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サッカーくじ「toto」の
必勝法はあるか?
必勝のバラ買い理論? | 話題のサッカーくじ必勝法「バラ買い理論」のおかしい点を検証する! |
削減法の紹介 | あまり削減できませんが、効果のある削減法を紹介します。 |
必勝のバラ買い理論?? | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
私はサッカーを見るのが好きで、ついでにTOTOもやっています。 実際問題・・・当たらないですね(泣) で、最近ふとトトについてホームページの検索をしてみたら・・・あれ驚き。 てんでおかしな理論が幅をきかせていて、びっくりです。 それは、バラ買い理論という「マルチ削減法」と呼ばれる手法です。 買い目を減らしても、当たる確率は変わらないとのふれこみですが、本当にそうでしょうか? ダブルを3つ買う場合、バラ買い理論では8通りが2通りになる! 削減できるのに当たる確率が同じ!なんて言ってますが、大嘘です。 このバラ買い理論、実際は言葉遊びをしているだけです。 バラ買い理論駆使して挑戦された人、いますか? 当たる確率が多くなるってほざいている割に、ほとんど当たっていないと思います。 なにしろ肝心な点を忘れています。買い目を絞れば絞るほど当選する確率は低くなるのが鉄則なのですから。 当たり前ですが、実際問題削減する前のダブル3つのほうが当たる確率は高いのですよ。 ダブル3つということは、次のような出目のことです。
これを「バラ買い理論」を駆使すると、あれ驚き!なんと8点が2点になります。
だけど、よ〜く考えてみてください。 バラ買い理論とは、普通の人が苦労して頭をひねり予想点数を減らすことと同義なのです。 実を言うと、ダブル3つのバラ買い理論は、ダブル3→ダブル1に削減するのとほぼ同じ意味です。ようするに買った点数が少なくなるのに、当選確率がそのままなんて嘘をついているのです。totoは買い目を多く買えば当選確率は高くなるし、削れば低くなる。「バラ買い」しても当たりやすさは変わらないなんて勘違いしないようにしましょう。 ホントにそうなの?あちこちにあるtoto攻略サイトだと「当たりやすくなる」って書いてあるやんか!当選保証するって言ってるんだぞ!って言う人もいると思います。 だから、実際の買い目から当選確率を検証してみましょう。 ここでは、バラ買い理論の対抗馬「マルチ→マルチ削減理論」を出してみます。 この理論では、ダブル×3の買い目はダブル×1に削減できます。 だから、「マルチ→マルチ削減理論」を駆使すると、あれ驚き!8点が2点になります。
実際のトトでは2つの理論はどのようになるのでしょうか? 出目を考えてみましょう。どちらもダブル×3=8点を2点に変えています。 ここでは仮にダブル以外の試合(10試合)はすべて的中していると考えて、ダブルとする予定だった3試合の出目だけ考えます。 この3試合の出目は、3×3×3で合計27通りの組み合わせがでます。 1等の出目がこの中にでるとき、1等と1個外しの2等はどのようになるでしょうか? 本来のtotoなら3等が存在しますが、今回見やすくするために省いています。実際に3等を考慮する場合には、下の表の空白のうち、何例かの組み合わせを除きすべて3等になり、どちらの買い方でも3等的中となる組み合わせ数は全くの同一となります。 なお、注意してほしいのは、ダブル×3で購入した場合、ダブルで購入した以外の試合(10試合)の中に1試合はずれなどがあっても的中することがあります。よってダブル×3のを購入した場合、実際の当選する出目は下表の集計値よりも多い(ようするにダブル×3を購入すれば実際の1等的中率は削減前に比べて4倍高い)ということに注意してください。
上の表を見てもらえればわかりますが、1等と2等の出現数はどちらも全く同じです。 その上、表のなかで濃い部分(8点)の削減前ダブル×3予想出目に入っている当選出目出現数も全く同じです。 ようするに「買った出目1つあたりの当選確率」は全く同じということであり、「買った出目の点数が同じであれば買い方が違っても出目1つあたりの当選確率は全く同じ」という点を肝に銘じる必要があります。バラ買い削減理論信者はいろんなありえない確率論を話すのは得意ですが、この基本な点を忘れているのが難点です。 ただし、バラ買いにはバラ買いの利点があります。 それは開催回1回あたりの「当選の出目出現数を増やす」ことです。 マルチ−マルチ削減の買い目を見ると、1等と2等、2等と1等、2等と2等の複数的中する出目が存在します。このため、当選する出目の出現数は11となります。しかし、バラ買いを行うと複数的中はしないのです。複数的中する出目を別の出目に置き換えるのがバラ買い理論です。このようにバラ買い理論はマルチ削減時の複数的中出目の分だけ多く的中出目が現れます。上の表では3つだけ出目が多くなっていますね。バラ買い理論のすばらしさはここにあるのです。 しかし、言い換えるとダブル・トリプルで重複する分しか当選出目を増やせないのも実態です。 このように効果はマルチ的中の除外分だけなので、よく言われる文章でバラ買いの場合出目を1/4に削減できるわけではなく、「同じ金額のマルチ投票点数の重なり分を出目出現増加につなげる効果がある」のです。 バラ買いにしたから当たりやすくなる・・・ある意味正論かもしれませんが、意味を取り違えている人が多いと思います。出目が増えるからと期待過剰するのは絶対に禁物です。 結論を書いておきます。
このことから考えてもバラ買い理論というのは効果を煽るために言葉遊びをやってるにすぎないことがわかると思います。だけど、誤解のないように言っておきますが、多少なりとも効果はあります。しかしながら、そのバラ買いによる効果は等価(同じ金額となる)マルチ購入の組み合わせ分だけです。 バラ買い理論の実態を下の表にかいておきます。
ようするにマルチの買い目を絞ってから、そのマルチの買い目分を展開するのがバラ買い削減理論の本当の実態です。だから、今一般的に述べられているバラ買い削減理論とはわざわざ何の意味もなく当選する確率を自ら落としてから(マルチ−マルチ削減をやる)、当選出目出現確率を重複的中の可能性がある分だけ別の出目に変更することであげるにすぎないのです。 上の表の組み合わせはあげたらきりがありませんが、実際の買い目を検証してみればわかります。 バラ買い理論なんて偉そうな理論述べているところや、こんな理論を盾に恥ずかしげもなくお金を取っている携帯サイトなどが散見できますが、実際理論と呼べるようなたいしたものではないのです。バラ買い理論なんていわゆる小ネタ的なワザでしかないのです。 ・・・だって、「本命を○個当てる」という仮定条件が出てくる時点ですでによく文章中に出てくる「1/8とかに削減できる」という理論が破綻しています。 出目削減法は現時点ではまずないと思った方が正解です。 必勝法なんてものに惑わされずに、自分でサッカーを見て研究することが第一です。 そもそもサッカーくじ「toto」はサッカーを楽しんでいる人がより楽しむものなのですから・・・・ |
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