Hideo & Kayoko ソフト工房

「IVS検索(異体字・汎用電子)」でOfficeにIVS文字を入力する方法

2012.11.20 更新 

「Unicode IVS Add-in for Microsoft Office」 アドインをインストール後、「IVS検索(異体字検索)」、「IVS検索(汎用電子版)」を使い、 OfficeにIVS文字を入力する手順は下記の通りです。
Word、Excel、PowerPointで少しずつ手順が異なりますが、どのアプリケーションでも貼り付け後、 上書き保存する必要があります。(Microsoft Office 2010 動作確認)
参照 http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=4219

Wordの操作手順

  • 「IVS検索(異体字・汎用電子)」の操作
  1. テキストボックスに検索対象となる文字を入力します。
  2. カーソルを、検索の対象なる文字の直後に置きます。
  3. [検索]ボックスをクリックします。
  4. 検索結果の文字を選択すると、背景色が黄色になります。
  5. ダブルクリックするとクリップボードにテキスト形式でコピーされます。
  • Wordでの操作
  1. フォントを「IPAmj明朝・花園明朝A」など、Unicode IVD(UTS#37)に対応したフォントにします。
  2. [貼り付け(Ctrl + V)]します。
  3. 貼り付した結果は、「葛□」ように二文字になります。
  4. ドキュメント(文書)を上書き保存すると、IVS文字に変換されます。
word1
貼り付け後
word2
保存(上書き保存)後

Excelの操作手順

  • 「IVS検索(異体字・汎用電子)」の操作
  1. テキストボックスに検索対象となる文字を入力します。
  2. カーソルを、検索の対象なる文字の直後に置きます。
  3. [検索]ボックスをクリックします。
  4. 検索結果の文字を選択すると、背景色が黄色になります。
  5. ダブルクリックするとクリップボードにテキスト形式でコピーされます。
  • Excelでの操作
  1. 文字等が入力されていないセルのフォントを「IPAmj明朝・花園明朝A」など、Unicode IVD(UTS#37)に対応したフォントにします。
  2. [貼り付け(Ctrl + V)]します。
  3. 貼り付した結果は、「葛□」ように二文字になります。
  4. ブックを上書き保存すると、IVS文字に変換されます。
  5. 他のセルには、コピーして貼り付けをします。
  6. ※ Excelでは、文字が入力されているセルで上記の操作をするとエラーメッセージが出ます。
  7. ※ Excelでは、空白のセルでのみ変換できます。
excel1
貼り付け後
excel2
保存(上書き保存)後

PowerPointの操作手順

  • 「IVS検索(異体字・汎用電子)」の操作
  1. テキストボックスに検索対象となる文字を入力します。
  2. カーソルを、検索の対象なる文字の直後に置きます。
  3. [検索]ボックスをクリックします。
  4. 検索結果の文字を選択すると、背景色が黄色になります。
  5. ダブルクリックするとクリップボードにテキスト形式でコピーされます。
  • PowerPointでの操作
  1. フォントを「IPAmj明朝・花園明朝A」など、Unicode IVD(UTS#37)に対応したフォントにします。
  2. [貼り付け(Ctrl + V)]します。
  3. 貼り付した結果は、「葛□」ように二文字になります。
  4. プレゼンテーションを上書き保存すると、IVS文字に変換されます。
  5. ※ 最初の保存時には、画面上では変換されません。一度、閉じてから開くと変換されています。