ART織田の


週末画廊日記


7月16日版

7月16日

熊谷誠さん@源。境界について。


白い画面に黒い小さな点がぼやけて書かれている。それは正面の境界(指の断面)とタイトルされているが、指というのがよくわからない。ただ私にはコンクリートの壁の断面(含む支柱)に見えた。ので、指というのはこの際忘れることにする。乳首のようにも見えるその点の塗りこめ方はぼやけていて、それが大きなアクセントであり、この絵の魅力となっている。全体としてはどちらかというと冷たく、堅く、人工的な感じだが、その中にかびのように生物的な黒が発生して、僕の好きな廃墟的なイメージが沸いてくる。


「正面の境界(指の断面)」部分

金田さん@ぬー。


「パンとワインの集い」でお馴染みの金田さん。いつもは陶器の作品なのだが、今回は陶板にペイントの展示だった。ポップであったかい感じは陶板でも楽しめた。しかし、ついついいつもののりになってしまって、キャミソールの是非についての話しで盛り上がってしまった。あれは明らかに下着でしょ。


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