である。うーん、なんだかなぁ。モデルさん(笑)には申し訳ないがやっぱりきたない。残念である。Yくんはそれに一瞥をくれてさっさと歩き出すので、私はそれを胸で押さえておろおろする。Yくんがデジカメのカタログを持ってきてくれたので、そこに挟む。
 ここでも吐き気を催すほどのiカラー製品があった。愚かである。おじさん的にはiカラーの服があればうれしいのだが、どうか? 結局ここではヘッドフォンと延長コードを買った。
 次はどこでしょう? 途中で「昔はそれなりに行っていた店」の町田店があったので入る。新店舗である。なんか相変わらずですな。私にはもうわからん世界である。ただ、さらに現実との乖離が甚だしいキャラというかさくらというかエココもその範疇なのであろう(謎) 顔はまあ許してやろう。棒状のものを持つのもよろし。王道だから。この点前者はまだOKである。予防線も張ってたし復帰はないのである。しかーし、かぶりものはいけんぞ!大変危険である。パワフルなのである。地球に優しい冷房なのである。復帰するかもなのである。壊れた。

あやしすぎるコピー 次への道すがら60円コーラとかゆー、某やばい系メーカーの自動販売機があった。そしてそれは駄菓子屋のコーラ飴の味であった。あまりにもトワイライトな自動販売機なので、デジカメ撮りまくり。Yくんは自動販売機ごときにアングルをきめている。でもきれい。なーんかみんなどこかで見たようなデザインである。でもどれもPRO SPECとかゆー、同一ブランドなんですえ。いいのかぁ、これ。(ここでちっちゃい壺も売っていたらちょっと素敵)
 次は「昔よりむしろ今の方が関連してるかもの、新宿と横浜だけはたまに世話になった店」の町田店に入る。うみゅ、相変わらずなのだ。でもまんが少ないよね、実際は。「林」ぐらいにすべきなのでわ? さっきのブックオフの方がよっぽど「森」であろう。?なんですと?「まことちゃん」発見! ん?復古版? そ、そんにゃー。さっき買ったのは復古版だったのね・・・
 一筆書き終了。すばらしいルーティングであったぞよ。いきなりYくんから「この煮干し野郎」とゆー、なんとも得も言われぬ、この胸にもやもやとしたものが残る、ナイスなお言葉を浴びせられた。きっと疲れたのね。私ももうちょっと疲れてたら、馬鹿笑い回路が起動してたところだったけど。私も疲れ気味のときは、うちのセキセイインコに「黄色い顔してんじゃねー」と浴びせてゲラゲラ笑っていたけど、それと一緒ですか?
 その後、パスタ屋さんに入って飯を食ってから、二俣川まで帰った。私は速攻で帰路につく。

1999-08-04(水) 天気:晴れ 気分:ふつー
 昼休み、最近そっちの人たちの注目を浴びている、エコアイスという名前の、夜中に安い電力で氷を作って、それを昼溶かして涼しくするとかゆー冷房装置のマスコットキャラ(ただし東北電力オンリー)のエココちゃん?のサイトをまわってみた。私の巡回サイトで見かけてから気にはなっていたのだが。うーむ、確かにこりゃきますね。ペンギンのかぶりものをしているのがいいのぉ。顔もぷにの人にとってはたまらんだろうし。こりゃ反則技だわ。某方面ではこの子のご本がいっぱいあふれるのでしょうね。
 しばらくぶりに古本屋のチェックをする。まず一番近くのアンデルセンへ。捜してた倉持知子の「虹子theパーティ」1をゲット。ちょっと前に買った包丁人味平が倍の値段で売ってたのでちょっとうれしい。次にぽんぽん船へ。まずは成田美名子の「エイリアン通り」1-8があったので買う。この頃凝っている相模なつきの「僕を愛してくれないか」というのも買う。最後にさっき見つけてしまった庄司陽子の「生徒諸君!」1-24も買ってしまうことにする。文庫版もあるんだけどいいや。1冊\100だし。
倉持知子  「虹子 theパーティ」1    \280
成田美名子 「エイリアン通り」1-8   \1,600
相模なつき 「僕を愛してくれないか」  \300
庄司陽子  「生徒諸君!」1-24    \2,400
 帰ってから「虹子theパーティ」を読む。メール交換している人から勧められた作品である。うーむ、くらもちふさこの妹の作品だけあって、なんとなく表現方法が似ているので、とっつきやすかった。内容もなかなか面白かった。
1999-08-01(日) 天気:晴れ(岩手) 気分:複雑
 梅干し用のしそ
朝の4:30に目が覚める。しばらくぼーっとしてから起き出す。その辺をうろうろと散歩をしたり、田んぼを眺めたりして過ごす。
 午前中なのに暑い。今年の夏は異常なほど暑い岩手である。部屋の中にいても暑い。クーラーなんてもんはないし、健康な私でもばててしまうような暑さである。病人のばあちゃんにはさぞ辛いことだろう。扇風機と自然の風だけが頼りである。 いとこの子供たちと遊んでやるのも疲れて、後は昼寝をして過ごす。全く暇である。
 夕方になって、帰る時間が近づいてくる。ばあちゃんとしばしお話する。蝿がうまく捕れないとかどうでもいい内容。もっとかまってあげるんだったと今更後悔する。なんだか見ているのが辛いので、あまり近づけなかったのだ。 出発の時間が来た。ばあちゃんには「早く元気になってね」という空々しい言葉しか言えなかった。病気はかなり重いらしい。もう会えないかも知れない。ばあちゃんは私の手を握り、「体に気をつけて、元気に稼げ(働け)」と言って嗚咽をもらした。私は泣きそうになるのを我慢して、まともに返事が出来なかった。そして田舎を後にした。
 新幹線に乗ってからも、今回あったいろんなことを考えていたが、人間薄情なもんで、早く着かないかなとかどーでもいい現実的な思考に変わってしまっていた。まあ考えてもどうしようもないことだし、しょうがないのかもしれないが。
 横浜で乗り換えたら、なんか浴衣の女の子なんかがいて、花火大会なのかなぁとぼーっとしていたのが間違いだった。気にせず桜木町で降りてしまったら、ちょうど花火大会帰りの集団とぶつかってしまった。気持ち悪いほど人がたくさんいた。人の波に逆行する形となった私たちは、人とぶつかりそうになりながら、なんとかバス乗り場までやってきた。警備がひどすぎ。地元民を完璧に無視している。何考えてんだかまったく。だいたい目に付く女全部馬鹿ばっかじゃん。顔黒いし、茶髪だし、浴衣の袖まくるか、ふつー。情緒ってもんがないのかね。浴衣着るなら、顔は白く、髪は黒く、暑いならうちわを使いなさいって、まったく。ほんと来るところまで来ちゃったわ、この国は。
 今回の「旅」は心身ともほんとに疲れてしまった。明日は念のため有給届け出してるし、ほんとに休んでしまおうかな。

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