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Webサイトを作成する際に、お世話になる方も多いであろうWYSIWYG型Webオーサリングソフトソフト。私もお世話になっています。
従来、これらのソフトが吐き出すHTMLソースは、とんでもないモノが多いということで、使用すること自体がまずいとか言われてきたものです。
しかし、性能も向上したことですし、インストール後のデフォルト状態でどれだけまともなソースを吐き出すかを検証してみましょう。
正しいHTML文書の作成が出来れば、アクセシブルなサイト作成の大きな助けとなるはずです。
某サイトの企画にもあったよな・・・というつっこみはやめてくださいね。
今回、この企画の餌食、もとい対象となったソフトは、有料・無料あわせて以下の通りです。Windows環境で動作するモノです。
(有料モノ:シェアウェア含む)
<検証条件>
FrontPage2000、Word2000、Golive6は製品版での評価。残りのソフトは、体験版での評価。
(無料モノ)
各ソフトをデフォルト状態で使用し、文書要素として、見出し、段落、強調(今回はSTRONG要素で検証)、リスト、アドレスを含んだ文書を入力します。
及び、テスト文書を読み込んだときに、勝手にソースを書き換えないかを検証します。
検証ポイント
1.の文書型宣言は、HTML文書であることを明示し、その文書がどのルールに基づいて記述されているかを明示するためのモノです。
2.の無駄タグは、HTMLの文法上よろしくありません。また、ページ容量が重くなる原因ともなります。
3.ですが、見出し、段落、強調、リスト、アドレスといった要素はHTML文書を記述する上で基本となるモノです。文書構造をきちんと記すことができるかのチェックです。
4.は、HTML文書では必要不可欠であるTITLE要素をマークアップしているかと言う点と、TITLE要素の内容について触れています。TITLE要素の内容が適切でないHTML文書は、訪問者にとっては迷惑です。
5.ホームページ作成ソフトが吐き出すソースは、間違っていたり、足りない部分があったりするモノです。
きちんとしたHTML文書を作成するために手修正を加えるケースが多いと思います。しかし、更新作業などで使い慣れているソフトを使うと、せっかく修正したHTML文書が勝手に書き換えられてしまい、また手修正を施し直す羽目にもなりかねません。そのような事態が発生しないかを見ます。
実際の結果がどうだったかは、斬・Webオーサリングソフト(後編)へ。
リンクに関してはご自由にどうぞ。