訪問者に優しいWebサイト作り

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現在位置を示す

WWWを使っていて、特に困るなと思うのが、
「ロボット型検索エンジンでページを探り当てたときにどこのサイトにいるのかわからない」
ということです。

筆者の場合、調べモノがあるときは、infoseekやgooなどの検索エンジンに頼ることが多いのですが、サイト名が書かれていなかったり、書かれていても内容が的外れ・・・なんてことはしょっちゅう。で、運良く内容的にヒットするページを見つけたとしても、そのページがどんなサイトにおかれているのか不明・・・なんてことも多数あります(特に個人サイト)。

他にもWWWサーフィン中に迷子なんて事態も考えられます。

自分のサイト内で訪問者の迷子を防ぐために

訪問者が運良く?自分のサイトにたどり着いてくれたとします(どんな手段でもよい)。
Yahoo! JAPANなどのディレクトリ型検索エンジン、他サイトのリンク集では、たいていの場合トップページへリンクしているので、訪問者がどこのサイトにいるのかはわかります。しかし、ロボット型検索エンジンでは、トップページ以外のページにたどり着いてしまうことの方が多いのです。したがって、トップページ以外にたどり着いてしまった訪問者にどこのサイトに到着したのかを最初に教えてあげないといけません。

そのためには、「全てのページにサイト名を記しておく」ことが必要となります。企業・団体などでロゴがあれば、それを使えば良いし、個人ページであれば、テキストベースでかまわないので、サイト名を明らかにすれば良いのです。場所としては、左から右へと記述する言語の場合は左上におくのがベストでしょう。

「パンくずリスト」のすすめ

サイト名がわかれば、次に現在見ているページ(現在位置)はどこになるのかというのを訪問者に教えてあげましょう。もしページの内容に興味を持ってくれたら、他のページも見てくれる可能性も広がります。
そのためのナビゲーションとしてはいろいろ考えられますが、、、一番応用範囲が広いと思われるのが、テキストによる「パンくずリスト」でしょう。テキストベースですから、どんなブラウザであっても表示ができるというのが一番の強みですね。

「パンくずリスト」とは、童話の「ヘンゼルとグレーテル」で、主人公の二人が通ってきた経路にパンくずを残すことで、道に迷わないようにしたという例えから、サイト内でのたどってきた階層を示すことで、現在位置をわかりやすく表示するというナビゲーション手段。このサイトでも左上で使っています。

パンくずリストを使う上での注意点は、以下の2点です。

パンくずはやだ!という方に

パンくずリストでは、自分のサイトデザインが崩れるからやだ!という方もいるかと思います。その場合でも、訪問者が自分のサイト内で迷子にならないようなナビゲーションツールを用意するように心がけましょう。
パンくずもいや、画像も面倒・・・という方はせめて、トップページへのリンクは全ページに入れておいて下さいね。

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