茂田井武 略歴
画家、童画家として、昭和初期から昭和31年に亡くなるまで活躍しました。
1908年 東京市日本橋区本銀町(現在、中央区日本橋本町)生まれ。
1926年 赤坂中学校卒業後、美術学校入学準備のため、太平洋洋画研究所に通
う。
1930年 ハルピンから働きながら、大陸をまわり、パリへ渡る。
1933年 帰国後、南京豆売り、鉄工所、化粧品販売、旅館の番頭などさまざまな職業を経験。
1935年 新青年掲載の「かひやぐら物語」(横溝正史・文)の挿絵を担当する。
1936年 小栗虫太郎の長篇連載小説「二十世紀鐵仮面」の挿絵を担当。
これを機に挿絵画家としてスタートする。
1948年 「三百六十五日の珍旅行」を出版。
1954年 小学館児童文化賞受賞。
1956年11月2日 逝去。