その11 海外で風邪をひくと本当にツライ!@2003-6-8〜6-27
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の章でも触れたが、海外で体調が悪くなるのは困ることの一つである。
私も出張中に風邪を引かないような工夫をいくつか試みている。
出張時に必ず持参するものは以下の通り。
(1) 日本の風邪薬
実は日本の風邪薬は現地で風邪を引いてもあまり効果は期待できない。
多分風邪の原因ウィルスが異なるからだと思う。だから一番良いのは現地で購入した風邪薬が一番効果的。
しかし病院や薬局へ行く時間もそうそう取れないので、何もしないよりはましだと思い、一応持参するようにはしている。
ただときどき忘れることもある。
やっぱり風邪を引いたときは一に睡眠、二に水分補給、三に食事だと思う。
だから週末まで何とか持ちこたえて、土曜と日曜に移動がなければとにかくひたすら寝るに限る。
(2) トローチ
私の愛用品はカンロののど飴。日本の薬局で700円くらいで売っている。東京にいても常に持ち歩くようにしている。
(3) 空っぽの小型の霧吹き
乾燥したホテルの部屋の中を多少なりとも湿気を持たせる目的。
今までの経験からいくと私の場合、出張中に風邪を引きそうだなと感じるのは、ホテルの部屋に入ったときに嫌な乾燥状態を感じた翌朝なんです。
そうしたときに部屋中に霧吹きを気がつく毎にやる。
他にも浴槽に水を溜めておくとか、タオルを濡らして部屋に掛けておくといった方法もあるが、試したところ思ったほど効果はない。
(4) リップクリーム
日本ではリップクリームなんてもう20年使っていないし、風邪を引いても唇が荒れることはないのだが、何故か出張中に風邪を引いたりその前兆が出ると唇が荒れる。
ということで、出張用の洗面道具にいつも入れている。
上記の持参物はあるときいっしょに揃えたわけではなく、風邪を引いてツライ思いをする度に“これがあれば・・・”と思ったものを次の出張時以降に持参するようにしているといった形で構築してきた。もちろん我流ではあるが・・・・・・。
最近この風邪で一番ツライ思いをしたのは、欧州への3週間出張だった。
18泊20日で訪問した国は計7カ国、滞在したホテルは11箇所にも及んだ。
途中ドイツのウィスバーデンというところで風邪を引き、そこから4日間もの間咳が止まらず、頭がボーッとしたボロボロ状態で、週末にルクセンブルグでの滞在中にとにかくひたすら寝て直した。
当時は世界中でSARS騒ぎが起こっていたのだが、今考えると風邪の最中に会った人たちはきっと私の咳を内心嫌がっていたんだろうなぁ。
特にASIAのどっかで発生したというニュースで大騒ぎしていたころには、既に私は欧州に来てから10日以上経っていることを説明したので、とりあえず納得はしてもらったとは思うが・・・・・・。
そうそう、ルクセンブルグでの滞在中はちょうどコンフェデーションズカップで日本×フランスの試合@フランスが中継されていたのを、もうろうとした意識の中でテレビを見ていたなぁ・・・・・・。
<今回の出張ルート>
成田〜Gatwick(UK)〜Helsinki(Finland)〜Kajaani(Finland)〜Helsinki(Finland)〜Stockholm(Sweden)〜Wiesbaden(Germany)〜Bruxelles(Belgium)〜Luxembourg〜Munich(Germany)〜Udine(Italy)〜Venezia(Italy)〜Zurich(Switzerland)(トランジット)〜London(UK)(トランジット)〜成田