『アドル・クリスティン冒険日誌』 補遺 1巻
「小神官の大冒険」

 まずは、序文から……

 弊社の『アドル・クリスティン冒険日誌』の現代語訳刊行も本書でついに20巻目を数える。
 さて、今回の配本は『アドル・クリスティンの手になるものではない日誌』、いわゆる『混入写本』から『小神官の大冒険』を選択した。この写本は混入写本でありながらアドル時代にはすでに成立しており、原版とされる最古のテキストに残されたメモの筆跡は、アドル直筆のものであることが確認されている。
 アドルの武勇譚とは趣を異にする、本書の微笑ましさを十分伝えられたか、訳者としては心配の種が尽きないところである。読者諸兄には、くれぐれも広い心でお読みいただくと同時に、気がついた点などはお知らせいただければ幸いである。

    1. 特技をいかそう


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