ART織田の


週末画廊日記


1999年10月23日版

10月23日


角間貴生@エヴァンターユ。自分では認めてないが努力の人だ。絶対。

随分永く角間さんの絵を見てきたと思う。時には輝く強い光を放っていたり、オリエンタルな趣を持っていたりする。今回は木版の藍を出してきた。いやー良い藍だね。「青」じゃなくて「藍」だ。「碧」って気もするけどやっぱ「藍」かな。見ていると何だか漠然と、子どもの頃見上げた神戸の夜空を思い出す。こんなこと書いてるとオレもじじいかって気もするがこいつは少年の見る藍なんだ。きっと。いい歳してクルマ遊びにはまる自分なんかは、ますます「経年による脳細胞の逆行」が進みつつあると考えられるが、そんな逆行を一気に3年分は進めてしまうような気もする。


1999+3@源。かなり楽しませる作品群。

まず、仲宗根さんの作品から(左:DMより抜粋)。全国3千人の金属ファンの皆様には楽しんでいただけると思います。この縁取りに使っている金属(ハンダかな?)の盛り上がり具合が実に官能的です。こんな事書かれた作者の方には大変申し訳ないが、とにかくこの零れ落ちて盛り上がったメタルの雰囲気には思わず気を失いそうになります。
そして、村田さんの作品(右:DMより抜粋)ですが、かなりストリートっぽい雰囲気が出てます。すごく勢いがありますね。こういう人には本当がんばってほしいです。ゲリラ的に何でもやってほしい。あっちこっちにこんな手型をつけて回ってほしい。「参上」みたいな(ちがうか)。がんばってください。

  

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