■物々交換グッズ紹介 by まx
それでは物々交換に有効なグッズを紹介します。
・アメ
"1Reバクシーシ"系の子供に最適。
種類としては、"午後の紅茶"とか"梅の大玉"など、色がきれいで、サイズのでかいものがよしとされる。
インドでは、"思いっきり甘い"とか、"思いっきり辛い"などの味覚しかないため"甘さ控えめ"というのは、まさにインド人もびっくりらしい。
ということで、もっておくと喜ばれるが、子供はあっという間に仲間を集めてくるので、長居は禁物だ。
・五円玉
昔からよく使われる手だが、結構有効。
なんでも、穴のあいたコインというのはめずらしいらしく、首輪とかにぶら下げる。
だけどちゃんと相場も知っているので、プレゼントぐらいのつもりで使おう。
あと、客引きなんかが"日本の友達"などと利用されることもたびたびあるとかないとか。
・百円ライター
ポピュラーな交換グッズ。
インドでは、一個 15Rsぐらいで結構高価なものになる。(日本で1500円ぐらいの感覚か?)
更に、インドではこいつを再利用する。
そう、そこに穴をあけてまたガスをつめるのだ。
利用方法としては、リクシャーとの値段交渉なんかで利用するとさくさくと交渉が進む。(こともある)
・電卓
この手のツールは間違いなく喜ばれる。
それも、機能がいいとか悪いとかでなく"Made in Japan"なのがよいらしい。
実際、かなりの高値で買取ってくれる。(500Rsはいける)
それも、CASIOなんかが人気商品。(というかメーカそのものに値段がつく)
交渉をすると最初は、"持ってる"とか、"こいつはあんまりよくない"とかいってくるが、だまされないように。(詳しくは入門編で)
・時計
いろんな時計があるが、ここでもメーカー名は大切。
1000円から3000円ぐらいのやつを仕入れる場合は絶対やすぽっくても、CASIOなんかを選んだ方がよい。
(断っておくが、まちがってもCASIOのまわしもんではない)
防水機能は非常に喜ばれる。
質実剛健なものを選んで持っていきましょう。
・蚊取線香
わたしが知る限り、どんなに寒くても蚊はいる。
行くときにはぜひとも、蚊取線香を持っていくことをおすすめする。
また、"香りのするものはよし"なので、それはそれで物々交換グッズとして活躍するでしょう。(全部売ると残りの旅がきつくなる)
・石鹸
別に高級というわけではないが、やはり香りがするものなので、喜ばれたりする。
女の子なんかのプレゼントにはいいのではないかと。
・カセット
電池のカセットプレーヤーは売れる。
それも結構高価な値段で。
そういう意味では、さばきにくい商品だがいざって時にあると、力強いアイテムとなるでしょう。
あと、日本の音楽のカセットも、向うのカセットと変えてくれます。(別段日本の音楽が人気があるわけではない)
・衣服
いらなくなった衣服は、交換するなりうっぱらうなりして、荷物を減らしましょう。
要注意はシューズです。
日本から行かれるみなさんは、きっとそろそろボロになってきた"ナイキ"とか"ニューバランス"とか履いていくと思うのですが(違う人もいるでしょうが)そうです、ここでも"ブランド"が強い力を発揮します。
インド人は多少、底が減ってようと、少々穴が空いてようとすべて修理して利用するので、問題ありません。
・サングラス
インドでは日差しが強い割に、あんまりサングラスをかけている人があんまりいない。
というより、慣れてるんだろうきっと。
ということで、けーさつに絡まれたときとか、もうかねないよーというと頭の上を指差して、"よこせ"といわれる。最後のツールといえるでしょう。
・ボールペン
"見せてくれ"というと、よくもっていかれるグッズです。
"インド製と交換しよう"と持ち掛けるやつもいます。
やはり、ふつーのやつでもいいのですが、そこはインド人の喜びそうなやつにすると効果があがります。
多色タイプや、紐がついてるとか、なにか付加価値があるといっきに価値が上がります。
・カメラ
使い捨てカメラは、少しずつばれてきているようです(97/1現在)。
喜ばれるのはフィルム交換できるやつ。
今だと3000円ぐらいで売ってるやつがいいです。
ポラロイドとってあげると、写真をとることのないインド人はとても喜びます。
でも、人が多いところでやると、あっという間に集まるので気を付けましょう。