こんにちは、DKBホームページにようこそ。


今回は番外編。ThinkPad 365ED の キーボード交換です。

キーボード交換? 意味が判らない方も居るかな?
私はパソコンのキーボードを『見て』たたくので、キーボードの文字認識率を気にします。
で、ローマ字入力する時、標準キーボードだとアルファベット以外に、かながごちゃごちゃ
書いてあって見づらいんですよ。

そのためAptivaでは純正キーボードで104英語版っていうのを入手(秋葉原駅前のノウムがおすすめ)
して愛用してるんですが、ThinkPadってキーボードをおいそれと換えることって出来そうにないじゃ
ないですか。
私も無理かな?と思っていたんですが、NiftyServeのFIBMNOTEフォーラムではいろんなモデルで
英語キーボードにしてる話を聞き、早速チャレンジです。
(やはりというか、Niftyで実施した人ってメジャーなThinkPad560とかだけであまり参考に
ならないんですよねえ)

さて、まずキーボードの入手です。
IBMの ライブラリ (米)でIBMのパソコンの分解図が有りますので
欲しい部品の部品番号(P/N)を調べます。

365EDの英語キーボードは、P/N 41H9789 でした。(参考までに英国向けは 42H3955 )
アメリカでは $59.25 ですね。駄目もとでアメリカIBM DIRECTに発注したら
速攻でお断りメールが来ました。国外には出せませんだって。。判ってるんですがね、日本のIBMって
部品買うの面倒なんですよ。。。

今回は仕方ないので日本アイ・ビー・エムのパーツセンターに依頼です。
まず電話でアメリカ向けキーボードの取り扱いを確認(TEL:03-5445-0365) 在庫は無いが発注OKとの事。
で、まずIBMから見積もり兼申込書をFAXしてもらいます。

今回の場合は

部品代 ¥6180
送料&手数料¥1000

で、輸入送料を考えたら安いかも?(^_^)
早速発注して、約二週間で入荷(なんとこれだけ空輸してくれたようです。感謝)

早速交換に入りましょう。まず責任の確認。お約束ですが、保証は無くなります。また分解後元に戻せないで
修理依頼する人ってあるんですが同じ技術者としてIBMに同情します。
わかんなくなってIBMに泣き付く可能性のある人は絶対やらないでくださいね。


本来なら手元のアップ写真をここに載せると良いんですがね、コダックDC−20じゃ接写なんて無理!
文字で説明します。

1.まず電池の除去
2.スピーカーなどをカバーしている部分(トップカバーと言うそうです)を外す
3.キーボード・フラットケーブルを外す
4.新しいキーボードの右に、ケンジントンロック用金具を取り付け
5.キーボードを本体に付けて、、、あとは逆の手順ね(^_^)

ただねー、結構難しかったです。
まずトップカバーがLCD下に噛んでいるんで外しにくい。
あ、カバーは隠しネジです。カバーの左右に小さいゴムキャップがあるでしょ?針を使ってこじってください。

あとフラットケーブルの本体側コネクタ!3つあって外す場合はコネクタの周囲にある黒いスライダーを
ひいてからケーブルのみ外すんですが、一番右のコネクタだけ裏返しで付いていて引っ張るところがほとんど
有りません。が、よ〜く見るとコネクタ左右にほんのちょっと黒いスライダーの橋が見えますからピンセット
等で慎重に引いて、コネクタを解除します。
ここかなり気合が要りますね。



これが外したトップカバーですね。わかりづらい?
めでたく交換できましたが、繰り返しますが、自信の無い人は真似しないでください。
私は職業柄、似たような作業をしょっちゅうやってますんで、まったくの素人ではありません。
あ、判断は保守マニュアルを取り寄せて読んで見たらどうかな?

保守マニュアルは部品番号 SA88-5765-02 ThinkPad 365X/XD 保守マニュアル最新版
を紀伊国屋マニュアルサービス(TEL:3808-1645)で、お取り寄せください。
(機種が違いますがこれしかないんですよ。CPUとメモリ以外ほとんど同じですから)

これ読んで、『これなら出来るな』と思えばOKでしょう(^_^)


ZIPファイルダウンロード(250Kバイト)

↑ これはアメリカIBMからもらった簡単なスクリーンセーバーです。

ご自由にどうぞ〜

ふう〜、ちょっと長かったですね。重くなってごめんちゃい。



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緊急復活!!読んでくれてありがとう 18禁リンク〜

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