その12 何て暑いんだ!@2003-6-24〜6-25


の章では寒かったお話をしましたが、では逆に暑かったお話もここで紹介したいと思います。

6/8〜6/27までの間の3週間は訪問した国数7ヶ国の欧州出張でした。

出発前の日本では梅雨に入りましたが、出張中は一箇所を除きどこの国も15-20℃くらいの本当に良い気候でした。

服装のほうも春シーズンのもので出かけたんです。

そして6/24の昼過ぎにドイツのミュンヘンから出張最後の訪問国であるイタリア北部に到着したのですが、何だか無茶苦茶暑い。

あれ〜っ、変だなあと思いながらも空港から迎えの車が来てくれていたので、そのまま約200km東にあるUdineというところへ移動しました。

ところがUdineに着いて改めて感じたのはやたらに暑い。 強い日差しがギラギラと指し込む。

当然私は春シーズンの格好をしているので、汗だく状態。

聞くところによると、この時期にこんなに暑いのはまずないんだけれど・・・と言われ、気温を聞くとなんと35〜37℃。

一気に15-20℃気温の高いところへ来てしまった。

Udineではほとんど部屋の中にいたためまだ良かったのだが、翌日移動で且つめずらしく平日にOFFだったため、ベニスのホテルへ移動した際はもう大変。

ただでさえ大きくて重いスーツケースを転がしながら、目的地である予約したホテルを探し出すためにうろうろと歩き回らなければならない。

さらにサンマルコ広場の近くにそのホテルがあるということが分かり、小船でそこまで移動する必要がある。

そうこうしてようやく目的のホテルにたどりつくことができたのですが、3週間最後の出張の疲れや病み上がり、かつこのくそ暑さによる体力消耗ということもあって、観光どころではありませんでした。

とは言うものの、夕方は涼しくなってきたのでサンマルコ広場付近を少し散歩し、横70cm×縦50cmくらいの大きさの油絵をEUR150(当時は円換算すると約2万円ちょい)で衝動買いするといった心の余裕はちょっとあったみたいです。

初めて絵を買ったので、帰国してから地元で額縁を作ってもらったのですが、\35,000かかってしまい結局油絵よりも高くついてしまったんです。

店主によると、日本の規格サイズ外でしたので・・・、とのこと。

さて帰国直後のニュースで知ったのですが、私がイタリアを離れた翌日にはこの暑さから電力が足りなくなり、皆さんもご存知の通りフランスやイタリアで大停電になってしまった。

危ね〜っ、イタリアの滞在中に大停電に遭遇しなくって・・・・・・。

しかしこの熱波のおかげでイタリアやフランスなどといった欧州の電力事情が改めて露呈し、新たな議論が勃発したようだ。

そういえば、この2ヶ月後にはアメリカでも電力危機が発生したし、日本でも死ぬほど暑かった夏だったよなぁ・・・・・・。


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