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ディープスペースナイン エピソードガイド
第121話「最後のテロリスト」
Blaze of Glory

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・イントロダクション
シスコの部屋。イカ※1は結構好きなんです、すごくおいしいですと味わうノーグ※2。いつもながら最高だというジェイク。気に入って良かったというシスコ。ノーグはこのソースが覚えのある味だという。ジムシ※3のピューレだからねというシスコの言葉を聞いて、途端に顔をしかめ、吐き出すジェイク。ノーグにイカを食べさせるなら我々もジムシを食べるのが公平と言うものだ、今おいしいといったじゃないかというシスコ。知らなかったからだよというジェイクに、食べろ、筋肉をつけないとなという。ところでノーグ、保安部での仕事はどうだと尋ねる。ええどうも、とても面白いですと答えるノーグ。言うことが違うなというジェイク。何かあったのかと聞くシスコに、何も不満はありません、楽しいですという。大嘘つきというジェイク。何か問題があるならいってみろというシスコ。ノーグはクリンゴン人のことで、彼らの態度は最低ですと言った。行為はでかくて図々しいし、いつも酔っ払ってる、我が物顔でステーションをのし歩き、保安部の士官が話しかけても相手にしないという。プロムナードで騒ぐなと注意しても無視するんですというノーグ。それはお前だけだろというジェイク。話しかけてもまともに顔を見ないんです、あたかもいないように無視するんです、本当に腹が立ちますとノーグは言う。それは確かに不愉快だろうなというシスコに、四六時中愚痴を聞かされる僕の方が不愉快だよというジェイク。シスコは一つ忠告しておこうといい、今度クリンゴン人が無視する態度を取ったら、クリンゴン人のように振る舞えと言った。正面対決しろ、堂々と戦えば認めてもらえるという。ケツを蹴飛ばされるだけだよという笑うジェイク。どちらにしろ、無視されなくなると言うシスコ。そこでチャイムが鳴り、マートク※4が入ってきた。シスコにお話があります、2人だけでという。よし、やってやると立ち上がろうとするノーグ。それを止め、今はよせというシスコ。よせよノーグ、行こうと言いジェイクはノーグを連れていった。カーデシアとの国境近くをパトロール中に、憂うべき通信を傍受したんですと言いパッドを手渡すマートク。マキの暗号だというシスコ。驚きました、マキはカーデシアとドミニオンに一掃されたとばかり思っていましたが、違ったようですという。解読できたのかと聞くシスコ。マートクが承認を押すと、そこに女性※5が映し出された。「マイケル※6、喜んでちょうだい。ミサイルは発射したわ、カーデシアに13日後に命中する予定よ、同志たちは生き返らないけど、あの世に土産を送ることはできるわ。」ミサイルは探知できたのかとの問いに、いいえ、でもはったりとは言いきれませんというマートク。今から数ヶ月前、クリンゴン最高評議会はカーデシアと戦うマキへの援助を決定し、クラス4の遮蔽※7装置を船の遮蔽に使用するという条件で30個貸したという。ミサイルにも使えるというシスコに、その通りですという。マキは以前トリコバルト爆弾※8を使用したことがある、生物兵器※9や反物質弾頭もだというシスコ。数百万人の死者が出ますというマートク。マキが追い込まれていたのはわかっていたが、このような手段に訴えるとは思って見なかったというシスコ。命中すれば、カーデシアは壊滅的な打撃を受けますというマートク。だがカーデシアはドミニオンの保護下にある、テロで数百万人の死者が出れば当然報復してくるのは明らかだ。ドミニオンが後押しするでしょう、惑星連邦に対して反撃してくる、わがクリンゴンにも、全アルファ宇宙域にもというマートク。我々全てを滅ぼす戦争が始まるとシスコは言った。

※1: squid

※2: Nog
DS9第119話 "Soldiers of the Empire" 「我らクリンゴン」以来の登場

※3: tube grubs
フェレンギの料理。DS9第118話 "Ferengi Love Songs" 「愛の値段」など

※4: マートック将軍 General Martok
同じく DS9 "Soldiers of the Empire" 以来の登場

※5: (Gretchen German)

※6: Michael
もちろん元連邦士官でマキのリーダー、マイケル・エディングトン (Michael Eddington) のこと。DS9第111話 "For the Uniform" 「エディングトンの逆襲」で逮捕されました

※7: class-4 cloak

※8: tricobalt explosive
エネルギー兵器。DS9第104話 "Trials and Tribble-ations" 「伝説の時空へ」など

※9: biogenic weapon
極めて有害な生物学的装備。DS9 "For the Uniform" より


・本編
司令室。戻ってきたダックスたちに報告を求めるシスコ。ワラの山の中から1本の針を探す状態ねというダックス。50時間かけてバッドランドを探索しましたが、ミサイルを見つけられませんでしたというウォーフ。それにしてもジェムハダーのパトロールをかわすのが大変だったとダックスはいう。プラズマサインを追ってきたんでしょうというオブライエン。遮蔽していたのに後を付けてきたのだ。ディファイアントのワープエンジンは強力で、バッドランドの星雲ガスをイオン化してしまうんですというオブライエン。森を歩くリゴリアンマストドン※10のようなものよ、たとえ姿が見えなくても通ったところの木の葉で動きでわかるというダックス。今は時間との競争だ、マキのいうことが本当なら、ミサイルが打ち込まれるまで後11日だ、早く位置を特定しなければというシスコ。情報がなければ探すにも範囲が広すぎますというウォーフに、情報提供者なら心当たりがあると言った。
宇宙基地※11。エディングトン※12が寝ている。起きろと声をかけるシスコ。きっとこれは夢だな、しかも悪夢ときたというエディングトン。そこは独房の中だ。悪夢というのには同感だ、君はちゃんと起きてるぞというシスコ。いつ来るかと思ってたんですよ、もっと前に来るかと思ったのにというエディングトン。忙しかったんだというシスコに、せっかく来たんだ、勝利の味をかみしめて下さいという。負けた私の顔を見て満足感に浸りに来たんでしょうというエディングトンに、そんなことはないというシスコ。遠慮なさらず、さあどうぞというエディングトン。私は艦隊を裏切ってマキに加わった、あなたは私を追いつめて捕らえ、ついに復讐を遂げたという。実を言うと話したかったのはそれだ、復讐さというシスコに、その話題は好きですよという。保安部員に命じて一時フォースフィールドを解除させ、パッドを投げ渡すシスコ。君にあてた通信のようだという。エディングトンはそれを操作し、あの女性からのメッセージを見るが途中で切った。最後まで聞かなくていいのかと聞くシスコに、なぜですか、私とは関係ありません、マイケルは平凡な名前だしという。しかし私は君のことだと思うというシスコ。エディングトンは違いますねといって再びベッドに横になった。ミサイルがカーデシアに命中すれば戦争が勃発する、何十億人もの犠牲者が出るぞというシスコ。涙を期待しているならとんだ見当違いだ、もう涙はドミニオンのマキ虐殺で枯れ果てたというエディングトン。あの時この独房で報告を聞いていました、あの3日間で私にとって大事な人や物は全て消えてしまったんですという。私も報告は聞いた、むごいことだというシスコ。御同情痛み入りますといって欲しいんですか、あなたはマキのために何もしなかったというエディングトン。私もあなたのためには何もしないといってため息をつく。君は制服を脱いだかもしれないが、今でも艦隊士官だというシスコ。連邦とドミニオンとの戦争を避けたいという気持ちは私と同じはずだという。気持ちなど関係ありません、既に発射されたミサイルを止めることは不可能ですとエディングトンは言う。遮蔽され自動的に飛行し無作為にコースを変更するという。見つけることはできないかもしれないが、だからといって止められないとは限らないというシスコ。必ず遠隔操作でミサイルを止める停止コードはプログラミングされているはずだという。操作するには打ち上げ基地からでなければできません、だが基地を見つけるのは無理だというエディングトン。コードもない、基地もわからない、これではどうしようもないですねという。運が尽きたというべきでしょうといい、また寝るエディングトン。シスコは笑い、いいのか、そうやって寝転がって何もしないでというが、それ以外することもないという。次のカウンセリングの時間を待つだけだ、あるいは次の精神鑑定、あるいは次の更正セミナーというエディングトン。私がそこから出してやろう、協力してくれたら釈放を掛合ってやろうとシスコは言った。いかにもあなたらしい言い草だ、運命を決めるのはさぞかし気分がいいでしょうというエディングトン。私のことはいい、それより自由が欲しくないかというシスコに、私はどこで何をするんですという。好きにすればいいさというシスコ。ではマキの仲間を生き返らせましょう、だがそれはできない、どんな人でも無理です、不可能だとエディングトンは言う。ならやりたいことはありません、ただ横になってジェムハダーがここを吹き飛ばすのを待ちましょう、私も一緒にねといった。
DS9の医療室。ベシアに治療機具を当てられ、痛いな、乱暴ですよと声を上げるクワーク。頭を怪我している。まだ何もしてないと言うベシアに、じゃあ早くやってくださいという。オドーとキラがやってきた。軟弱なやつだなというオドー。クワークに捕まえたかと聞かれ、捕まえた、というよりキラ少佐が捕まえてくださったというオドー。私は何もしてないのよ、神殿にこもって瞑想してたらいきなりモーンが裸で飛び込んできて泣き付くんだものと言うキラ。預言者たちに守ってもらいたいと。あいつが急に信仰に目覚めるなんて思えないなと言うベシア。同感です、どうしてモーンはいきなり信仰に目覚めたんだろうというオドー。何でそこで俺を見るんだ、被害者なんだ、椅子で殴られたんだというクワーク。なぜ殴られたのと聞くキラに、見当もつきませんという。よく考えてというキラ。騒ぎが起きる前にお前が話しかけていたという証言があるんだぞというオドー。クワークは話はした、客と会話するのがバーテンの仕事だという。それじゃ聞くけど、モーンと一体どんな話をしたのと尋ねるキラ。このステーションの軍関係者の間に、ちょっと緊張感が漂ってるなあといっただけですというクワーク。緊張感って言うのは嫌いでねという。お前が言ったのはそれだけかとオドーに聞かれ、それだけだよ、少し自分なりの解釈もしゃべったけどという。例えばどんなことだと聞くベシア。例えばそう、ドミニオンが惑星連邦に総攻撃をかけてくるのも時間の問題とか、そうなったらこのステーションが最初の攻撃目標になるだろうとか、というクワーク。無言でクワークを見るオドーとキラ。そう言えばこんなことも言ったかもしれない、助かる確率は万に一つもないだろうと、というクワーク。それでモーンはお前を椅子で殴り、もうおしまいだと叫んだ走り出したというわけかというオドー。ストレスに弱い人間もいるんだよなというクワーク。頭に当てた治療機具に、また痛いと声を上げる。そこへダックスからキラに連絡が入り、シスコからキラ宛てに通信が入っているという。すぐ行くわ、きっとジェムハダーの第1陣が向かったっていう報告よとクワークにいい、出て行くキラ。笑い、ブラックジョークだなというクワーク。ベシアにジョークですよねといい、また痛いと言った。動くなよと言うベシア。
これからバッドランドに向かい、打ち上げ基地を探してミサイルを停止させるという通信先のシスコ。そんな簡単そうに、ディファイアントを派遣しましょうかと聞くキラに、ディファイアントでは余計な注意を引いてしまうという。一人で乗り込むなんて危険ですというキラ。大丈夫だ、ちゃんと連れがいるというシスコ。その後ろには、手錠をつけられたエディングトンが座っていた。

※10: Ligorian mastodon

※11: 映画ST2 "The Wrath of Khan" 「カーンの逆襲」に登場したレギュラ1宇宙研究所 (Regula I Space Laboratory) と同型

※12: マイケル・エディントン Michael Eddington
(ケネス・マーシャル Kenneth Marshall) DS9 "For the Uniform" 以来の登場


ワープ航行を続けるシャトル。レプリケーターの食事をエディングトンに持ってくるシスコ。でもこの手は、というエディングトンに手がどうしたというシスコ。これだと食べにくいんですがというエディングトン。我慢しろというシスコ。エディングトンはフォークを使って食べる。レプリケーターナンバー103、チキンカレー※13ライス※14にニンジン※15のグラッセですねと説明する。少なくともそういうことになってる、しかし実際は合成されたタンパク質分子と植物性炭水化物なんだというエディングトン。そんなにまずくないというシスコ。見かけはチキンでも、味は合成されたタンパク質分子ですよというエディングトンに、気に入らないなら食べるなという。去年の感謝祭、あなたは料理をごちそうしてくれましたね、水栽培であのタラゴン※16を育てるのに何ヶ月かかりましたと尋ねるエディングトン。シスコは食事を置いた。どの素材も本物でおいしかった、でも少しハーブをきかせすぎでしたとエディングトンは言う。君が料理評論家だとは知らなかったというシスコ。マキに入って初めてほんとの食べ物を食べたんです、初めて自分で野菜を作った、トウモロコシのあの甘さ、トマトを育てるのは難しいんですと話すエディングトン。雨ばかりでも日照りでも暑すぎでも寒すぎてもだめ、私のトマトはどうなったかなという。ほかの物と焼かれてしまったろうなといい、食べ残した食事を持って奥へ行くエディングトン。ミサイルを止めなければ多くのものが焼かれることになる、カーデシア以外での星でもなと言うシスコ。あきらめが悪いんですね、せっかく楽しく食べ物の話をしていたのにあなたが考えるのは任務のことだけだという戻ってきたエディングトン。協力はしません、私はもう死んだも同然です、これじゃと言い手錠を見せる。死人の割には良くしゃべるなというシスコ。なぜ私を連れてきたんですと聞くエディングトンに、任務を成功させるためには君が必要だからだという。一人でどうぞ、独房から引っ張り出された時に協力しないといったはずです、今も気持ちは変わりませんというエディングトン。だが戦争を回避するためだというシスコに、しかしマキを追いつめ個人的な恨みから私を捕らえたのはあなたでしょう、マキをそっと見守ることもできたはずだという。しかし機会あるごとにマキを付けねらった、そしてマキ虐殺を招いた、私はあなたには期待していましたというエディングトン。私だけじゃない、カル・ハドソン※17もですと言った。その名を聞いて振り返るシスコ。最近名前を聞かないでしょうといわれ、確かにそうだという。アカデミーでは友人だったそうでというエディングトンに、卒業してからもだというシスコ。マキに走るまではというエディングトン。艦隊の誓いを裏切った者とは付き合えないというシスコ。でも罪は償いました、聞いて喜んでください、カーデシアとの戦闘で殺されたんですとエディングトンは言った。目をつぶるシスコ。いい男だったのにという。彼もそう言っていました、あなたの考えは間違いだが許すと、というエディングトン。でもあなたは許さなかった、誰も許さない、我々が艦隊や惑星連邦を裏切ったからじゃないという。あなたを裏切ったからだ、それが真相でしょう、あなたのエゴだ、ベンジャミン・シスコに逆らう者は誰も許さないというエディングトン。本当にそう思っているのかと聞くシスコに、本当でしょう、連邦にとってマキなど脅威ではありません、だがあなたにはマキは自分の経歴に傷を付ける存在だったという。提督を狙うには一つの汚点も避けたいですからねというエディングトン。マキの全滅は私のせいだというのか、いいだろう、いつも私を責め艦隊を責め連邦を責めるが、自分だけは責めないんだなというシスコ。私の指揮の下でマキは大勝利を得ましたというエディングトン。それが御自慢か、君の栄光の瞬間だな、マイケル・エディングトン、艦隊の制服を脱いで英雄となる、栄光ある大義のため軍を率いるのが君の望みなんだというシスコ。だが結果を見てみろ、仲間を墓場に送っただけだという。それは刑務所に入れられて肝心な時に私がいなかったからだというエディングトン。いや君は戦えば勝てるという考えをみんなに植え付けた、和平協定に従っていれば新しい生活が開けたのにというシスコ。エディングトンはカーデシアに勝ったというと、だがカーデシアをドミニオンに走らせた、物語は終わりだという。マキの生き残りは愚かにも、カーデシアへ向けて無意味な殺戮ミサイルを発射してしまったとシスコは言う。勝利がだめならせめて復讐だけでも遂げたいですからねというエディングトン。シスコは大きく笑い、それが君の望みか、連邦史上最悪の戦争を引き起こした人間として、歴史に残りたいのかという。嬉しくない伝説ですが構いませんよというエディングトン。本気かと聞くシスコ。エディングトンは何も答えなかった。
クワークの店。クリンゴンたちが頭突きをし合っている。だめだ、気合が足りん、もっとしっかりぶつかれというマートク。再び頭突きを始めるのを見て満足し、ブラッドワインを求める。その様子を見ながら、誰が何といおうとあれは痛いよなというジェイク。今65デシベル※18だ、うるさいが限度を超えてはいないというノーグ。何を企んでると聞くジェイクに、70デシベルを越えれば違法な騒音なんだという。独房へとお入り願うというノーグ。マートク将軍を治安妨害で逮捕するつもりかと聞くジェイク。そうだよというノーグ。ジェイクがせめて応援を呼んでおいた方がいいと言うと、お父さんも言ってただろ、鍵は一人で正面から対決することだってというノーグ。マートクたちは笑っている。僕ならそこまでプライドにはこだわらないなというジェイク。やったぞ、70デシベルだ、逮捕してやると笑うノーグ。だがその勢いで、椅子に座ったまま仰向けに倒れてしまった。一層クリンゴン人から笑いが起こる。平気かと聞くジェイク。まあな、みんながいなくなったら教えてくれというノーグ。何でと聞くジェイクに、奴らの前で起き上がったりできるかと言った。
シャトルはバッドランドに到着した。寝ていたエディングトンを起こすシスコ。着いたんですかと聞くエディングトンに、どこへと尋ねる。それが問題ですよねというエディングトン。見せたいものがある、ちょっと来てくれとシスコはいうが、遠慮しますという。勝手にしろ、何でもないんだ、バッドランドではセンサーはそれほどあてにはできんというシスコ。だが私の見たところ、ジェムハダーの戦艦が2隻追跡してくるという。確かにジェムハダーの戦艦です、こりゃ大変だというエディングトン。余裕だな、接近してきたというシスコ。現在距離1AU※19、距離0.9AU。君はジェムハダーに吹き飛ばされたいといっていたな、願いが叶えられそうだというシスコ。いえ、大佐の腕なら切り抜けられますというエディングトン。私は無理だ、バッドランドには詳しくないからなというシスコ。そしてエディングトンの手錠を外した。君がやれといい、奥へ行くシスコ。どこへ行くんですと聞くエディングトンに、ラクタジーノを飲むという。こんな時にというエディングトン。シスコは喉が渇いたんでねといい、レプリケーターにラクタジーノを注文した。冗談じゃない、敵は真上ですよというエディングトン。レプリケーターをけなしていたが、クリンゴンのコーヒーだけは実にうまいというシスコ。エディングトンはスキャンされているという。射程距離に入ってくるのももうすぐだというシスコ。その手には乗りません、絶対操縦はしませんからねというエディングトンに、お好きなようにという。心中するつもりですかと尋ねるエディングトン。死にたいといったのを本当かどうか確かめたかった、賭けた、君は死ぬ気はないねというシスコ。全アルファ宇宙域が壊滅する戦争を引き起こすのを黙って見過ごすとは思えないという。思い切った賭けですねというエディングトンに、そうは思わないという。距離0.7AU。エディングトンは操縦席に座り、操作した。急激に移動するシャトル。振り切れそうかとシスコに聞かれ、プラズマフィラメントに沿ったコースを設定しました、多分ワープサインを消せると思うというエディングトン。さすがだというシスコ。後はあなたがお願いしますというエディングトンに、私はやめておくという。この際はっきり言っておきましょう、発射基地でミサイルを停止するのはお手伝いします、しかしご一緒するのはそこで終わりですというエディングトン。いつでも戦いなら受けて立つというシスコ。戦わなくても済むように、あなたを殺しますとエディングトンは言った。

※13: curried chicken

※14: rice

※15: carrot

※16: エストラゴン tarragon
「植物」と訳されています

※17: カルヴィン・ハドソン Calvin Hudson
マキについて初めて触れられた DS9第40・41話 "The Maquis, Part I and II" 「戦争回避(前)(後)」に登場

※18: decibel
音量の単位。ベル (B) の 10分の1

※19: 天文単位
Astronomical Unit の略。地球から太陽の距離に相当し、約1億5000万キロメートル。映画TMP "The Motion Picture" 「スター・トレック」など


私がマキに走った時、ステーションに残した物はどうなってますかと尋ねるエディングトン。私物は全て倉庫に保管してあると思うというシスコ。古い地球のコインがなかったですか、鳥が彫ってあるというエディングトン。アビ※20という鳥で、私のお守りで代々我が家に伝わる古いカナダのコインだという。多分金庫保管室に保管されてるだろう、ほかの物と一緒になというシスコ。だといいな、なくなったらがっかりですというエディングトン。なくなった方がいいものもあるというシスコ。
ジェムハダーの戦闘機が2隻、追いかけてきた。嘘だ、追ってこられるはずはないのにというエディングトン。何か方法があるんだ、振り切れるかと聞くシスコ。ワープサインを消してもだめだとなると、というエディングトン。マキならちゃんと打つ手があるだろうというシスコに、奥の手があるという。距離は0.5AUだ。方法があるならいえ、何でも構わんというシスコ。エディングトンはインパルスの流出を調整して変更するんですという。エンジンを止めたら捕まってしまうというシスコに、誰がエンジンを止めると言いましたという。エンジンを動かしたままでインパルスの流出を変えるだと、一つでも間違えば目の前で爆発が起きるというシスコ。あなたの目の前でね、私は操縦しますというエディングトン。インパルスの流出を利用して、プラズマフィールドを爆発させるという。敵が爆発を逃れられても衝撃波がこちらのイオンサインを消してくれる、0.4AUですよ、さあ急がないと、というエディングトン。わかったが船を揺らさないでくれよ、まだ死にたくないからなというシスコ。ベストを尽くしますというエディングトン。シスコは奥に行き、エディングトンは微笑んだ。
ジェフリーズチューブに道具を持って入るシスコ。パネルにアクセスしようとすると、コンピューターの警告が流れる。「エンジンを作動したまま、インパルスフローインギュレーター※21にアクセスするのはお勧めできません。」わかってるというシスコ。安全装置を解除せよ、承認コードシスコA471と命じた。承認コード確認、安全装置を解除。シスコが線を外したその時、大きく船が揺れた。どうしたエディングトン、船を揺らすなといったろと伝えるシスコ。ガスポケットに入ってしまったんですというエディングトンに、次は気を付けろという。作業を続けるシスコ。しかしまた船が揺れる。大丈夫ですかというエディングトンの通信に、がっかりしたかというシスコ。聞いただけです、申し訳ないですが急いでもらえませんか、ちょっとまずい状況なんですというエディングトン。言われなくてもよくわかってるというシスコ。再び大きく揺れる。敵が攻撃してきたのだ。配線完了。エディングトンがボタンを押すと、インパルスが流出された。連鎖反応的にプラズマフィールドに爆発が起こる。大きな揺れでチューブ内を転がるシスコ。ジェムハダーの船は衝撃波に飛ばされていった。危ないところでした、敵の気配はなくなった、どうやら振り切ったようですよというエディングトン。だがシスコの返事はない。コンピューターにシスコの位置を尋ねるが、内部センサーは作動していない。全くもうとつぶやくエディングトン。いきなりそこへ戻ってきたシスコが、エディングトンを壁に押し付けた。船をゆらすなといっておいただろうがと怒るシスコ。生きてたのか、嬉しい驚きだなというエディングトンに、だろうな、発射基地へ向かうんだとまた操縦席に座らせる。シスコの頭は怪我していた。
プロムナード※22。僕が女の子を部屋に連れてきているってわかっている時は、帰る前に連絡を入れろというジェイク。話だけだろというノーグに、それ以上かもよという。隠したって無駄だ、いつも話だけで終わりだろというノーグ。下品な推測はやめろというジェイクに、普通の推測とどう違うという。とにかく部屋に帰る前には連絡しろよというジェイク。ノーグはわかった、お前もそうしろという。でもお前はデートすらしてないだろ、ホロスイートは別だけどというジェイクに、どっちが下品な推測だというノーグ。マートクたちクリンゴンの声が聞こえてきた。2階を見上げると、3人で笑っている。これが信じられるか、俺たちの思い出の場所にたむろしていると言い出すノーグ。眺めがいいからなというジェイクに、わかってるのか、奴らは僕の場所だと知った上で、侮辱するためにやっているんだという。2階へ登るノーグ。それを追いかけ、考え過ぎじゃないかと思うけどなというジェイク。馬鹿にされて黙ってられるか、下がってろよ、巻き込まれるなというノーグ。
笑っているマートクに話しかけるノーグ。すぐどいて下さいというノーグに、どくどかないはこっちの勝手だというマートク。ステーション規則8の2の7のB、ステーション内でたむろすることは厳しく禁止されていますというノーグ。立ち去らなければ将軍を逮捕させて頂きますといった。お前は勇敢なのか、それとも単に馬鹿なだけかと聞くマートク。その両方だと思いますがというノーグ。マートクは笑い、確かに体の大きさと勇敢さとは関係ないという。だがあまり図に乗るなよという。そして「キー・ガッシュ※23」と部下にいい、歩いて行った。ノーグ、すごいじゃないかというジェイク。クリンゴンめ、僕だってやればできるんだぞとノーグは笑った。自信満々に歩いて行くノーグ。
シャトルはバッドランドの、ある惑星に真っ直ぐ進んでいく。あの星がアソス4※24です、いつも濃い霧に閉ざされている、石だらけの惑星ですというエディングトン。隠れ基地を作るには格好の場所だというシスコに、そうでしょうという。センサーには何も出ないがというシスコ。だからこの星にしたんです、干渉が多くてセンサーが使えないから、もうすぐですというエディングトン。それなら転送機も使えないだろうというシスコに、発射基地の近くに発着場がありますという。着陸する。
霧の中を降下するシャトル。2人はライトを持ち、暗い洞窟の中を進んでいる。まだかと聞くシスコに、もう数キロです、後はこのトンネルを行くだけですというエディングトン。人工のトンネルだなというシスコ。そうです、私も掘ったんですというエディングトン。
井戸から登ってきたが、そこも霧で周りの様子がわからない。どこなんだというシスコ。方角を確かめますから待ってくださいというエディングトン。だが物音が聞こえてきた。その方向の霧の中には、ジェムハダーの影があった。

※20: loon

※21: impulse flow regulator

※22: ベンザイト人 (ベンゼナイト人、Benzites、Benzenites) が一瞬映ります。DS9第100話 "The Ship" 「神の船」など

※23: khi-GOSH
クリンゴン語で "Let's go."。「さあ行こう」と訳されています

※24: Athos IV


2人に気づいたジェムハダーが発砲してきた。すぐに近くの樽に隠れ、シスコはフェイザーで応戦する。この樽はディリディウムだ、しばらく食い止められる、ジェムハダーには見つかっていないといったろというシスコ。そう思ってたんですが予想外でした、でもこの霧です、敵味方の判別がつきにくいのを利用しましょうというエディングトン。危険過ぎるというシスコに、そういう態度ではマキじゃ生きていけませんよという。私が心配なのは君だ、ミサイルを止められるのは君だけなんだというシスコ。フェイザーを渡し、私が回り込んでおとりになる、君は背後から敵を襲うんだという。2メートル先しか見えませんから間違えるかもしれませんよというエディングトン。近くにあったパイプを手に取り、これを目印にしろというシスコ。ジェムハダー相手にパイプで闘うなんて、そりゃ名案だなというエディングトン。文句を言うなというシスコ。私を襲わないで下さいねというエディングトンに気を付けるよといい、シスコは進んで行った。
2人のジェムハダーがいる。パイプを鳴らす音が聞こえてきた。そちらへ向かう。だが後ろから現れたシスコに1人はすぐに殴り倒された。もう1人と取っ組み合いになるシスコ。パイプを落としてしまう。起き上がったジェムハダーを、エディングトンがフェイザーで撃つ。エディングトンはシスコと組み合うもう1人を狙うが、霧でどちらを撃てばいいのかわからない。そのうちシスコは倒され、ジェムハダーに銃を向けられてしまった。その時エディングトンはジェムハダーを撃った。銃を奪うシスコ。視力がいいじゃないかとエディングトンに言う。いえただ片方が倒れるのを待って、立っていた方を撃っただけですというエディングトン。憎らしいことをいってくれるなというシスコ。死体は井戸に落としてしまいましょう、そうすれば敵は我々でなく2人を探すかもしれないというエディングトン。死体を運ぶ2人。
死体を井戸に落とした。2、3分もすればジェムハダーは異変を嗅ぎ付けるだろう、早くミサイル発射基地に案内しろというシスコ。エディングトンは方向を示した。確かかというシスコに、もちろんという。
銃を構えて進む2人。もうじきですというエディングトン。シスコは待てと言った。近くに人間の死体があったのだ。ヴァンス※25というエディングトン。知ってるのかというシスコに、パイロットです、友人でしたという。もっといるぞというシスコ。奥には数人、いや十数人もの死体が転がっていた。こんなはずじゃなかった、勝つのは我々で、崩壊するのはカーデシアのはずだったのにというエディングトン。マキの植民地はまとまって独立国家を宣言するはずだったという。しっかりするんだ、嘆いている暇はないというシスコ。もう終わりですというエディングトンに、ミサイルを止める仕事が残っているという。こんな時でも任務ですかというエディングトン。彼らを蘇らせることはできない、だがミサイルを止めなければ大勢の死者が出るというシスコ。私の責任だ、指導者としてみんなを裏切ってしまった、守ってやれなかったと嘆くエディングトン。君だけの責任じゃない、ほかに道があったのかも知れないが今はわからないというシスコ。答えが出るまでは長い時間がかかるだろうという。とにかく今は任務の遂行だといい、立ちあがるシスコ。エディングトンは銃を向け、あなたを殺して気が晴れるならどんなにいいでしょうという。でもまたの機会にしておきますよといい、歩き出した。
ここですというエディングトンに、ほんとかと聞くシスコ。今更疑うんですか、早く行きましょうというエディングトン。だがシスコは待てと言い、銃を一斉発射した。隠れていたジェムハダーが次々と倒れる。気がついてくれて助かりましたというエディングトン。
エディングトンは扉の前に立ち、ロックを解除し始めた。シスコは銃で撃とうとするが、装置に当たるとまずいからと止めるエディングトン。そして扉が開いた。その中には、敵から隠れていた人々、そしてあの通信の女性がいた。マイケル、あなたが来るのを待ってたわという女性。駆け寄り、これでも急いできたんだというエディングトン。そしてシスコに、レベッカ・サリヴァン※26をご紹介しましょう、妻ですといった。

※25: Vance

※26: Rebecca Sullivan
「サリヴァン」は訳出されていません


さあ脱出するぞ、発着場にシャトルが隠してあるというエディングトン。トンネルと古い洞を抜けていくんだ、みんな固まれ、霧の中で迷わないようにしろといいサリヴァンに銃を渡す。ちょっと待て、ミサイルを止めるのはどうするというシスコ。よく見てください、これが発射基地に見えますというエディングトンに、本当のことを言えという。ミサイルなんかなかったんです、カーデシアに向けて発射したというのもすべて嘘なんです、マイケルを刑務所から救うためのというサリヴァン。シスコはエディングトンの首元をつかんだ。ここはマキのアジトだったんです、頼みます、みんなを逃がすのを手伝ってくださいというエディングトン。もし私が君を連れてこなければどうしたんだというシスコ。自分から行くと言いましたよというエディングトン。笑ってください、あなたが心配していた戦争は起こらないんですから、ドミニオンは来ませんよという。シスコは確かにそうだな、元気が出てきたよと笑う。だがやはり許せないね、嘘をつかれるのはといい、エディングトンを殴った。あなたが喧嘩を売るなら喜んで買いますよといい立ち上がるエディングトン。だがサリヴァンは止め、今そんな暇はないという。後で続きをやりましょうというエディングトン。みんなマイケルの言った通り、はぐれないでねというサリヴァン。
霧の中を進む一行。何で言わなかった、最初からジェムハダーがいると知っていれば応援を連れてきたのにというシスコ。ジェムハダーは予想外でした、ここは誰も知らないはずだったのにというエディングトン。
部下に命じて先に進ませるエディングトン。3日前に現れたの、抵抗したけどというサリヴァン。知ってる、死体を見たというエディングトン。一瞬君もというと、私もだめだと思った、幹部は殺さなかった、カーデシア政府への贈り物にする気だったみたいよというサリヴァン。結局は連邦の刑務所行きねという。いや刑務所へは行かない、僕が何とかするというエディングトン。今はここから脱出することだけを集中しろ、先のことは後で心配しろというシスコ。心配はしてませんよ、今度こそは刑務所には戻りませんからというエディングトン。君もあきらめが悪い男だなというシスコに当たりですという。。さらに進むが、一番後ろを歩いていた者が撃たれた。ジェムハダーが追ってくる。逃げろというシスコ。
急げ、何があっても止まらずにシャトルまで進むんだというエディングトン。敵に応戦する。君もだよとサリヴァンに言う。いいえ、一緒にいるわというサリヴァン。エディングトンはサリヴァンと口付けをし、後からすぐに行く、さあ行くんだといった。離れるサリヴァン。いつ結婚したんだと聞くシスコに、あなたに逮捕される2週間前ですかねというエディングトン。短いハネムーンだなというシスコ。ジェムハダーは次々に発砲してくる。今のうちに撤退した方がいいと言うシスコ。今度ばかりは異論はありませんよというエディングトン。奥へ下がる2人。しかしエディングトンが腹に銃を食らってしまった。それをかばうようにするシスコ。シャトルへ行ってくださいというエディングトン。君はどうするというシスコに、私は足手まといになるだけだ、みんなをお願いしますという。君を置いていくわけには行かないというシスコ。早くというエディングトン。君は融通が利かなくて頑固でというシスコ。任務から戻るのは一人だと思っていましたというエディングトン。シスコは先へ進んだ。ジェムハダーを撃つエディングトン。
マイケルはどこと聞くサリヴァンに、彼は来ないという。どういうことなのといい戻ろうとするサリヴァンを止め、シャトルへ急ごうというシスコ。洞窟を進んでいく。
よし、クレイショ、ユーエン、左へ回り込め、後ろから襲うんだというエディングトン。スタイルズ、ドミトルス、右を守ってくれという。痛みに声を上げる。何だか歌を歌いたくなってきたな、でも何も思いつかないと言う。何かいい歌はないか、元気が出る歌はというエディングトン。ジェムハダーはすぐそこまで来た。残念だといい敵の前に出るエディングトン。一斉に銃の攻撃を受ける。そして倒れ、レベッカといい息を引き取った。
惑星を脱出するシャトル。治療を受けている者がいる。サリヴァンは何も言わずにシスコの横に座っていた。
DS9、プロムナード。ノーグがキラを呼び、イヤリングを渡した。どこにあったのと聞くキラ。コンジット33のAです、きっとディフレクターグリッドの検査の時落としたでしょうというノーグ。あんな狭いところを這いずり回って探してくれたの、ありがとうというキラ。仕事ですからというノーグに、優秀ねというキラ。どういたしましてというノーグ。ターボリフトの前に来た時、降りてきたマートク。候補生、将軍と言葉を交わす。よし、いいぞというノーグ。今のはどういうことなのと聞くキラに、認められたんですとノーグはいった。
エディングトンはとても複雑な男だったわというダックス。私に言わせればあれ以上は望めないっていう死に方だったわよ、エディングトンにとってはねという。ロマンチストだから本望でしょう、失われた大義を守り抜くために栄光ある死を遂げたんですもんねというダックス。彼は信念を貫いて死んだ、裏切り者だと思ったがあれほど信念に忠実な男は滅多にいないというシスコ。最期までマキとして死んだという。今度の事件でマキは終わりなのかしらというダックス。わからんぞ、もしかしたらどこかに潜んで、ドミニオンへの復讐の時を待っているかもというシスコ。それを期待してるみたいねというダックスに、失われた大義というものはなかなかいいものだという。きっとエディングトンとあなたは思ったより似た者同士なのよというダックス。かもなというシスコに微笑み、おやすみなさい、ゆっくり休んでと言い部屋を出て行く。シスコは窓際に立ち、星空を眺めた。※27

※27: エクセルシオール級、イェーガー級の船が見えます。なお以前海外のサイトではイェーガー級となっていると紹介したこの船は、DS9テクニカルマニュアルではイントレピッド級宇宙艦変形 (Intrepid-class Starship Variant) とされています。イントレピッド級はもちろん、U.S.S.ヴォイジャーのクラスです

・感想
"For the Uniform" の続編にあたるマキについてのエピソードでした。恐らくこれでひとまず終わりとなるでしょう。以前逮捕されたエディングトンと、彼とのことになると人が変わったようになるシスコ、2人は協力して宇宙の戦闘からから白兵戦、銃撃戦まで行います。マキのエピソードは大抵そうですが、終始緊迫した雰囲気に見ている方も引き込まれますね。
軽目のサブストーリーはクリンゴン(マートク)とノーグの関係。これから活躍するであろうノーグにはがんばってもらいたいところです。


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