アート織田の週末画廊日記 WEEKEND_GALLERY.log
2005年11月18日
作家: 小林重予 タイトル: 場所: アートスペース貘
それって蛭子舟? 稗田先生が発掘したような、雰囲気のあるオブジェが沢山飾ってありました。 ある一群は粘菌の巨大蝋人形のようであり、ホムンクルスの過程のようなものだったり、なんだか色々です。 しかし、どれもが(蝋人形自体の)出来があまりに良く、棒立ちになってしまうくらいです。いや〜すごいわ。 オブジェというのは、基本的に無機的だったり、せいぜいちょっと有機質ぽいくらいなのが普通ですが、これは、いきものを越えて有機的。その辺の生物よりは生命力ありそうみたいな。 インスタレーションは見るものではなく体験するものであるという好例。すばらし。