サンガ(ラモス)人気もあってか、久々に観客も多かった(バックスタン
ドはガラガラだったけど)。試合内容も久々に悪くはなかった。だからこ
そ、そのまま終わってほしかった。
でも、スクリーニャ→辛島の交代は消極的だったのではないか。それまで
の、いい流れがあの後パッタリ途絶えてしまい、後は攻められぱなしであ
った。得失点差で大きく水を開けられているのだから、どん欲に得点を取
りにいくような采配をしてほしかった。しかも、その辛島のミスで2点目
を取られてしまったとあっては・・・。
とはいえ、10番の森岡は良かった。スピードもあるし、昨日の出来なら
磯貝は不要と思える出来だったと思う。あとはコンスタントにあのレベル
のプレーを見せてもらえれば、五輪代表でもレギュラー間違いなしなのだ
が。スクリーニャも昨日くらいの動きをして、ラストパスの精度がもう少
し上がれば・・・。
それにしても、どうして終了間際にもうちょっと我慢できないのであろう か。この試合に限らず、終了直前の失点があまりにも多すぎるように思う。 いつものことなのだから、十分に注意してほしいものだ(体力的に苦しい のは、両チームとも同じなのだから)。
最後に1つだけあえて言わせてもらえるなら、昨日の後半のロスタイムは 長すぎたのではないだろうか。もちろん、それを失点の理由にしてはいけ ないのだが、ほとんど中断がなかったにもかかわらず、50分を超えても 試合終了の笛は鳴らなかった。
それから、最後にもう1つ。試合終了後、山口がガンバサポーターに挨拶
に来てくれたのには、感動した。それに引き替え一部のガンバサポーター
のブーイングの嵐には毎度のことながら、腹が立った。試合の見方が何か
違う。一部とはいえ、そういうことを続けるサポーターがいるとゴール裏
が浮いてしまうぞー!!!
(Report : Ken'ichi Tsuji@doshisha 96/6/24)
ROUND4 2nd leg・京都パープルサンガ戦
試合結果
超凡戦であった。見所を強いてあげれば、サンガの決定力のなさ(シュート
は枠に行かないし、それ以前にまともなセンタリングも上がらない。でも、
こんなのが見所と言えるのか?)と岡中のファインセーブ、ツベイバの安定
した守備ぐらいか。そうでなければ、2−6くらいで負けていてもおかしく
はない試合であった。だいたい、ガンバにとっては、得失点差で他チームに
大きく引き離されているにもかかわらず、得点を取りに行くこともほとんど
ない消極的で中身のない試合であった(クゼ監督はナビスコカップの試合形
式を理解しているのか?)。
まず、選手交代がわからない。平岡の負傷退場による木場投入は仕方ないと
して(でも、数少ないごっつぁんゴールのチャンスに敵のGKにパスしてど
うするねん)、何故森岡→辛島なのか? あのメンバーで森岡がいなくては、
誰がゲームメイクするのか? スクリーニャが退場してからは、プロのチー
ムとは思えないお粗末な内容であった(それ以前から大概ひどい内容であっ
たが)。
さらに、松波→松山の交代に何の意味があるのか? だいたいいつも守備固
めに行って、逆に攻められっぱなしになり、結局失点するというパターンを
何試合繰り返せば、改善されるのか。8人ほどがいつも最終ラインに並んで
どうするんだ?(MFは何処にいる?) いくら跳ね返しても全部拾われて、
攻められるばかりではないか。そうすれば、さすがにいつかは失点してしま
うのは当然であろう。
今年は確かにそれなりに勝利を収めてはいる。でも、将来に明るい展望が全 く見えてこない。数年後に本気で優勝を狙えるチームを作る気があるなら、 もうちょっと考えてくれ。そして、プロなんだから勝っても負けても魅せる 試合をしてくれ。そうでないと、いつまでたっても観客は戻ってこないであ ろう。いや、今見に来てくれている貴重な観客の足も遠のくであろう。
そうそう、1つ発見がありました。西京極陸上競技場って何故ホームチーム
のサポーターの席が(ほとんど)ないの?(アウェー側の4分の1以下では
ないかな) 怒れ、サンガサポーター!!!
(Report : Ken'ichi Tsuji@doshisha 96/6/28)
そもそもシュートの数が7対20で、サンガの3分の1しかシュー トを打ってない。20本もシュートを打って、1点しかいれられな いサンガもたいがいですが、得失点差で他のチームから大きく水を あけられてるガンバが7本しかシュートを打たないなんてどういう わけ?納得いきません。
納得いかないといえば、10番をつけた森岡が、前半よかったのに、 後半辛島に代えられたのも納得いかない。全体としてあれだけ得失 点差があるのに守りに入ってる場合じゃないと思うけど・・。
試合には勝ったはずなのに、いまいち喜びが少ないのは、やっぱり
試合が面白くなかったからでしょうか。この試合で1番面白かった
のは、サンガのマスコット、パーサ君のくちばしがやたら大きかっ
たことでした。西京極に現れたパーサ君は、イラストよりもずっと
ずっと地味でした。
(Report : Yoshimi Yamamoto@doshisha 96/6/28)
まず、率直に言って、見るべきものが何もなかった。
試合開始前の観客の集まり方はあまりにも寂しいものがある。これはいくら言ってもしょうがないような状況になりつつあるが。
試合前のガンバの選手達の練習を見ていると、10m×30mぐらいの範囲で5対5(だったか?)の練習をしていた。おそらく狭い局面でのパス回しの練習であろうと思われる。以前からこのような練習はされていたのだろうか?わりと考えているかな、とは思った。しかし、それが試合に反映されているかと言えば、そうは思えない。困ったものだ。
試合が始まり、目に付くものと言えばつるつる滑る選手達。西京極は万博ほど水はけが良いわけではないようだ(試合時は晴れていたが、朝は雨であった)。それにしてもタッチライン付近で滑りまくる。もう少し長いポイントを付けたスパイクを履いて出てきてほしいものだ。また、その水はけの悪さを利用して、きつめのグラウンダーでパスが展開され・・・といいたいところだが、選手達はスライディングのやりやすさだけを感じていたようだ。(スパイクのグリップが効かないというのもあるのだが。)もう少し頭を使って、芝の状況を利用してほしい。
この試合で唯一頑張っていたのが前節と同様10番を付けた森岡。守備に攻撃にと八面六臂の活躍をしていたといえよう。しかし、他の選手達の守備から攻撃、攻撃から守備への変化がなかなか見えない。攻撃時にはボールを持った一人だけがドリブル突破。サポート全くなし。時間が経つに連れてディフェンスラインが6バック状態になっていった。いつからガンバのシステムは6-3-1になったんだ?
また、この試合は有効な攻撃が右サイドの森岡からしか生じなかった。あとはトップの松波(それほど目立たなかったけど)、左に開くヒルハウスぐらいか。平岡(負傷退場してしまったが)、今藤はどこにいたのだ?中盤の底である森下、スクリーニャは相変わらず役立っていない。一方、ツベイバは相変わらず突進力を生かしていた。見事である。
ガンバのことではないのだが、サンガのラモス、効いているとは贔屓目に見ても思えない。有効なスルーパスは今回は一度も見られなかった。気合いだけなのか。悲しいことだ。
ひとまず、見に行ったお客に失礼な試合であった。これではいくら広告をしてもそれを見て来てくれた観客を喜ばせることなどとうてい出来るわけがない。「やっぱりこんなのか。来る気うせるなぁ」と思わせるだけである。「アトラクティブ、スペクタクルなサッカーでTop4を目指す」と今期のはじめにいったのは誰なのだ、クゼ!
(Report : Eiji Kawahata@osaka-cu 96/6/29)
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Last Updated Jun.29,1996 JST
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