コンピュータ室運営日誌


1999年

11月のできごと

チェルノブイリ続報(11月1日)
二次感染(11月3日)
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 チェルノブイリ続報(11月1日)

 10月29日に,M小学校にて発見されたコンピュータウィルス関連のトラブルの続報です。

 30日に業者さんにサポートしていただいた際のアドバイスによると,学校のPCを使って作業したファイルが含まれるFDや,校内LANに接続したノートパソコンなどもウィルスチェックをしておく必要があるとのことでしたので,本日,全職員に呼びかけ,先週中に使用したFDやPCを対象として,ウィルスチェックを行いました。

 結果はすべてシロでした。(^o^)

 一方,ウィルスに感染していたH先生のPCは深刻で,ノートパソコンに感染していたファイル(318個)は,業者さんに駆除していただいたのですが,家に帰って調べたところ,自宅のディスクトップPCのファイルも400ほど感染しており,さらには,別のウィルスまで見つかってしまったそうです。

 H先生のPCは,いつの間にか「ウィルス飼育室」となっていた模様です。(T.T)

 尚,新たに見つかった別のウィルスは,手持ちのソフト(土曜日に慌てて購入したノートンくん)では,種類が特定できなかったため,ソフトの製造元に調査を依頼しているところです。(^_^;


 以下,今回のトラブルにあたっての反省点及び,今後の対処方法を書いておきます。

(反省点)
・ウィルスが見つかったにもかかわらず,具体的な症状が発生しなかったことから,そのままパソコンを使い続けてしまったこと。
・大量の文書データを処理している最中に発生したため,最近T中学校で発生したマクロウィルスと同種のものであるだろうと勝手に予想し,対応が遅れてしまったこと。
・個人で使用するノートパソコンにウィルスチェックソフトを,インストールしていなかったこと。

(今後の対処方法)
・ウィルスが発見された場合は,即使用を停止し,感染経路(ケーブル)を断つ。
・個人のノートパソコンには,日頃からウィルスチェックをかけておくようにする。(職員に呼びかける)


 ハラハラドキドキの3日間でした。(-_-)




 二次感染(11月3日)

 各先生方のPC及びFDのウィルスチェックも終わり,ようやく終結宣言ができそう雰囲気になってきたと思ったら,二次感染が起こっていたことが発覚しました。(T.T)

 各先生方のPC及びFDは,昨日までのウィルスチェックでチェックですべてシロだったのですが,M先生の自宅のPCがやられていたことが判明したのです。

 感染経路はどうやらEメールのようです。今回の感染元となったH先生が,9/13から10/21にかけて,M先生宛に”.exe”ファイルを添付したEメールを送信していたからです。(W95.CIHは.exeファイルに感染します)

 M先生のPCが感染されていることは,ある程度予想していた(だからチェックをお願いした)のですが,問題はメールを送信した日付です。

 H先生のマシンからウィルスが発見されたのが先週の金曜日(10/29)です。それまでは何も表示されなかったので,私はごく最近感染したと推測し,先週1週間,特に,金曜日前後に使用したPCとFDを重点的にチェックしました。ところが,最後にメールを送ったのが10/21ですから,1週間前の時点ではすでに感染していたことになります。(^_^;

 うーん,どこまで対象範囲を広げればよいのやら。(-_-)

 困りましたぁ。


 それから,もう一つ気になるのは,A先生の奥様の勤務校です。.exeファイルは学校に持ち込んでいないようなので大丈夫かな。




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