学級日誌



 新学期(1月7日)

 子どもたちは皆元気いっぱいでした。

 私の心の中は”憂鬱度100パーセント””残念度80パーセント”ぐらいなのですが,新学期を迎えた子どもたちの表情は,”張り切り度100パーセント””期待度80パーセント”ぐらいなのです。

 小学校では,一緒にいる時間が長いだけに,担任が子どもたちに及ぼす影響は大きいです。担任が憂鬱な気持ちを表に出してしまうと,子どもたちのノリが悪くなり,学級全体の活気がなくなってしまいます。

 ですから今日は,意識的に笑顔をつくり,「先生も張り切ってるよ!」と子どもたちに思わせるつもりで臨んだのでした。


 ですが,そこまで意図的にやる必要はありませんでした。

 子どもたちの表情を見ていると,私の方が知らず知らずのうちに,「さあ,今日から頑張ろう!」という気持ちにさせられます。

 子どもたちが担任に及ぼす影響もずいぶん大きいです。




 教室に入ったよ(2月22日)

 休み明けの月曜日はいつも憂鬱なのですが,今日はとってもハッピーな一日でした。

 12月に転校してきて以来,ずっと教室に入れなかったT子ちゃんが,ついに教室に入ってくれたのです。

 わずか20分の掃除の時間だけでしたが,自分の意志で教室に入り,教室掃除を手伝ってくれました。

 跳び上がるほど嬉しかったよ。


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