(その7 1999.5.22)

それにしても、着工した途端にダイレクトメールが来るわ
来るわ・・・。全て郡山市内のですが、エクステリア業者に
家具店、果ては上棟式用仕出業者まで(上棟式関係は財政的に
ちょっと無理ですので、貰っても仕方が有りませんが)。

こういうのって、やっぱり自分のニュータウンとかコンスタン
トに新築需要が見込める所を定期的にリサーチしているもの
なんですかねぇ。しかし、何処で原町市の現住所の情報を掴んだ
のか、ちょっと不気味ではあります(住民票にしか載っていない、
正式の所在表示で来たDMもあったから・・・)。

ただ、家具にしろ、外構にしろいずれは考えなくてはいけない
から頭が痛いです。何しろこの年ですのでそこまで十分にお金が
回る訳もない訳でして。ただ、外構はしばらく放っておくしかない
けれど(住むことには何ら支障はない訳だし)、家具については
せめてダイニングテーブルセットと自分用のセミダブルベッドは
欲しいですよね(今後、シングルベッドでは足りなくなって来る
事態があるかも知れないし)。ま、どうせ買うなら、いいものを
お買い得にゲットしたいと、狙いをつけているものはあるのですが、
今は取り敢えずセールになるのを待っている、と言った感じですか。

家具屋と言っても色々で、自分の所にDM送って来た業者では、
支払いに充当できる1万円分の小切手(風サービス券)を同封。
それならオーダーカーテンもやっているとの事なので、1万数千円
分ぐらい発注してみようかな、という気はしてます。
まあ、向こうがどんな顔するかですけど(笑)。財源は限られてます
んで、いちいち体裁を気にしては、きりがないですからね。

現場も始まって忙しい毎日ですが、出来る限り時間見つけて、
家具屋巡りも出来るだけ場数を踏んで、相場観を養って行きたい
ものです。但し、センスは保証の限りではありませんが・・・。

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5/6に地鎮祭がとどこおり無く終了し、いよいよ先週からは
基礎工事に突入ということになりました。

しかし、時々雨に降られたりで、当初の予定が微妙にずれて
しまい、まず杭打工事が13日の木曜日となった次第です。

本当は、一日年休を取ってずっと立ち会えれば最高な訳ですが
職場ではペーペーで有る以上、午後半日休み取るのがやっと。
で、お昼になってから速攻で郡山の現場に行って午後2時30分
に着いてみたら・・・既に工事は終わって皆引き揚げてしまい、
そこには誰もいませんでした。うーん、残念。

まあ、その場で現場監督さんにPHSで連絡を取ったのですが、
そうしたら午前中に彼が立ち合いの上、工事が完了したとのことでした。



直径20p長さ7メートルの杭が合計26本。写真のように、上から
肉眼で確認出来るものと、確認出来ないぐらい地中にめり込んでいる
ものと色々ありました。おそらく、地中の支持層の高低によるもの
なのだとは思うのですが。この時はそんなテンでバラバラで大丈夫
なのかなぁ、と思ったのですが、結局根切工事に入ってしまえば
関係無かった訳です。種明かしは後程。

本当、実物見ると、地盤に対する「保険」的要素を感じましたね。
えらい金額(坪単価約2万弱)でしたが・・・。

結局、この日は立ち会いとしては空振りでしたが、やっぱり現場見る
のは勉強になるなあ、と感じましたね。他の人の現場を見るのとは、
こんな地味な工程であっても臨場感が違うものです。

しかし、何より辛かったのが、原町−郡山間往復4時間、現場滞在
1時間でトンボ帰りして夕方からまたお仕事こなさくてはいけな
かった事。自己都合で仕事に穴空ける訳には行きませんからねぇ。
その時は好きな事やった後ですからテンション高くて大丈夫でしたが、
そのつけは週末にきっちり払う羽目となりました。寝てばかりでした。

(それにしても、このHPの読者の中で公務員志望の方もいらっしゃ
 ると思いますが、都道府県職員の仕事が9時5時だというのは、
 絶対嘘です。そんなのは遠い夢物語だと書いておきます。
 自分も福島に来て、微かな期待(?)粉砕されましたから・・・。
 当たり前と言えば当たり前なんですけど)

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さて、今週(5/16からの週)は18日の火曜日から根切工事が
始まるというのが当初の予定ではありましたが、その日朝起きたら
雨・・・。順延となりまして、20日の木曜日からとなりました。

まあ、自分の方も週の前半は締め切り近しの仕事があって、午前様
でしたし、金曜は管内出張入ってましたので、この週で半日年休
取れるのはこの日しかなかったため、タイミングとしては良かった
んですけど(順調なら本来は基礎配筋をする日ということで、
それを見たかった訳だったのですが・・・)。



この日も午後見にいったのですが、それにしてもいいお天気。

自分の土地は丘陵状になっているこのニュータウンの頂上付近に
あるので(やっぱり水上にいた方が安心だろうという計算があり
ましたので。地盤は予想通り、期待外れでしたが)、裏山も近いの
ですが、そこからウグイスの鳴き声が聞こえて来て、本当にうらら
かな初夏の午後、といった風情です。本当昼寝したい誘惑にかられ
ましたね(自分が今現在住んでいる職員公舎は国道6号線から
程近いため、いつでも車の音が凄いのに比べると、本当に音的には
天と地ぐらいの差があります)。

到着したら、既に業者さんがミニショベルカー(「ユンボ」と
通称するそうです)で根切工事をはじめていました。要は、ユンボで
基礎を組むラインに合わせて、そこの土を指定された深さまで
鋤き取って行く訳です。



確かに合理的に出来ているもので、基礎下面からの高さは既に周りの
木の板組んだもので測定が終わっていて(遣(や)り方(かた)という
そうです)、後は目印に合わせて黄色い伸縮ロープを十字に組んで
(写真でもかすかに見えると思います)、それをガイドにして掘り進む、
という工程です。

それにしても、まるで自分の手足の様にユンボを操っていて、運動神経ない
自分には絶対マスター出来ないだろうなあ、と痛感しましたね。



業者さんも話してましたが、今回杭を打っているので、その部分に
ついてはユンボが使えず、スコップで掘っているので、手間がかかる
ようでした。一部地盤が固い所があったようで、ツルハシまで
登場してました。傍目にもやりにくそうでしたね。

まず、ユンボで鋤き取れる所は取る→杭の周りをスコップで手掘る→
メジャーで黄色いガイドロープと鋤取面までの距離を測って、設定値
かどうか確認する→またユンボで、というように同じ事を繰り返し
ながら、それでもあれよの内に鋤取は進んでいきました。
そして、切りのいいところで、業者さんに挨拶の上退去してきました。



陰になっていて分かりづらいかもしれませんが、綺麗に並行に鋤き
取られています。何となく筍掘りみたいな感じがしましたが・・・。

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そして、土曜日(22日)に見にいったら、根切工事は終わっていて、
砂利の大きなもの(割栗石を)を道路工事で良く使う突き固め機
(ランマー)で固めていました。写真がまだ現像出来る状態でない
ので、アップは次の更新時としますが、仕事自体はきっちりしているな、
という印象を受けました。

この日は、現場監督さんの巡回ともタイミングが合ったので、立ち合っ
ていただき、色々と進捗状況や施工について気になる点を聞いて
来ました。寸法は現場監督さんもきっちり測っていた事もあり、ということ
で大丈夫なのだろうな、と判断せざるを得ないのが素人の辛い所ですが、
信頼出来る仕事ぶりだなあ、と(現段階では)思いました。さて、今後
どうなるか、ですが。

来週は順調ならまず週前半で型枠配筋を行い、水曜頃にコンクリ打設(今回
はコンクリ強度についても出来るだけ長持ちするようにしてくれ、と依頼
したらFC(コンクリ強度の事だそうです)210で行う、と
回答があったのですが、これはこれで十分なのでしょうか?
通常は180でやることが多いそうですが・・・)して、その週一杯は養生
するそうです。

以後、5月最終週に基礎下に水道の配管を通すための穴(スリーブ)を空ける
作業、防湿コンクリート打設等、基礎の仕上げを行い完成させ、6/10の
建て方開始に間に合わせる、とのことです。

ただ、来週も何日か雨予報が出てますし、全体的に当初予定よりは工程の進み
具合が遅れ気味のため、構造体の組上がもろに梅雨時にかかってしまいそうで
不安な面がありますね。本当、お天気が一日でも多く続くことを祈るばかりですが・・・。

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先日めでたく住宅金融公庫の融資予約も下りまして、(今回はそれより前にもう
着工していましたが)、追加変更工事分の契約も完了し(但し、判を押すまでに
項目を電卓片手に厳しくチェックした方がいいです。結構工事金額(項目)ミスが
あるものなので−自分の場合はその分きっちり別途減額契約してもらうことで対応
しましたが、相当注意していないと見落としかねないので。この段階になると
一万円でも惜しいですからねえ。)、後は基本的に現場に集中することになり
そうです。

仕事との両立で、過労気味であり、更新も今後は不定期になってしまうと思いますが、
いろんな事を盛り込んでいきますので、暖かい目で見てやってください。

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