ART織田の


週末画廊日記


11月16日

大江良二@ギャラリー久光


DMより (部分)

絵の見方、感じ方は人それぞれだ。僕は絵を小説を読むように見ることがある。
テキストを読むときに、人は文字一つ一つについて、どーこか、こーとかは言わない。この「読」と言う字は好きだが、「書」は好きになれない、とか言ってたら、進まないからだ。素直に「読書」と読み、本を読むことを思い浮かべればいい。
絵もこう見るときがある。一つ一つの線とか、色とかを捉えずに、それら一つ一つを無意識に繋げて、全体を見て、愛でる。
これは自然を眺めるのに似ている。日曜日(17日)は英彦山に行ってきたが、山々は美しく色づき、観る者を感嘆させた。僕も素直に自然の美しさに、心を動かした。
日にちは前後をしたが、紅葉を見て、絵を思い浮かべた。という、そういうことである。


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