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行き止まりを防ごう

WWWサーフィンをしていると、ブラウザの「戻る」ボタンを使う/ブックマークから直接他のページに飛ぶ等の操作をしないと、脱出できないページというのにちょこちょこお目にかかります。つまり、他のページへのリンクが全く貼っていない、「行き止まりページ」です。

ナビゲーションの構造は練っていますか?

HTML文書が行き止まりになっている場合、ナビゲーションの構造をきちんと練っていないことが原因です。つまり、ページを作るだけ作って、行き止まりページへのリンクを張っただけというお粗末な状況ですね。
脱出できるよう、リンクは貼っておきましょう。トップページへのリンクと直前に見ていたページへのリンクは必要です。
「行きはよいよい、帰りは帰りたくても帰れない」ではダメですよ。

CGIプログラムの落とし穴(個人サイト編)

掲示板やアンケート、メールフォームといった、コミュニケーションツールを使ったときに、行き止まりページにぶち当たることがあります。
行き止まりでなくても、トップページへのリンクが下の方にしかなくて、使いづらい掲示板もあります(これ結構しんどいのよ・・・長文多いと。)

個人サイトの場合、自分で一からCGIプログラムを書けるという人は、そうそういないかと思います。また、CGIが使用禁止だったり、使用に制限のあるというプロバイダやレンタルサーバーもあります。
ですので、個人で掲示板やアンケート、メールフォームを使いたい場合、たいていは、提供されているCGIプログラムを改造したり、または無料サービスのお世話になるかと思います。使いづらい部分があるのは、仕方ないかも知れません。

個人サイトに「本当に使いやすいものを用意しろ!」というのは酷ですので、少しでも使いやすいものを用意できるようにしましょう。

CGIの改造をするのであれば、ナビゲーションに使う言葉にも気を使えるとよいですね。ちょっとこのサイトも反省すべき点が・・・。

無料サービスを使う場合は、サーバーが落ちにくいかどうかも要チェックです。個人サイトの方では、開設後わずか3ヶ月の間に3度も無料掲示板がサーバーダウンで使用不可に(T-T) という事態に泣かされた経験もあります。どんなに使いやすくてもサーバーが不安定だとお話になりません。

CGIプログラムの落とし穴(団体・企業サイト編)

企業や団体のページの場合、さすがにHTML文書での「行き止まりページ」はあまり見かけませんが、CGIを使ったときには、ちょこちょこお目にかかります。メールフォームを使った後に「行き止まり」になるケースが多いです。
「サービスを利用してもらった」、「商品を購入していただいた」、「声を聞かせてもらった」で安心していてはダメです。最後まで、きちんと訪問者をナビゲーションしましょう。

企業や団体サイトの場合、CGIプログラムは改造か作成になるかと思いますし、外注している場合も多いので、使いやすいものを作り上げることができるはずです。動作確認だけでなくて、ナビゲーション面にも気を使ったCGIプログラムにしていただきたいです。
トップページに戻るリンクは必須です。サイト構成によっては、コーナートップへのリンクも必要です(階層が深い場合)。

CGI行き止まりページは、サイトのイメージダウンにつながりますよ。ちょっと気をつければできるはずですから、行き止まりページを作らないように!

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