1999/02/17


ECU脱着とスピードリミッター解除


 前回、初めてセントラルサーキットを走ったときはメインストレートエンドで180km/hを超えそうになってスピードリミッターを動作させそうになり早めにアクセルを戻していました。次回走行時は思いっきり踏み込んで走りたいので、今回はスピードリミッターを解除することにしました。ここに書いた方法はFD3S-4型(車体番号が4で始まるモデル)用の手順です。解除は各自の責任の下で行い、公道では交通法機に従った速度で運転してください。

 助手席側のスカッフプレートを外します。

スカッフプレート

 発煙筒手前のプラピン2個を抜き取ってパネルを外します。

発煙筒付近

 パネルを外すとECUケースが見えます。ECUとステーは複数のネジで固定されているのでステーごと車体から外します。

上部ステー

下部ステー

 カプラーをすべて抜き取って、ECUを外します。一番大きなカプラー(34極)の抜防止爪を手前に向けて、左から5本目のケーブル(緑/赤)が車速信号線です。この線をカットすることによりスピードリミッターがキャンセルされます。但しカットしたままだとECUのリーンベスト制御(停車アイドリング時に燃料を絞る制御)が効かなくなるので燃費が若干悪化します。また、サブコン(FCON-Vなど)の制御にも影響を与えます。今回はこれらのデメリットを最小限に押さえるために、この線を延長し、必要なときだけカットできるように加工しました。

カプラー

車速信号



2000/03/17 追記
 今回は、配線カットによるスピードリミッタ解除方法をお知らせしましたが、この方法による解除ではブースト制御に悪影響を与える可能性があることがAsmicさんのサイトにアップされています。作業を行なう場合はこの点に留意して各自の責任で行なってください



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