ART織田の


週末画廊日記


1月10日版

1月10日

珍しく美術館報告。坂本善三、かなり良かった。


画廊ではないけど、美術館報告です。お金がないからという理由で、熊本県立美術館までは高速を使わずに行った。片道3時間かかった。しかも雨。しかも久留米あたりが混んでる。つらい思いをして、入館料900円を払って、坂本善三の没後10年の展覧会を見せてもらった。
初期の頃の作品はさすがにあれだが、1960年代あたりからすごく良くなってくる。絵の中に書かれた四角なり、波なりが非常に存在感に溢れている。この展覧会のサブタイトルが「沈黙の叙情、この日本的な心と形」とあるが、まさにそれだ。このひとは「絵は心」と書いているが、この絵の空間演出はあまりにも巧みだ。 あなたも行って驚いて欲しい。展覧会は2月22日までだ。


「形」(絵葉書を撮影)

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