アート織田の週末画廊日記 WEEKEND_GALLERY.log
2005年10月29日
作家: 大山敦子 タイトル: HANA 場所: アクロス福岡メッセージホワイエ
大山さんの作風は、常に絵画とイラストの中間に位置していると感じる。 絵画またはイラストレーションという枠組みの中では、きっと正当な評価は出来ない。 絵画のもつ個性的で重い表現力と、軽い塗り味。この矛盾するような二面性をうまく併せ持つところに、この作品の魅力があるように思う。 見ていてあきることがなく、またどこか淋しい詩情。軽さとポエジー。単純な構成と色っぽさ。 ジャンルそのものが個性的という作品、人生が無所属、すべてが2流の私とも、よくあう作品です。