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階級早見表


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TOS123TMPST2ST3ST4ST5ST6STGTNG
カーク大佐提督※2最後に
大佐へ
降格
スポック中佐大佐
マッコイ少佐中佐提督
スコット少佐中佐中佐→(大佐)→中佐※6大佐
スールー大尉※1少佐?中佐大佐
ウフーラ大尉※1少佐中佐
チェコフ少尉大尉※1中佐


TNG1234567STGSTFCSTI
ピカード大佐
ライカー中佐
クラッシャー中佐
トロイ少佐第168話で
中佐に
昇進
データ少佐※8
ラフォージ中尉大尉少佐
ウォーフ中尉大尉冒頭で
少佐に
昇進
ウェスリー第6話で
代理少尉
第72話の後
少尉に
昇進
第83話の後
候補生
ヤー大尉
ポラスキー中佐
オブライエン※3少尉大尉少尉
(准尉)


DS91234567
シスコ中佐第72話で
大佐に
昇進
キラ少佐中佐※4
ダックス大尉少佐
ベシア中尉大尉
ウォーフ少佐
オブライエン※3少尉
(准尉)
CPO
Ezri少尉
第153話で
中尉に
昇進
ノーグ第79話の後
候補生
第129話で
少尉に
昇進
第176話で
中尉に
昇進


VOY123456
ジェインウェイ大佐
チャコティ少佐
トゥヴォック大尉※5第73話で
少佐に
昇進※7
パリス中尉※5第103話で
少尉に
降格
第146話で
中尉に
復帰
トレス中尉※5
キム少尉

話数の確認はエピソードリストでどうぞ (TNGDS9VOY)

※0: 基本的に袖章・階級章を元に作成しました。全てのエピソードを確認したわけではないので、間違いがあればご指摘ください

※1: TOS・TMPにおいては、「"lieutenant" の袖章は実線 1本」となっているため、中尉 (lieutenant junior grade) の階級がないか、もしくは中尉と大尉がどちらも同じ袖章になっていると思われます。ここでは大尉に統一しています
(99/5/30 追記) このほど初めて中尉の袖章 (破線 1本) がきちんといたことを発見。第3話 "The Naked Time" 「魔の宇宙病」のジョー・トーモレン中尉です。よってスールーやウフーラは、やはり大尉ということになります。

※2: 実際に指揮している時は大佐の袖章になっています。なお、ST2以降の正式な階級は階級章によると「大将」です
(00/07/15 追記) メールで情報を頂きました。TMP でのカークの正式な階級は少将です。

※3: さて問題のオブライエンの階級ですが…。まずは事実を。 TNG第6シーズンから少尉に格下げされたのは、TNG第128話 "Realm of Fear" 「プラズマ放電の謎」で製作の都合上バークレイ中尉より下の階級にする必要があった、また以前から CPO にしようという動きがあったからだそうです (事実第76話 "Family" 「戦士の休息」でセルゲイ・ローチェンコがそのように言及しています)。また少尉といってもの階級章であること、DS9でノーグがアカデミーを出ると上官になるという言及があることから (オブライエンはアカデミーを出ていないため)、正確には少尉より下の「准尉」とでもいうべきでしょう。エンサイクロペディアではは Chief Warrant Officer=准尉とされています (DS9第57話 "Past Tense, Part I" 「2024年暴動の夜(前)」での "Ensign" との言及は、"Ensign Junior Grade" で准尉と考えて良いかも?)。そして最終的にDS9第4シーズンで専用の階級章となり、"Chief Petty Officer" に落ち着きます (通常、訳は一応「曹長」とか「一等兵曹」などになるようですが、宇宙艦隊は軍隊ではないですし、この場合うまい訳とは言えませんね)。

(01/03/15 追記) TNGでは一見降格にも思える階級章の変更ですが、これは次のように説明をつけられると思います。
※4: 宇宙艦隊が現在の米海軍を踏襲しているのに対し、ベイジョー軍部 (Bajoran militia) では、現在の米陸軍と同じ階級呼称になっているようです。キラは第7シーズンで少佐 (major) から "colonel" に昇進しましたが、これはそのままの意にとると「大佐」になります。考えつく理由としては…
  1. 大佐説: 長年の功績により 2段階特進した
  2. 中佐説: 本来の中佐は "lieutenant colonel" だが、宇宙艦隊の少佐 (lieutenant commander) を通常 "Commander" と呼ぶように略している (ただし lieutenant colonel との表記は一切ないようです)
  3. 特殊説: もともとベイジョー軍部では major の次は colonel であり、現在の米陸軍とは似ているが無関係。実際エンサイクロペディアによると major までの階級は ensign → lieutenant j.g. → lieutenant → captain → major となっており、米陸軍とはかなり違っています
ただ日本語にすると、やはり「大佐」になるでしょうか

(02/05/15 追記) 吹き替えでは「中佐」となりました。少佐からの順番、およびシスコとの兼ね合いを考えてだと思われます

参考:
米海軍=宇宙艦隊呼称米陸軍
Fleet Admiral通常は
提督
(Admiral)
と呼称
元帥General of the Army通常は
将軍
(General)
と呼称
Admiral大将General
Vice Admiral中将Lieutenant General
Rear Admiral少将Major General
Commodore准将Brigadier General
Captain大佐Colonel
Commander中佐Lieutenant Colonel
Lieutenant Commander少佐Major
Lieutenant大尉Captain
Lieutenant Junior Grade中尉First Lieutenant
Ensign少尉Second Lieutenant

※5: ヴォイジャーのトゥヴォック、パリス、トレスの 3人は、第1シーズン途中まではトゥヴォックは少佐、パリスたちは大尉の階級章をつけていますが、第13話 "Cathexis" 「幽体離脱」の途中から表の通りに「降格」されます (同エピソード内ではどちらも使われています)。
ですが、初めからトゥヴォックは "Lieutenant" と呼ばれていたこと、いきなりパリスが大尉になっていたのは妙なことから考えて、本来の階級章にしたと考えるのが良いかも知れません。ただ、第3話でトレスは機関部長になって、中尉から大尉に昇格したはずなんですが……。またチャコティは意外なことに少佐の階級章です。

※6: メールでご指摘を頂き、このように訂正しました。スコットはエクセルシオールに機関大佐として乗船しましたが、すぐに降りたことなどから括弧つきにしてあります。ST4 "The Voyage Home" 「故郷への長い道」の最後のシーンでは中佐になっていますので、エンタープライズでは中佐のままなんでしょう。とはいっても ST3 "The Search for Spock" 「ミスター・スポックを探せ!」途中から連邦の管理下を離れていますので、いつから中佐かという明確な境は決められませんが… (よって 3と4をまとめています)。

※7: メールでご指摘を頂き、このように訂正しました。ありがとうございました。考えてみれば大尉じゃ低すぎますよね…。

※8: (99/06/22追記) メールで「名誉少佐」とのご指摘を頂きました。確かにパイロット版 "Encounter at Farpoint" 「未知への飛翔」で、ライカーにそう言われるシーンがあります。ただ原語で "No, sir." と答えていることもあり (データが文意を誤解した可能性もありますが)、正確には不明です。引き続き情報をお待ちしております。
(99/10/13 追記) やはりデータは名誉少佐ではないようです。というのは、ライカーは「名目上の少佐なのか」ということを尋ねており、それに対してデータが「アカデミーを卒業した」と答えているからです。この訳は TNG第48話 "Shades of Grey" 「悪夢の果てに」のライカーの夢 (回想) でのもので、後から訳されたパイロット版より的確な訳になっているのが皮肉なところですね。

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