ART織田の


週末取材日記


1999年10月10日版

10月9日

秋の特別編。大江良二@三瀬。


青く晴れ渡った空。芸術の秋で画廊も良いが、わたしゃとにかくクルマを走らせたくなる。というわけで、三瀬山中深く深く深くにある、大江良二さんのお宅を訪問した。ちなみに写真はどこぞのキャンプ場ではなく大江さんのお庭である。
またちなみに、左に座っている方は大江さんのお友達である漫画家の田中むねよしさんである。そう、あのエランの・・である。
さてさて、取材といっても私の性格上「絵画とは」などという話は向かないので、とりあえず肉でも焼く。焼きながら絵の話でもと思いつつ、なかなか話題が向かない。ウラン再加工場の臨界事故の話とか、カンゴ君のなぞなぞに答えたりとか。
まあ、別にそれはそれで良い。別に言葉を聞きたかったわけではないのだ。ただ、三瀬の美しい自然とか、大江さんの家族とか、友人とか、そういうのを味わいたかっただけなのだ。それが今回の取材の真意である。
私は美術館より画廊が好きだ。絵を見るのも好きだが、描いた人と話すのはもっと好きだ。ある人は「言葉にならないものを絵にする」というが、私は絵にならなかったものを含めて人を知るのも好きなのだ。

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