別の世界の住人達

別の世界の住人達

エクレア地方の住人

○ギムレット・ジンライム(Gimlet・Ginlime)

・マスターのコメント
 私が初めてPBeM(エクレア地方開拓史というPBeMですが)の世界に足を踏み入れたときに作成したキャラです。
人生の転機、というには少し大げさでしょうが、少なくとも新しい世界を私に提供してくれたキャラクターで少なからず思い入れがあります。
出なければいまごろ”ぎむれっと”というハンドル名を使用してませんね。

プロフィール
名前ギムレット・ジンライム
種族エルフ族
性別・年齢男性 223歳
誕生日歳の終わりの月の7日
出身地妖精の森のジンの村
身長・体重175cm 55kg
容姿長身痩躯・銀の髪・銀の瞳・山葡萄の実で染めたマントを纏う

 とある森妖精の物語(prolog of gimlet)

 エクレア地方のずっとずっと北の方にある深い森。
森妖精が多く住むことから「妖精の森」と呼ばれるその森に「ジン」という名の村があった。 その妖精たちの村近くの丘陵の、樹齢数百年は数えようかという一本杉に、それとほぼ同年代であろうエルフの青年が背もたれていた。日差しに映える銀髪が風にもてあそばれるのもそのままに、彼はじっと虚空を見つめていた。
 彼は長命たるエルフにはほど遠いはずの”死”について思いを馳せていた。エルフのみがかかるという奇病によって、両親、そして妹を失ったのはつい数週間前のことであった。思い出が彼の脳裏に浮かんでは、波にさらされる砂の城のように消え失せていく。そして風と時のみが彼の脇を過ぎ去っていった。
と、その彼に、いつの間に近づいてきたのか一人のエルフが声をかける。
「おい、ギムレット。長老が話があるそうだ。」
 ギムレットと呼ばれたエルフの青年は、一瞬無機質な視線を投げつけると、すぐに立ち上がった。二人はそれ以上言葉も交わさずに、森の中、村の方へと消えていった。
 ”物見”としての命を授かった彼が村を後にしたのはその日の夜のことであった。
そして冒険と物語は始まりを告げた・・・・・・・・

ギムレット(エルフ) :あの・・こんな過去があるのに、行動が伴って無いような気がするんですが(--;
ギムレット(マスター):気にしないように。私は気にしてないし、どうせほとんど動いてないんだから(^^;
ギムレット(エルフ) :・・・・・・(溜息)

彼のことをもう少し詳しく知りたい方は
新エクレア地方開拓史へGO!
もっとも最近はほとんど姿を見かけませんが(^^;;


天空に浮かぶ大陸の住人

○ディルド・ヴェイド(Dild・Veid)

 このキャラクター自体はかなり昔に小説に登場するキャラクターとして作ったキャラクタ−です。(詳しくは銀の嵐参照)
で、PBeMに参加させてもらうときにキャラクターの背景がしっかりしてた方がいいかなーと思って探し出してきたのがこのディルドなのです。
そのうち彼が登場する小説も完成できたら良いなと思いますが・・・

ちなみにこのドワーフの名前はかの有名な魔法『ティルト・ウェイト』から作りました(^^;

プロフィール
名前ディルド・ヴェイド
種族ドワーフ族
性別男性
誕生日アルフレア(3つ目の月)の月・3日
出身地ドワーフ達の王国・ドンテゴンナ
身長・体重150cm 95kg
容姿歩く酒樽・頑固そうな表情・胸元まで伸びる立派な髭(一房だけ銀色)

 女神達に捧げる賛歌(prolog of Dild)
 名も知られていないとあるドワーフの村の老ドワーフの家でのとある夜のことである。その家の居間には旧き伝承を聞かせてもらおうと多くの子が集まっていた。
暖炉で薪がはぜるたびに期待に目を輝かせる子らの顔をオレンジの光が撫でた。
 多くの伝承を語る老ドワーフだが、近くの村特産のエールをひっかけると決まって一つを口にするのだ。”女神たちに捧げる賛歌”と呼ばれる銀細工の伝承だ。
「お主たちは”女神たちに捧げる賛歌”という銀細工の話を知っておるか?」
 決まってこの問いかけから始まるが、何度も聞いているにもかかわらず子供たちは皆首を横に振った。
「そうかそうか。では話して進ぜよう。
・・・・それはそれは古い昔。お主たちのひいじいさんの、そのまたひいじいさんの、そのまたひいじいさんですらまだ生まれてなかった頃の話じゃ。
とある村にすばらしい腕を持った銀細工職人がおった。彼の手にかかれば鉄すらも美しい銀細工になると言われたほどの腕前じゃった。
彼は生涯で多くの銀細工を造ったが、その中でも最高傑作としたのが”女神たちに捧げる賛歌”じゃった。
あまりに古いことなのでもう姿形すら伝わっておらんが、その地上最高の銀細工を一目見ようとドワーフのみならず人間や魔族、亜人、はてはエルフですらも集まってきたという。
だが・・・・あまりにすばらしい銀細工であったために、愚かにも見た者全てが手に入れたいと欲しおった。
そして大きな戦が起こってしまったのじゃ。多くの者の命が失われおった。
じゃが、その戦の最中、銀細工は自らの意志かのように忽然と姿を消した。
戦のもとが消えてしまったので、戦は自然と収まったが、悲しいことにそれ以来地上最高の銀細工は失われたままじゃ。
今はどこにあるのかのう・・・・」
 その話を夢中で聞いた子の一人は、やがて銀細工を造る職人となった。
だが銀細工を造れば造るほど、心に去来するのは地上最高と詠われる銀細工の事であった。やがて彼が”女神たちに捧げる賛歌”探求の旅に出たのも不思議なことではなかった。
だが地の上のどこに行けども、噂の影すら見つけることは出来なかった。 (どうやらこの地の上にはなさそうじゃな。)
そして彼は最後の希望を抱いて、天でも地でも無い場所へと足を向けた。
天と地の狭間に浮かぶ天空の大陸へと・・・・・

彼のことをもう少し知りたい方は
seraphim〜island in the sky〜へGO!

エターナルランド地方の住人

○レナ・クラヴィス(Lenna・Clavise)

・マスターのコメント
 上記のPBeM『エクレア地方開拓史』の次にはじめたPBeMで使っているキャラです。
そのころすっかりPBeMにはまっていた私ですが、エクレアがしばらくお休みするとのことで、こちらの世界にも足を踏み入れました。
もともと主催者さんがエクレアでの知り合いという気安さみたいな物があったかもしれません。
このキャラ自体はSW−RPGで、ファリスの女性神官がやりたくて作り、何度かプレイしたことのあるキャラです(^^;
ちなみにエターナルランドでPCとして一番始めに建物を建てたのはこの娘です(^^;
長らく非公開でしたが、ふと思い立ってキャラ公開をしました(笑)

プロフィール
名前レナ・クラヴィス
種族人間
性別・年齢女性 23歳
誕生日 
出身地南の大陸の帝国の首都
身長・体重 
容姿 容姿は肩が隠れるくらいにまで延びた赤髪、炎色の瞳、アルフレアの聖印を白く染め抜いた真紅のマントを纏う

 紅き女神の聖女(prolog of Lena)

Now Printing!

彼女のことをもう少し詳しく知りたい方はFantasy TRPG エターナルランドへGO!

アレクラスト地方の住人

○ジーク(sieg)

・マスターのコメント
 SwordWorldというグループSNEというところが作っているTRPGのシステム(というか世界)があります。
エターナルランドの管理人さんがそれをネット上で作ろうという話になったとき、馳せ参じた12人(笑)の中の1人だったりします。
かなりの難産の末、1年以上の時を経てネット上に無事誕生したのですが諸処の事情により途中でスタッフを抜け、その次の時に今度はPLとして参加しようとして参加希望・無事当選の運びとなって作ったのがこのキャラです。
モチーフは特にありません。というかTRPGだと趣味に走っていたキャラばっかやっていたのでたまには野郎で戦士をやりたかった、くらいですかね(^^;
いつの間にやらなんぱやろうになってますが(ぉ

プロフィール
名前ジーク
種族人間
性別・年齢男性 25歳
誕生日12月7日
出身地西部諸国”テン・チルドレン”の1都市・ベルダイン
身長・体重175cm・60kg 
容姿金に近い茶髪で肩口で切り揃えている・碧眼
(ただし髪の毛は冒険の途中で短くした)

 西部諸国の吟遊詩人(prolog of sieg)

 遥か西にある十の子供たちの一つ、芸術の街ベルダイン。
私はそこで生まれ、そして20も半ばになるまでそこで育った。
私の父母ともベルダインでは少しは名の知れた吟遊詩人であり、かつては冒険者であった。
そんな両親の影響もあってか、私もいつしか吟遊詩人となっていた。

 初恋は街でのこと。
吟遊詩人として初めて街の広場で歌う私の歌に聞き入ってくれる者など誰もいなかった。
ただ一人の少女を除いては。
お世辞にも決して上手いとは言えぬ歌と演奏を彼女は終わりまでじっと聞いていてくれた。
その時もらったガメル銀貨は今でも大切に持っている。
毎日のように歌を聴きに来てくれた少女。何時の間にか彼女の座る場所は目の前から、私の隣へと移っていた。
そしていつの日か私は彼女に恋をしていた。
だが、その恋も儚い夢と消えた。
少女は相手の顔も知らぬまま、父の命に従って私の知らぬ街へと嫁いでしまったのだ。
”私は籠の中の鳥。どんなに憧れても貴方のように自由に空を羽ばたけないの”
愛を説く私にそう言って首を横に振った彼女の言葉を理解したのはその時だった。
その時からだろうか、悲恋の歌しか歌わなくなったのは。
成就せぬ恋の歌の二人に自分の姿を重ねていたのかもしれない。

 そして私の運命を変える日は唐突に訪れた。
それはある夏の日のこと、突然両親が二人の幼子を連れてきた。
双子の女の子だった。
− 今日からおまえの妹だ。
− 面倒を見てあげてね。
 そう言われたものの私は困惑するばかり。
だがロゼとリゼと名づけられた新しき妹達の世話を焼くうちに、私はいつしか彼女たちの兄になっていた。
本当の兄妹かどうかもわからない。
でも、私にとって可愛い、そして大切な妹達であることには違いなかった。
妹達も私に懐き、慕ってくれていた。
忙しい、しかし平穏な日々がはじまった。

時は矢のように流れ、妹達が十を越えたころ、私は一つの決断をした。
愛しき妹達もいつか誰かと恋をして、そして私のもとを離れていくだろう。
その時私は兄として吟遊詩人として、彼女らの祝宴に最高の歌を歌おうと。

そして今私はこの街にいる。世界最大の都に・・・・・。

彼のことをもう少し詳しく知りたい方はSword World PBMへGO!
#20,#27,#40にいます(^^;



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