ART織田の
週末画廊日記
5月24日版
5月23日
山本麻友香さんの個展にいきました。イメージはより深く大きく広がる。
あれから1年になる。彼女の作品はより形を失ってそのぶん広がりを見せた。
たとえば霧の向こうのヘッドライト、海の底の大きな岩、そういった、手には
届かない大きな存在が絵の中に込められているように感じた。
これらはかつての連作「マザー」の延長にあるのかは聞いていないが、きっと
そうだ。母親という具体的な人物ではなく、母親という役割の大きさと、この
絵がだぶっているように思う。
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