Last Update 1998/07/20

エアコンスイッチ取付位置変更


 今回の作業は以前行った、エアコンパネル移設作業の後処理です。

 前回、グローブボックスへ、温度調整、風向調整、風量調整と、3個のスイッチを移設しましたが、センターコンソールに社外60paiメーターを2個追加した場合に、風量調整スイッチの穴だけ開いたままの状態となります。これではさみしいので、社外メーターを付ける前に風量調整スイッチだけを元に戻すことにしました。

 温度調整、風向調整、風量調整の3種類のスイッチは一体形成となっていますので、真ん中の風量調整スイッチだけを切り取ります。その際はそれぞれのスイッチを固定するネジ穴をうまく残すように工夫して下さい。但し、風量調整スイッチの裏側にはイルミランプが付いていないので、このままだと夜間は光らないようになってしまいます。この点が気になる方は裏側にランプを追加してあげて下さい。

a/c sw
a/c sw

 うまく切り取れたら、センターコンソールへ戻します。ハーネスは他のケーブルと一緒に束ねてあるテープを解くと若干余裕が出てくるので延長せずに済むと思います。

center panel

 残された温度調整、風向調整の2個のスイッチは、パネルを製作してマウントします。グローブボックスは、フロアに寝そべって真上を見ると、蝶番部分が2本のネジで固定されているだけですので、簡単に外す事が出来ます。

 ホームセンター等で塩ビ板を購入して来ます。次にダンボールをグローブボックスへあてがって、型紙を作ります。そして型紙に従って塩ビ板を切断します。あとは塩ビ板をグローブボックスに当てながら現物合わせて細部を調整します。この時、ツライチにするとグローブボックスが閉まらなくなる可能性があるので、パネルは数センチ内側に入り込むように作って下さい。

 パネルが完成したら、温度調整、風向調整の2個のスイッチをマウントします。この時、スイッチの形に合わせてパネルを切り取ればきれいに仕上がるのですが、横着者の私は、予備のセンターコンソールの必要部分を切り取ってパネルにネジ止めしました。そして裏側を適当に切り抜いてスイッチをマウントしました。

 後はパネルをグローブボックスに固定します。この時、汎用ステーを切り取って4個のL型ステーを製作したのですが、このステーを使ってパネルを取り付けるには、どうしてもグローブボックスの裏から手で支える必要があります。仕方が無いので、泣く泣く裏側に大穴を開けました。

 すべての取付が完了したら、動作確認を行います。今回は配線を変更していないので楽々クリアしました。後はグローブボックスを元に戻して終了です。

glove box

 ここまでの作業、文章にすると短いけど、5時間位掛りました。。。。





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