ART織田の


週末画廊日記


10月26日版

10月25日

実は安元さんの絵とは一番長いおつきあいかも.さみしい神聖.欲しいけど買えなかった.


さて,私がまだアートの駆け出しのころ,今でもはっきり印象に残る買い物が安元さんの絵だ.絵のタイトルを「迷い犬」という.貧しい町の12月の冷たさの中で,一匹の黒い小さな犬がたたずんでいるという構図が私の心を深く捉えた.
その後,安元さんの絵は力に満ちていたり,躍動感に満ちていたりと変遷を続けていたようだけど,今回の個展はウインターな感じでまとめられていた.私としてはすごく好きな感じ.「私は絵なんかわからないわよ」という方も,安元さんの絵はすごく感情がこめられているので,少なからず感じるものがあると思う.お世辞抜きで画廊へGOだ.

ところで,安元さんの作品はインターネットで見れる.不忍画廊(http://www.init.co.jp/shinobaz/)へ行ってくれい.


日記のページへ
ページ先頭へ
前の日記
次の日記