第20章 インドのお金
インドの通貨はルピーとパイサがあります。
1ルピーは100パイサです。
まずルピーについてですが、1ルピーはどこかでも紹介したと思いますが、日本円で約3.5円です。
お金の種類はコインでは1、2、5ルピー、パイサは5、10、20、25、50パイサがそれぞれ出回っています。
5ルピー硬貨は2種類あり、古いものは大きいだけなのですが、新しい硬貨は2枚張り合わせたような形状をしていて非常にかっこいい。
本当はインド国外へ通貨を 持ち出してはいけない (税関で通常返却しなければならない)のですが、記念に1枚だけ持って帰ってきました。こんな感じです(ちょっと伝わりづらいかな?)。
もしわからなければ実際に手にすると分かると思います。
つまり、5ルピーコインを見るためにインドへ行けばいいのです。
パイサコインは5、10パイサを見かける機会がなかったのでこれらはあまり使われていないのではないかと思います。
さてお札についてですが、1、2、5、10、20、50、100、500ルピーがそれぞれ出回っています。
これは非常に大変です。何故かというと同じ金額でもいろいろな形、模様等があるのでに間違えやすい。
でもインド人には区別がつくのです。何故か?
きっと彼らは数字とお札の状態で判断するのではないかと思います。
食事、おみやげ等でお釣でお金をもらうときは気をつけましょう。
その場を離れずにしっかりと数え、お札の状態をチェックしましょう。
彼らは平気でお釣をチョンボします。
それからお釣でもらったお金を次に使うとき、そのお札の状態によっては
”No good Money”
と言われて受け付けてくれないことがあります。
もし、お釣をもらったときにこれは使えないなと思ったお金は
”No good Money”
と言ってやりましょう。お店の人はぶつぶつ言いながらも交換してくれます。
また、銀行で新札と交換したからといって安心してはいけません。
何故なら一般人には新札なんて分からないからです。
ちなみにおれたちは1回新札で疑われました。
特に500Rsは一般人はほとんど見る機会がないので大きいお店やホテル、駅、空港などで使いましょう。
両替の際に500Rsをもらわないというのも手です。
次はお金の支払いについてですが、お釣でも紹介したようにチョンボします。
一番よい方法は1枚1枚その場で見せながら声を出して数えながら渡すことです。
この方法で支払いについてはおれたちはトラブルはありませんでしたが、目の前で2、3回このトラブルを見ました。
日本で同じことをするときっといやそうな目で店員に見られるでしょう。
ところでルピーは英語でRupee、パイサはPaisaなのですが、略した場合(例えばドルであれば”$”、円であれば”¥”)パイサはPとなります。
ルピーは単数の場合はReになり、複数の場合はRsになるのです。
おれはインドから帰ってくるまで単数も複数もRsだと思っていました。
”インドはいいよー!!”って言っておきながら実はインドのことを何も知らなかったんですねー、おれって...(はずかしい)