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斬・Webオーサリングソフト(前編)

Webサイトを作成する際に、お世話になる方も多いであろうWYSIWYG型Webオーサリングソフトソフト。私もお世話になっています。
従来、これらのソフトが吐き出すHTMLソースは、とんでもないモノが多いということで、使用すること自体がまずいとか言われてきたものです。
しかし、性能も向上したことですし、インストール後のデフォルト状態でどれだけまともなソースを吐き出すかを検証してみましょう。

正しいHTML文書の作成が出来れば、アクセシブルなサイト作成の大きな助けとなるはずです。

某サイトの企画にもあったよな・・・というつっこみはやめてくださいね。

検証対象となったソフト

今回、この企画の餌食、もとい対象となったソフトは、有料・無料あわせて以下の通りです。Windows環境で動作するモノです。

(有料モノ:シェアウェア含む)

  1. Dreamweaver4(Macromedia):Mac版あり
  2. Dreamweaver MX(Macromedia):Mac版あり
  3. Contribute (Macromedia)
  4. Golive5(Adobe):Mac版あり
  5. Golive6(Adobe):Mac版あり
  6. FrontPage2000(Microsoft)
  7. ホームページビルダー6.5(日本IBM)
  8. ホームページビルダー7(日本IBM)
  9. HomePage Creator5J(P&A)
  10. ホームページ制作王5(Jungle)
  11. ホームページ制作王2003(Jungle)
  12. ホタル2001改訂版(DB Soft)
  13. ホームページNinja(i4)
  14. eコマースdramatix(ソースネクスト)
  15. EasyHome(TEMPEST PRODUCTS)
  16. Word2000(Microsoft)
  17. ホームページデザイナー(NEC)
  18. ホームページミックス(JustSystem)
  19. HiMate!サイトビルダー(Ez-ComSite):Mac版あり

<検証条件>
FrontPage2000、Word2000、Golive6は製品版での評価。残りのソフトは、体験版での評価。

(無料モノ)

  1. FrontPageExpress
  2. Netscape Composer(Netscape4.75付属)
  3. Netscape Composer(Netscape6.2付属)
  4. OpenOffice.org 1.0.1日本語版 

今回の課題

各ソフトをデフォルト状態で使用し、文書要素として、見出し、段落、強調(今回はSTRONG要素で検証)、リスト、アドレスを含んだ文書を入力します。
 及び、テスト文書を読み込んだときに、勝手にソースを書き換えないかを検証します。

検証ポイント

  1. 文書型宣言の有無、正確さ
  2. 無駄なタグ(例:<p> </p>)を出してこないか
  3. 見出し、段落、強調、リスト、アドレスを正しくマークアップできるか
  4. TITLE要素の取り扱い
  5. 勝手にソースを書き換えないか
(解説)

1.の文書型宣言は、HTML文書であることを明示し、その文書がどのルールに基づいて記述されているかを明示するためのモノです。

2.の無駄タグは、HTMLの文法上よろしくありません。また、ページ容量が重くなる原因ともなります。

3.ですが、見出し、段落、強調、リスト、アドレスといった要素はHTML文書を記述する上で基本となるモノです。文書構造をきちんと記すことができるかのチェックです。

4.は、HTML文書では必要不可欠であるTITLE要素をマークアップしているかと言う点と、TITLE要素の内容について触れています。TITLE要素の内容が適切でないHTML文書は、訪問者にとっては迷惑です。

5.ホームページ作成ソフトが吐き出すソースは、間違っていたり、足りない部分があったりするモノです。
きちんとしたHTML文書を作成するために手修正を加えるケースが多いと思います。しかし、更新作業などで使い慣れているソフトを使うと、せっかく修正したHTML文書が勝手に書き換えられてしまい、また手修正を施し直す羽目にもなりかねません。そのような事態が発生しないかを見ます。

実際の結果がどうだったかは、斬・Webオーサリングソフト(後編)へ

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