最初に海外サーチエンジンへ登録するに当たって、登録するホームページで最低限必要なことは、
- <Title>タグの中にタイトル名をきちんと記入すること
稀にindex, newpageなどの方がいますが、これでは意味がありません。通常、ご使用のブラウザで左上にタイトルが表示されます。
- フレームの使用を避けること
一般的にロボット型サーチエンジンはフレームを読みとりません。
以上が最低限です。
次に、「タイトル」、「紹介文」、「キーワード」の決め方について、基本的にはどのような文章にしても登録はできます。少しサーチエンジンの特徴を知ることで検索効果を高めることができます。
- 「タイトル」と「紹介文」も検索を意識した文章を考慮する
ディレクトリー型サーチエンジン、ロボット型サーチエンジンは、一般的に「タイトル」、「紹介文」で使用される用語も検索対象にしています。特にYahooを代表とするいくつかのディレクトリー型サーチエンジンは、登録項目にキーワードは含まれていませんので、「タイトル」と「紹介文」を意識することが重要です。(但し、Yahooの場合、登録申請した内容をYahooサイドのスタッフにより編集されることもあります。)
さて、では具体的に「タイトル」、「紹介文」、「キーワード」をどのように決めた方がよいのでしょう?
まず、ご自身のページがどのような用語で検索されたいかを考えて下さい。あまり一般的な用語を多用して何千−何万件検索されても効果的とは言えません。一般的な検索者は、複数語を使って検索をします。
- 全般的に名詞を多用する(検索語の80%以上は名詞。但し下記のような形容詞の使用は十分検索対象語です)
形容詞+名詞=名詞句(名詞扱い)
例)retrieval system 「検索システム」
例外) effective system「効果的なシステム」このような強調表現をする形容詞はあくまでも情報提供者の主観ですのであまり意味がありません。(もちろん使用することはできます)
- キーワードには類義語を使用する
(シーソラスなど類義語辞典を参照)
- 紹介文は端的かつ特化した用語を使用する。
例)Our company provides a wide range of
translation services to many people
all over
the world
「弊社は世界中の人々に幅広い翻訳サービスを提供しています。」
このようにしても特に問題はありませんが、可能であれば特化した用語を入れる方が効果的です。
この中で検索される用語は[translation][ translation
service]くらいでしょう。many people
all over
the wordはあまり大きな意味を持ちませんし検索される用語でもないでしょう。
ではどのようにしたらよいのでしょうか?
「翻訳サービス」を利用したい人はどのような言葉で検索するのかを考えると解決できます。絶対用語は[translation]として、対応言語[English][Korean][Japanese]、対応分野[medical
translation][technical translation][business
translation]を加えた方が検索者の希望通りのホームページがヒットし、さらに情報提供者にとっては将来クライアントになりうる人に見られるわけですから双方にとって効果的と言えます。
中にはあえてスペルミスまで考えてキーワードに加えている人もいます
以上、参考にして下さい。
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