早稲田 | VS | 日体大 | ||
17 | 3 | 前半 | 17 | 48 |
0 | TRY | 3 | ||
0 | GOAL | 1 | ||
1 | PG | 0 | ||
0 | DG | 0 | ||
14 | 後半 | 31 | ||
2 | TRY | 4 | ||
2 | GOAL | 4 | ||
0 | PG | 1 | ||
0 | DG | 0 |
時間 | 試合経過 | 得点 |
13分 | 日体は早稲田FB山崎のキックをキャッチしたFBがカウンター。自陣左サイドでラックを作り右に展開。2-14-13とボールを繋ぎ、早稲田FBとSHのタックルを交わし右中間にトライ。G成功。 | 0-7 |
20分 | 日体はG前まで攻め込まれたが、早稲田CTB福田から山崎へのラストパスをCTB佐藤がインターセプト。独走となって、早稲田陣に入ったところでフォローしたWTB鈴木にパス。そのまま鈴木が走りきり右中間にトライ。G失敗。 | 0-12 |
32分 | 早稲田、正面20mPG成功。(オフサイド) | 3-12 |
36分 | 日体は連続して攻め込まれながらも早稲田のノックオンを活かして逆襲。フォワード、バックスが一体となってボールを繋ぎ、最後はWTB荒木が早稲田WTB横井のタックルを振り切り右中間にトライ。G失敗。 | 3-17 |
HALF TIME ボール支配率は圧倒的に早稲田。しかし決め手がなく、日体大の厳しいディフェンスの前に肝心なところでミスを連発。日体は少ないチャンスを確実にトライに結びつけた。早稲田のタックルはお話にならないほどひどい。 後半早稲田はCTB高野に代わって山崎勇気、FB山崎弘樹に代わって長井を投入。 |
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10分 | 左ライン際へのパントを日体WTB荒木がキャッチ。早稲田の甘いタックルを交わしてしぶとくキープ。サポートして走りこんできたFL後藤にパス。そのまま突破すると簡単に中央まで回り込んでトライ。G成功。 | 3-24 |
13分 | 日体は左サイドでフォワードのタテ突進で大きくゲイン。最後は7-4とパスがつながり、中央まで回り込んでトライ。G成功。 | 3-31 |
15分 | 日体は早稲田陣左サイドでペナルティをもらうと素早いリスタート。FL後藤の大きな飛ばしパスを受けたWTB鈴木が独走。中央まで回り込んでトライ。日体、怒涛の3連続トライ。 | 3-38 |
26分 | 日体は早稲田陣左サイドでのスクラムから右オープン攻撃。FBがライン参加して大きくゲイン。一度ポイントを作った後フォローしたFL後藤が2、3人のタックルを簡単に振り切ってそのまま右中間にトライ。G成功。 | 3-45 |
35分 |
早稲田は日体ゴール正面でのペナルティから山崎勇気がチョン蹴りからそのまま持ち込んでゴール左にトライ。 早稲田ようやく初トライ。G成功。 | 10-45 |
37分 | 日体、中央15mPG成功。(デンジャラスタックル) | 10-48 |
39分 | 早稲田は日体陣22mライン内でのラックからCTB山崎勇気-FB長井-PR安藤とつないでトライ。G成功。 |
17-48 |
感想 『過ちて改めざる。これを過ちと言う』 (早稲田も・・・山崎勇気君も・・・) 筑波戦の健闘でやや光明が射したと思ったのも束の間、あっけなく元にもどった早稲田。アタックル(アタッキル)はもはや死語となってしまったのでしょうか? 日比野監督の復帰第一戦は屈辱的なまでの大敗になりました。 前半、かなりのボール支配率を維持しながら、一度ターンオーバーされると「あれよあれよ」という間にトライに結び付けられる始末。横流れだけのオープン攻撃。まるで決め事などないようなチームディフェンス。呆れるほどの脆弱なタックル。来るところまで来たか・・・という印象です。昨年の京産大戦の屈辱からいったい何を練習してきたのでしょう? 週刊誌事件が水を差したとは言え、お粗末すぎます。もう失うものなど何もありません。早稲田ラグビーの原点に立ち返ってラグビーに取り組んで欲しいと思います。 この試合で復帰した元主将山崎勇気選手。以前から目に付いていた危険なタックルがこの試合でも見られ、二度もペナルティを取られました。本人もコーチ陣もしっかりと自覚してほしいと思います。 一方の日体大。 今日の勝利はディフェンスの勝利。早稲田のお粗末なディフェンスに比べ、こちらは随所で唸るようなタックルを見せていました。7つのトライもカウンターを良くフォローしたもの。全員が良く走っていました。特にフランカーの後藤選手。後半全てのトライに絡んだ走りは立派でした。 アメリカ帰りのWTB鈴木選手もかなりやれそうです。 サイズもスピードもあり(ラグビーマガジンの選手紹介で《50m走8.6秒》というのは何かの間違いでしょうが・・・)、なによりディフェンスがしっかりしていることが日本国内だけで戦っている選手と違うところです。 これで対抗戦グループの順位が見えてきました。 つまり1位明治、2位慶応、3位、4位が筑波と日体、そして5位早稲田(明治、慶応にまず間違いなく連敗するので・・・)という風になるのでしょう。 9月末のシーズン展望で書いた通り、結局11月1日の慶応対明治の戦いが対抗戦グループの優勝を左右する一番になってしまったようです。 もちろん、これに憤慨した早稲田の選手達が慶応戦、明治戦で素晴らしい戦いを見せてくれることを願ってやみませんが・・・。 |