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トランプコレクションについて
あるいは、「いかにして集めるか」という問題・・・コレクターへの道
今は亡き父の仕事の関係から、子供のころから飛行機、それも旅客機が好きでした。父の海外みやげは、必ず航空会社のトランプでした。
ものごころもつき、自分自身でも旅行するようになった今では、自分で集めています。また、友人・知人が海外旅行するときも、みやげにはトランプをお願いするほどです。

では、どうしたら収集できるかについて、少しお話ししましょう。
当たり前のことですが、まず飛行機に乗らなくてはなりません。トランプは航空会社が宣伝の一環として作成しているのですから、よほどの事がない限り、ただでくれることはありません。
元来の目的は、長時間のフライト中に乗客の退屈しのぎのために、サービスとして積んでいるのです。ですから、とにかく飛行機に、それも海外便等の長時間フライトする航路に乗らなくてはなりません。
離陸し、禁煙・シートベルト着用のサインが消えると、スチュワーデスが飲み物を配りはじめます。ここであせってはいけません。いきなり「トランプください」と言うのは避けるべきです。彼女達にしてみれば、あなたが政府要人や売れっ子の芸能人でもない限り、大勢いる乗客のひとりにすぎません。忙しい最中に面倒な要求をするいやな客という印象を与えてしまいます。
飛行機が安定飛行にうつり、落ちついたころを見計らって、「トランプは積んでますか?」と尋ねます。積んでいれば、あなたの手には1組のトランプが出現します。これを往復でやれば2組。更に、経由地で乗務員の交代があれば、もう何組か手に入れることができるでしょう。
しかしながら、世の中には予期しないことが多々あります。不幸にして、あなたの乗った便にトランプが積んでいなかった、などという事態も十分考えられます。そんなときには、帰ってから航空会社に手紙を書きます。
拝啓
先日、貴社の便を利用いたしました。(日付と便名)
(適当なほめ言葉と少しのあら探し)
さて、その便でトランプをお願いしましたところ、積んでいないという返事をもらいました。
私は、航空会社のトランプを集めています。どうか、2組お送りくださいますよう、お願いします。
さて、しばらくすると、飛行中の最大の楽しみ"食事"が運ばれてきます。そこであなたは、「ナイフやフォークが欲しい」と考えるでしょう。
ここで、先程の「好印象を与えた」ことが効果をあらわします。スチュワーデスに、「食器を記念に持って帰りたい」と頼むのです。たいていの場合、彼女達はにっこりして「どうぞ」と言ってくれます。
これであなたは、堂々と食器を持って帰ることができます。

あなたのフライトが楽しいものでありますように。

航空会社
アジア
日本航空 (Japan Air Lines) 日本
全日本空輸 (All Nippon Airways)
中華航空 (China Airlines) 中華民国
シンガポール航空 (Singapore Airlines) シンガポール
キャセイ・パシフィック航空 (Cathay Pacific) 香港
ヨーロッパ
エールフランス (Air France) フランス
ルフトハンザ (Lufthansa) ドイツ
フィンランド航空 (Finnair) フィンランド
スイス航空 (Swissair) スイス
サベナ・ベルギー航空 (Sabena) ベルギー
KLMオランダ航空 (KLM) オランダ
オーストリア航空 (Austrian Airlines) オーストリア
英国航空 (British Airways) イギリス


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