ART織田の


週末画廊日記


11月18日

甲斐順一写真展@西部ガス。空への滑走

アルファのフライトジャケットL2BとオリスのBC3をつけて、空と雲の写真を見に行った。パイロットにはなれなかったが、空への憧れだけは誰にも負けない。のつもりだったが、今回はちょっと負けたかもしれない。
かもしれないというのは、情景として雲をとらえる甲斐さんに対し、私のは純粋に、浮揚としての祈願だからだ。共通点は、どちらも雲に質感を感じていること。ただ、私の孫悟空のきんとううん(?)のような、浮揚物としてのジェラシーというのとは次元がちがうようだ。甲斐さんの写真はともかく美しい。その感動がかなり伝わってくる。こんな綺麗なら、もっとよく空を眺めようかと思う。
そして私はAXのスロットルを踏み、飛ぶことのない永遠の滑走を繰り返そう。なんてね。


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