ウィランズ4点式シートベルト装着
以前のクルマに装着していたウィランズ4点式シートベルトをFD3Sへ装着する作業を行ないました。 ●用意するもの ・ウィランズ4点式シートベルト ・アイボルト(ショートタイプ)3本 (本来ならシートベルトに同梱されていますが紛失したのでロングを4本購入しました) ・アイボルト(ロングタイプ)1本 (後部座席右側のみロングタイプが必要です) ・14mm-17mmメガネレンチ ・十字レンチ(17mmが回せるもの) ・曲がっても気にならないドライバー (アイボルトの締め込み用) 作業に順番性は無くて、4ヶ所のボルトをアイボルトに交換するだけでOKです。 以下に写真と解説を掲載しますので、ぜひご自分でチャレンジしてみてください。 ![]() ↑後部座席左側(トランスミッション側)の写真です ●純正リアシートベルトのバックルを接続しているボルトをアイボルト(ショート)と交換します。 まず、チャックを下ろしてボルトの位置を確認します。そしてメガネレンチを突っ込んで力一杯回せば外れると思います。どうしても外れない場合は、長めのメガネレンチを使うか、鉄パイプをレンチに突っ込んで回しましょう。 無事にボルトが緩んだら、ワッシャー等をシートの内側に落さないように気を付けながらアイボルト(ショート)と交換します。手で締まる所まで締めたら、アイボルトの穴にドライバーを突っ込んで力一杯回しましょう。 この部分は、これでOKです。 ![]() ↑後部座席右側(ドア側)の写真です(首を左に曲げながら見て下さい) ●純正リアシートベルトの下端を接続しているボルトをアイボルト(ロング)と交換します。 ます、ボルトを隠している樹脂製のカバーを上に移動させて、ボルトの頭を露出させます。 後は、他の所と同様にこのボルトを緩めてアイボルトと交換しますが、この箇所だけは元のボルトが長いのでロングタイプのアイボルトを使用しましょう。 ![]() ↑後部フロア左側(トランスミッション側)の写真です ●シートのスライドを抑制している(らしい?)バーを固定しているボルトをアイボルト(ショート)と交換します。 このボルトは左後側シートレールを固定しているボルトのすぐ後にあります。カバーをめくるとボルトの頭が見えるので、ここもそのままアイボルトと交換します。 ![]() ↑後部フロア右側(ドア側)の写真です ●純正フロントシートベルトの下端を接続しているボルトをアイボルト(ショート)と交換します。 このボルトもカバーをめくると頭が出て来るので、アイボルト(ショート)と交換します。 全般的に言える事ですが、シートやシートベルトを固定しているボルトは、窮屈な場所にあり、しかも強力なトルクで締め付けられています。 予備としてボックスレンチもあった方が良いとおもいますが、はじめに挙げた工具だけでも作業は可能です。使い方を工夫してトライしてください。 作業後には、各アイボルトが確実に締まっているか確認する事をオススメします。万一の時に命を預けるパーツですから、締め付けは確実に行ないましょう。 また、シートレール固定ボルトと共締めすることによって、アイボルトの役目を果たす穴空きステー(ブラケット?)も売られていますが、これをFD3Sに装着すると後へのシートスライドが制限されてしまいます。長身者は窮屈な姿勢でのドライビングを強要されるので、これはオススメできません。 ここまでの作業が終了したら、あとは4点式シートベルトを装着して自分の体にフィットするようにセッティングします。 セッティングのコツとしては、まずシートを最後までスライドさせてからちょっと緩目に長さを合わせます。そしてシート前へスライドさせると自動的に締まり込むので、締まり込んだシート位置が自分のベストポジションとなるように長さを調節すれば楽にベルト長を決める事ができるとおもいます。 |