WINDOWS95のインストールの仕方

注意:ハードディスクは、フォーマットして、アクティブにしてあるとします。

必要なもの MS-DOSの起動ディスク
必要なファイル
IO.SYS(これは、隠しファイルです。)
MSDOS.SYS(これは、隠しファイルです。)
COMMAND.COM
DRVSPACE.BIN
MSCDEX.EXE
CONFIG.SYS
AUTOEXEC.BAT
HIMEM.SYS
EMM386.EXE
BILING.SYS
JDISP.SYS
JKEYB.SYS
JKEYBRD.SYS
KKCFUNC.SYS
ANSI.SYS
CDROMのドライバディスク(SCSI接続の場合は、SCSIのドライバディスクも必要)
windows95のCD

起動用フロッピーディスク(a:)から起動させてインストールする方法

@ CDROM起動ディスクの作成

  1. まず、起動ディスクにAUTOEXEC.BATとCONFIG.SYSがあることを確認します。
    ない場合は、EDITなどを使って新規作成でそのファイルを作ってください。
    ファイルの中身は、書き込む必要ありません。

    • 例 a:\edit.exe
       テキストエディタを起動

  2. そして、CDROMのドライバディスクの内容すべてを起動ディスクにコピーします。
    容量が足らずにコピーできない場合は、
    ????CD.SYS(CDROMによって違う名前)などのようなCDROMドライバ
    だけをコピーしてください。それでもだめな場合はこちらで。
     
    • 例 CDROMのドライバディスクをいれ、
       a:\>copy a:\????CD.SYS c:\
       フロッピーディスク(a:)の????CD.SYSをハードディスク(c:)にコピー
       起動ディスクにいれかえて
       a:\>copy c:\????CD.SYS a:\
       ハードディスク(c:)にコピーした????CD.SYSを起動ディスクにコピー
      
  3. EDITなどのテキストエディタを使い
    CONFIG.SYSの内容に、DEVICE=a:\????CD.SYS /D:OEMCD001
    AUTOEXEC.BATの内容に、a:\MSCDEX.EXE /D:OEMCD001
    を加える。(/D:の後のデバイス名は、同じならなんでもよい。)

    • 例 私のCONFIG.SYSとAUOEXEC.BATの内容を載せます。
      CONFIG.SYSの内容
      device=a:\himem.sys
      device=a:\EMM386.EXE X=A000-C7FF
      devicehigh=a:\biling.sys
      rem devicehigh=a:\jfont.sys
      devicehigh=a:\jdisp.sys 
      devicehigh=a:\jkeyb.sys /106 C:\jkeybrd.sys
      devicehigh=a:\kkcfunc.sys
      devicehigh=a:\ansi.sys
      FILES=40
      DEVICE=a:\ATAPI_CD.SYS /S:2 /D:OEMCD001
      LASTDRIVE=z
      
      AUTOEXEC.BATの内容
      @ECHO OFF
      PROMPT $p$g
      a:\MSCDEX.EXE  /D:OEMCD001 /L:D
      

A WINDOWS95のSETUP

  1. @で作った起動ディスクを入れパソコンをフロッピーディスクから起動させる。

  2. 起動ディスクの中身をハードディスクに転送します。
    (このとき、ファイルを上書きしないようにしてください。)

    • 例 a:\>copy a:\*.* c:
      起動ディスク(a:)の中身すべてをハードディスク(c:)にすべてコピーする。

  3. WINDOWS95のCDの内容をハードディスク(c:)にすべてコピーする。
    (これをやらないとインストール後の再起動でCD内のデータを要求されたときに
    うまくSETUP出来ないことがある。)

    • 例 a:\>md c:\win95
       ハードディスク(c:)にwin95というディレクトリを作ります。
       a:\>copy d:\win95 c:\win95
       CDROM(d:)のWIN95内のすべてのファイルをハードディスク(c:)のwin95にコピー
       (これでもエラーがでる場合は、はじめに、指定されたドライブがCDROMでないことを確認する。
        CDROMの場合は、先に作ったハードディスク上のWINDOWS95のCDにアクセスするように
        設定してください。それでもだめな場合、要求されたファイルはいったディレクトリがない
        可能性があるので、それを上記のようにコピーしてください。それでまだ、だめな場合はこちら

  4. WINDOWS95のCDのSETUPを実行する。
    (このとき、メモリ不足と表示させる場合があるがそのときは、
    config.sysのFILESなどを減らしてを編集してメモりの空きを増やす。)


    •   a:\>d:
      d:\>SETUP.EXE
      windows95のCD(d:)のSETUP.EXEを実行します。

  5. このあとは、WINDOWS95インストーラーの指示に従ってください。

ハードディスク(c:)から起動させてインストールする方法

@ハードディスクからCDROMを起動できるようにします。

  1. まず、起動ディスクで起動してハードディスクにシステムを転送します。

    • 例 a:\>sys c:
      ハードディスク(c:)に、システムを転送します。

  2. 起動ディスクの中身をハードディスクに転送します。
    (起動ディスクにAUTOEXEC.BATとCONFIG.SYSがあることを確認します。
    ない場合は、EDITなどを使って新規作成でそのファイルを作ってください。
    ファイルの中身は、書き込む必要ありません。)

    • 例 a:\>copy a:\*.* c:
       この際、COMMAND.COMとDRVSPACE.BINは、上書きしないようにします。
      起動ディスク(a:)のルートの中身をすべて、ハードディスク(c:)にコピーします。

  3. 次に、CDROMのドライバをハードディスク(c:)に組み込みます。
    AドライブにCDROMのドライバディスクを入れその内容をハードディスクにコピーします。
    (CDROMのドライバディスクの付属にインストーラーを使ってもいいです。)

    • 例 a:\>copy a:\*.* c:
       フロッピーディスク(a:)のルートの内容をハードディスク(c:)にコピーします。

  4. EDITなどのテキストエディタを使ってCONFIG.SYSとAUTOEXEC.BATを書き換えます。
    (CDROMドライバディスクのインストーラーを使った場合は、書き換える必要はありません。)

    • 例として、私のCONFIG.SYSとAUTOEXEC.BATを載せます。

       CONFIG.SYSの内容
      device=C:\himem.sys
      device=C:\EMM386.EXE X=A000-C7FF
      devicehigh=C:\biling.sys
      rem devicehigh=C:\jfont.sys
      devicehigh=C:\jdisp.sys 
      devicehigh=C:\jkeyb.sys /106 C:\jkeybrd.sys
      devicehigh=C:\kkcfunc.sys
      devicehigh=C:\ansi.sys
      FILES=40
      DEVICE=c:\ATAPI_CD.SYS /S:2 /D:OEMCD001
      LASTDRIVE=z
      
       AUTOEXEC.BATの内容
      @ECHO OFF
      PROMPT $p$g
      c:\MSCDEX.EXE  /D:OEMCD001 /L:D
      

AWINDOWS95のSETUP

  1. ここで、起動ディスクを抜いて再起動してください。
    CDROMが認識されたらWINDOWS95のSETUPを実行します。
    (認識されない場合もう一度CONFIG.SYSとAUTOEXEC.BATを確認してください。)


    • c:\>d:
      d:\>SETUP
       WINDOWS95のCD(D:)のSETUPを実行する。

  2. このあとは、WINDOWS95インストーラーの指示に従ってください。

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