ART織田の


週末画廊日記


7月5日版

7月4日

佐々木玄個展報告。ごみ袋と冷たい箱の間を歩く。


画廊の中は舞台装置のような状況になっていた。暗くした部屋の中に一面に敷き詰めたごみ袋、突き出た赤い塔のようなもの(そのひとつは入り口があって入室可である)がいくつか。中央には橋が渡してあって、そうした状況を眺められるようになっていた。ともかく、画廊全体がお化け屋敷の規模で改造されており、これほど大規模な展示は久しぶりに見た。
感じとしては多少くらかったが、この創造力は恐るべしだ。なんともいえない緊張感に満ちた作品だった。写真はフラッシュのない私のボロデジカメで撮影したもので、思いっきり調整しまくったものだ。実物とは相当異なるものである。

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