ブラスト加工での注意点


サンドブラスト加工を、ご依頼するに当って、下記の事をご注意願います。


加工するワークが濡れている。 油が付着している。
上記の場合、加工するにあたり研磨材が固まってしまう為に、ブラスト加工が出来ません。
そのまま、乾かしてからの加工は出来ますが、染み等が残る場合があります。

材料の選択(SUS)
加工する品物の材質は適正であるか。
参考ページ
養生等については、SUS製品にはSPVが貼られていることがありますが、
SPVを剥がした際に、目に見えない糊残留があった場合
ブラスト後にシミ状に残る場合があります。

錆等の発生(鉄製品)
鉄製品等を加工した場合、酸化被膜を除去しているので非常に錆が発生しやすくなっています。
塗装 メッキ等に影響を与えることがありますので、加工終了後は早めの引取り等をお願いします。
鉄製品のサンドブラスト後に、ビーズ加工をしても錆が発生します。

バリ除去
バリ の状況により バリ と言えない(製品の一部)ものが バリ と認識されている場合があります。
このようなものについては、バリ除去が出来ないことがあります。

マスキング
お客様にてマスキングをされてご依頼される場合には、下記にご注意下さい。
マスキング材料として、マスキングテープ(紙製)にて養生した場合には、ブラストによりテープが剥がれたり
ボロボロになりマスキングの意味を果たさない場合があります。
マスキングの際には、下地の油等を完全除去して ビニールテープ ガムテープ(糸の入っているもの)等で
マスキングして下さい。


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