アート織田の週末画廊日記
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2005年10月22日

作家: 元村正信
タイトル: 異和という名のジュエル
場所: アートスペース貘


会場にて撮影


 常々私は、学校を卒業した後も、個展などして絵を発表する人は、間違いなく十分な才能と可能性をもちあわしていると思っている。
 才能のない人は個展など続けられない。
 また、いつも絵筆をとる人を羨ましく思っている。
 出来れば私も思うこと、感じることを塗ることや作ることで、納得の行くものにしたかった。
 元村さんの作品をみていると、その羨ましさが頂点に達する。
 彼の筆跡はあたかも遠泳選手が泳ぐようである。  完成された力によって、躍動感そのものが、感動を与える、すばらしい作品。
 大きなものも、小さなものも、線の一本一本に力が宿っている。
 などと駄文を重ねるものも、すでに作品の良さを引き下げる様だ。


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