ART織田の
週末画廊日記
1999年4月11日版
4月10日
坂井存・山本徹夫2人展@久我記念館。自然の中っていうのが良いね。
でかい!でかいっす!巨大な作品を得意とするお二人が、自然豊かな田舎美術館に、一種異様な現代美術を持ち込んだ。難しいことは抜きにして、とりあえず「なんじゃいこらぁ」と思ってしまう。あらぶる現代美術の海を漂うオレですらこう思うのだから、郡部須惠町の人たちは、ご近所の手前感動すら出来なかったかもしれない。きっと春日市須玖をフェラーリ512TRが走り抜けるより、その驚きはすごいと思う。だけどオレは素直に感動して欲しい。モスラが東京タワーで蛹になった時、それを見守る群衆のような野次馬精神でこの作品に望んで欲しい。難しいことはあとから考えれば良いのだ。
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