更新日 : 1998/8/16
メビウス戦記−もっとディスクを!−

2. セットアップ起動ディスクの修正

なぜ修正するのか...
作業は...


なぜ修正するのか...

「メビウスノート PC-A435、445、455 Windows 95再インストール説明書」によれば、少なくともPC-A435、445、455では、付属の「マイクロソフトウィンドウズ95 CD-ROM セットアップ起動ディスク」の中に入っているphdisk.exeは不都合があるらしく、「PC-A400シリーズ Windows 95モデル用 バックアップCD-ROM」に入っているphdisk.exeで更新するように指示されています。

これがPC-A445Hでも必要な作業なのかはわかりません。でも、いろいろな点でPC-A445HはPC-A445に準じて取り扱われることが多いようなので、ここでも万が一のことを考え、同じようにセットアップ起動ディスクの修正を行うことにしました。

作業は...

上述の資料では、付属の「マイクロソフトウィンドウズ95 CD-ROM セットアップ起動ディスク」を直接変更し、phdisk.exeを上書き更新するような作業手順が示されています。
しかしこれはちょっと恐かったので、私は以下のように写しを作り、そちらを更新するようにしました(手順には無駄なところがあるかもしれません)。なおMebius NoteはフロッピーディスクとCD-ROMの両方を扱えるよう両ドライブを接続しておきます。
  1. フロッピーディスクのフォーマット
    写しのセットアップ起動ディスクにするフロッピーディスクを、書き込み禁止スイッチを書き込み可能状態にしてから、フロッピーディスクドライブへ挿入します。次に[デスクトップ]画面の[マイ コンピュータ]を起動し、[3.5インチ FD(A:)]を選択、メニュー[ファイル]→[フォーマット...]で、[容量]の欄を[1.44MB(3.5インチ)]に指定してフロッピーディスクをフォーマットします。
  2. 起動ディスクの作成
    フロッピーディスクを抜かずに、画面左下、[スタート]→[設定]→[コントロールパネル]と起動し、さらにその中の[アプリケーションの追加と削除]を起動、そして[起動ディスク]のタグを選択し、[ディスクの作成...]ボタンを押して、写しとするフロッピーディスクをいったん起動ディスクとします。
  3. セットアップ起動ディスクの複写
    「マイクロソフトウィンドウズ95 CD-ROM セットアップ起動ディスク」を用意し、[デスクトップ]画面の[マイ コンピュータ]を起動し、[3.5インチ FD(A:)]を選択、メニュー[ファイル]→[ディスクのコピー...]で、正規のセットアップ起動ディスクの内容をまるまる先ほどのフロッピーディスクへコピーして、写しのセットアップ起動ディスクを作成します。
  4. phdisk.exeの更新
    フロッピーディスクドライブ(ドライブA)には上記で作成した写しのセットアップ起動ディスクを入れ、CD-ROMドライブ(ドライブR)には「PC-A400シリーズ (PC-A445H) Windows 95モデル用 バックアップCD-ROM」を入れます。
    「エクスプローラ」を用い、まずA:\phdisk.exeファイルの名前をphdiskBK.exeと変えることで、phdisk.exeの古い版を保存します。次に、やはり「エクスプローラ」を用いR:\uty_001\phdisk.exeを[A:\]フォルダにコピーすることで、新しい版のA:\phdisk.exeを作ります。
  5. 写しへの書き込みを禁止
    最後に、写しのセットアップ起動ディスクの書き込み禁止スイッチを、書き込み禁止状態にします。
以上で、phdisk.exeを更新したセットアップ起動ディスク(写し)ができました。



記載されている会社名または製品名などは、各社の商標または登録商標です。

トップページへ

連絡はこちらへ


(C) Copyright 1998 bobtail