ART織田の


週末画廊日記


11月23日

仲真市@フーガ


DMより (部分)

 彼は学校で教鞭をとっているらしく、生徒さんがきておられれた。話によると、美容部員の方に、デッサンとか、絵を書くことを教えているらしい。仲さんと美容部員・・・。彼を知る人には、おおよそ「美容」という文字には遥かに縁遠いと、ひどい二日酔いの頭痛のような、違和感を感じられることだろう。でも、結構生徒受けは良いようで、楽しく歓談されておられた。と、会場はとても和やかな雰囲気で、にぎわっていた。

   このフーガという店、雑貨屋さんなんだけど、結構好きかも。アート・オダと雑貨屋さんというのも、知る人にとっては、サルモネラ中毒の腹痛のような違和感を感じられることだろう。でも、こういうのが意外と好きだったりするのだ。世の中そんなもんだ。悪い奴ほど甘いものが好きだとも言うし(そうなの?)。

 では仲さんの絵についてだけど、今回は店の雰囲気との違和感はまったくなかった。壁を飾るにふさわしい、存在感のある小品たち。部屋を照らすやさしさのようなものが、きっとこの破片のような絵にはあるのだ。絵はいいものだと、買った人はきっとそう思うだろう。


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