題名・内容 |
第1話〜第17話
Zガンダムの題名及び内容概略一覧です。 |
第1話 | 黒いガンダム | クワトロのリック・ディアスは、アポリー・ロベルトを率いてグリーン・ノアの宙域にいた。 カミーユはクラブをさぼり、港に急いでいた。ファもなぜかそれに付き合ってしまう。カミーユの目的は、 ブライトである。リニアモータに乗るなかで、カミーユはクワトロ達の気配を感じていた。その感覚はク ワトロも同時に感じていた。カミーユは結局テンプテーションの入港に間に合わなかったのである。 そこにいたジェリド。カミーユという名前を聞き、「女の名前なのに、なんだ男か」その言葉に激怒する カミーユ。ジェリドを殴ってしまう。憲兵に取り押さえられるカミーユ。額を蹴り上げるジェリド。 そんな頃、クワトロはリックディアスで単機、コロニーの中に侵入していた。モビルスーツを降り、エア ロックを開け、中に入っていくクワトロ。ついに中心部の街に出て、撮影を開始する。ティターンズが 何かをしているということだけ掴み、引き上げようとしているそこに、突如発砲してくるガンダムmkU。 クワトロは負傷しつつもリックディアスのもとにおさまる。そのままグリーンノアを後にする。 カミーユはMPの取り調べを受けていた。エゥーゴではないかという疑いをかけられていたためである。 カミーユは何か不思議な感覚を感じていた。そこに釈放命令が出され、手錠をはずされる。が、MPの 言葉に逆上し、またもMPを殴ってしまう。その場に突如の地響き。ガンダムが落ちてきたのである。 その混乱に乗じて逃げ出すカミーユ。エレカーを奪い、外に逃げ出す。エレカーを放棄し、草むらに身 を寄せるカミーユ。「こんなことしちゃって。俺どうするんだ。」 アーガマから1発のビーム。グリーンノアに着弾。それはクワトロの指示であった。 |
第2話 | 旅立ち | アーガマが攻撃したところからコロニーへの侵入を開始するクワトロ達。その最中、クワトロはカミー ユの息づかいを感じ取っていた。「なんだったんだ?あの息づかいは」カミーユがガンダム落下の場 所に戻ったとき、ジェリドのガンダム3号機はすでに引き上げられた後であった。ブライトは警報がな っているにも関わらず、何の対応もしないジェリドとエマに渇を入れる。コロニー内での戦闘が始まる が、クワトロ達リックディアスにとってはジムは敵では無かった。その知らせを聞き、バスク・オムはグ リーンノア1に向かう。 カミーユはその混乱に乗じて基地に入り込んでいた。エマが乗り込もうとしていたガンダム3号機に乗 り込むカミーユ。ブライトはカミーユに降りるよう呼びかけるが、結局起動させてしまうカミーユ。そこに ガンダム2号機と戦っていたクワトロ達が降りてきた。カミーユはさっき自分を殴ったMPをいたぶるこ としか考えていなかった。そして、クワトロ達に「僕は敵じゃない、あなた方の味方だ」と言う。突如2号 機を押し倒す、カミーユの3号機。ブライトの指示で2号機を降りるカクリコン。カミーユは拿捕した2号 機とともにクワトロとともにコロニーから飛び立った。 ブライトはバスクオム達の前で殴る、蹴るの暴行を受けていた。ティターンズは連邦軍とは違うという ことをわからせるために。ティターンズは特殊部隊なのだということをわからせるために。 外に出たクワトロ達を待ち伏せていたのは、ジェリド達のハイザックである。だが、アーガマとの連携 攻撃により難なく撃退。カミーユも一緒にアーガマへ。 |
第3話 | カプセルの中 | ルナ・ツーより発進したライラ達がアーガマを捕捉した。そのアーガマではブレックス准将達はカミー ユをニュータイプとして扱おうと考えていた。またガンダムmkUや建造中の戦艦の情報を聞き出そう とするクワトロ。だが、カミーユの持っている情報はあまりにも乏しいものでしかなかった。 捕捉されたあーガム。アーガマに停戦信号を送るライラのガルバルディ。それを無視し、モビルスー ツ戦が始まった。ライラはクワトロの赤いリックディアスを見て、赤い彗星だと直感。それが攻撃をに ぶらせる。そのときボスニアからの撤退信号。かろうじてクワトロが1機のモビルスーツを落とす。 グリーン・ノアではカミーユの両親を乗せたアレキサンドリアが出航。エマのガンダムmkUが白旗を かかげ、バスクの親書を持ちやってきた。バスクの親書を読み怒りに震えるブレックス。カミーユの 両親を人質に、カミーユとガンダムの返還を求める内容であった。カミーユの両親を乗せたカプセル を探知。そのことをひょんなことから知ってしまったカミーユ。ガンダム3号機でカプセルに近づく。ジ ェリドは「カプセルをエゥーゴが奪取しようとしたら撃て」という命令を受けていた。カプセルに手を伸 ばした瞬間、カプセルを撃つジェリド。カミーユの母、ヒルダは宇宙空間に消えていった。 |
第4話 | エマの脱走 | ヒルダの乗ったカプセルが破壊されたという衝撃は、カミーユをジェリドのハイザックへと駆り立てた。 それを予見したかのようにエマの1号機もアーガマを離れる。「殺すことは無かったんだ」、この声で ガンダムのパイロットがカミーユであることに気づく。そこに割って入るエマ。ライラ隊を牽制していた クワトロはひとまずバスクを受け入れることを進言する。そして錯乱するカミーユのガンダムを押さえ 込み、コクピットからカミーユを引きずり出そうとする。ガンダムとカミーユを連れて、バスクの元に戻 るエマ。アレキサンドリアで、父、フランクリンに会ったカミーユ。「父さん、母さんは死んだよ。」その 言葉でフランクリンはバスクに抗議に行こうとするが、軽くあしらわれる。一方、ジェリドはカミーユを 挑発するかのような声をかけるが、逆にカミーユに挑発をかけられる。エマに静止させられるジェリド であった。 エマはバスクにエゥーゴのモビルスーツ奪取を命じられる。エマはフランクリン、カミーユを連れ、ア レキサンドリアを脱出する決心をする。ガンダムの出撃の仕方が尋常ではないのに気づくジェリド。 強引にハッチをこじ開け、脱出する3機のガンダム。ガンダムを追うライラのガルバルディ。クワトロ はすでにこの動きを予測しており、即座に援護に入る。 無事にエマ達はアーガマにたどり着く。「その心変わりが信じられない。」と疑問を投げかけるクワト ロ。そんな中でも、エゥーゴのモビルスーツにすっかり心を奪われている父にいらだちを覚えるカミ ーユであった。 |
第5話 | 父と子と・・・ | バスクが本格的にエゥーゴ討伐を決心した頃、アーガマではフランクリンが暴動を起こしていた。アス トナージを人質にとり、クワトロのリックディアスを奪取する。クワトロはガンダムmkUでアポリー・ロベ ルトと後を追う。カミーユも後を追おうとレコアを振り切ってガンダムに乗り込む。 アレキサンドリア目前のところでクワトロ達はフランクリンを捕捉する。そこに迎撃のために出たジェ リドのハイザック隊が出てくる。アーガマとアレキサンドリアは艦隊戦に突入。カミーユのガンダムも カミーユの意志を尊重し、出撃させる。カミーユのガンダムはフランクリンのリックディアスに取り付 く。ガンダムに照準を定めるカミーユ。しかし撃てないカミーユ。冷静さを失ったフランクリンはカミー ユのガンダム目がけ乱射。その最中で流れ弾に被弾。脱出するもリックディアスの爆発で宇宙の彼 方に飛ばされてしまう。引き上げるジェリドにビームライフルを浴びせるカミーユだったが、クワトロ に静止させられる。 アーガマに戻ったカミーユ。レコアやエマから慰めの言葉をかけられるが、何一つ親らしいことをして くれなかった両親に発狂する。クワトロはシャアのことを引き合いに出し説得しようとするが、それも 今のカミーユにとっては無駄でしかなかった。一人自室で悲しむカミーユ。 |
第6話 | 地球圏へ | アーガマ・モンブランを追撃しているアレキサンドリアは、ライラと共同で作戦行動に入ることになった。 ジェリドが戦闘隊長になって作戦行動をとることになったのだが、何かとライラにつっかかるジェリド。 ライラの方が明らかに実力が上。ジェリドはライラになぜそのように動けるのか教えてくれと頼む。 アーガマでは破壊されたリックディアスの回収作業で忙しく、そんな中でレコアはアーガマ を降りて地 球へ行くことになった。カミーユのちょっとした行動からレコアはエマの保護観察室にいた。そこで話題 に出てきたのが30バンチ事件。その話がにわかに信じられないエマであった。またカミーユも興味を 持っていた。 レコアは地球に降りるためのシャトルに乗り込んでいた。何かを話しかけたかったカミーユだが、レコ アは邪魔扱いをし、カミーユをその場を立ち去らざるを得なかった。そんな中でジェリド達がアーガマ に攻撃をしかけてきた。クワトロ達は戦闘監視衛星の攻撃に出ていたため、防備が手薄。カミーユは ばらし中のガンダムで出る。レコアのシャトルが予定通り射出されるためである。モンブランは落とさ れてしまうが、レコアは無事ジャブローに向けて出発した。ジェリドはカミーユにどうしても勝てない。悔 しがるしかないジェリドであった。 |
第7話 | サイド1の脱出 | カミーユは素質を見込まれてパイロットにならないかと持ちかけられる。悩むカミーユ。アーガマはサイ ド4への宙域に入った。ティターンズを巻くためである。 アレキサンドリアでは共同作戦中のライラがボスニアに戻り、単独作戦に入ることとなった。ライラはア ーガマがサイド1へ向かうと踏んでいたが、見事それが当たる。アーガマが30バンチに入港したことを 知り、単身乗り込んでいく。 サイド1、30バンチ、かつてティターンズがG3ガスを使って毒ガス攻撃を行った忌まわしい30バンチ事 件の現場である。それは、エゥーゴの存在価値をエマに教えるためのヘンケンキャプテン達のはから いであった。おそろしい数のミイラ化した死体。ティターンズが何をしたのかを訴えるには十分な惨状 でった。そこに突如現れるライラ。カミーユを人質にとるも、クワトロの言い分にその場を立ち去らざる を得ない。ライラ隊がモビルスーツで現れることを予見したクワトロは、アーガマにすぐに戻る。 ヘンケンはカミーユをガンダムmkUに乗せ、先行させる。カミーユはライラとモビルスーツでの戦闘と なる。ライラはカミーユに歯が立たない。ガンダムmkUの放ったライフルがガルバルディを打ち抜い た瞬間、自分がオールドタイプだと悟り、そして宇宙に散っていくライラ。遅れてついたアレキサンドリ アのブリッジよりその状態を見ていたジェリド。ただ悲鳴を上げるしかなかった。 |
第8話 | 月の裏側 | アーガマ、そしてそれを追うアレキサンドリアは月圏内に到達していた。神経質なカミーユのもとに保 護観察から自由の身になったエマが訪ねてきた。エマはカミーユがライラの気配を感じ、それに悩ん でいるのではと考えていた。しかし自分がニュータイプかのように扱われるのを嫌がるカミーユであっ た。そんなときに襲ってくるジェリド。ガルバルディのテストがてらの攻撃である。月面での一騎打ちと なるカミーユのmkUとジェリドのガルバルディ。いつしかビームサーベルでの白兵戦となり、膝を射抜 かれたmkUは動きが自由にできない。そこを狙おうとするジェリド。だがクワトロのリックディアスに阻 まれ、撤退せざるを得なくなる。戻ったカミーユにクワトロは1機のモビルスーツに振り回されると自分 の命を落とすことになると忠告する。 アンマンに入港するアーガマ。クワトロはそこでアクシズが地球圏に動き出していることを知る。そこに ウォン・リーの面会希望の連絡が入った。ウォン・リーはジャブロー攻略を考えていた。戦力の圧倒的 差を理由にジャブロー攻略を反対するクワトロ。そんなときカミーユとエマが乗っていたエレカーが、 カクリコンに襲われた。銃撃戦のなか、辛くもその場を脱出するカミーユとエマであった。 |
第9話 | 新しい絆 | ジャブローに潜入していたレコア。発見され捕まったところをカイ・シデンに助けられる。 話は代わり、月のグラナダ。補給が受けられないアレキサンドリアはアナハイムに動こうとしていた。 そこでモビルスーツ、マラサイの補給受ける。 集合命令に遅れたカミーユ。ウォン・リーに修正される。気絶したカミーユが目を覚ましたのはロッカー ルームだった。支度を急げというカクワトロに反発するカミーユ。さらにエマにも殴られる。クワトロ達 はモビルスーツ百式のテスト飛行。なんやかんや言いつつもカミーユも後を追って出撃。グラナダに 入ったクワトロ達はティターンズの戦艦奪取作戦にとりかかる。ほぼ制圧を修了するクワトロ達。だが、 一部残った勢力鎮圧のための白兵戦になり、カミーユも初めての白兵戦を経験する。 そんなときカクリコン隊がアンマンの港への攻撃を開始した。その感覚を察知したカミーユはクワトロに 戻るように進言する。ある程度鎮圧が完了し、カミーユの言うことが理にかなっていると感じたクワトロ はカミーユをアンマンに急行させる。アンマンではエマのリックディアスとカクリコンのハイザックが死闘 を繰り広げていた。エマが危機一髪のところで現れるカミーユのmkU。カミーユの攻撃により、カクリコ ン隊は撤退していった。エマはカミーユが作戦途中で抜けてきたのではないかと非難するが、カミーユ がエマの叫ぶ声を感じて戻ってきたという言葉を聞き、感謝の念に変わっていた。 再びジャブロー。レーザー通信を試みるべく、レコアとカイは基地への侵入を考えていた。 |
第10話 | 再会 | ガンダムmkUに対しての装備となるフライングアーマー組み立てが始まった。これはカミーユが考案 していたゼータガンダムの試作パーツである。アーガマはアンマン発進後、ジャブローへの地球降下 作戦の任に展開することになっていた。その動きはティターンズに察知され、マラサイのテストとして出 撃したカクリコン・ジェリド隊の攻撃を受けることとなった。カクリコン、ジェリドは時間差攻撃と称して、 1機であるかのように見せかけた攻撃をmkUにしかける。だが、逆にカミーユにやられてしまうジェリド。 今度はカクリコンの攻撃に遭うカミーユだったが、カミーユを呼び戻しに来たクワトロの百式に阻まれ、 カクリコンはジェリドとともに撤退を余儀なくされる。 無事にアンマンを出航したアーガマ。漂流しているテンプテーションを捕捉する。カミーユとクワトロが 調査に出かける。テンプテーションはシロッコのメッサーラに追われていた。百式とmkUを襲ってくる メッサーラ。クワトロはメガバズーカランチャーの照準を合わせる。発射するもその攻撃をかわし去っ ていくメッサーラ。テンプテーションを連れて帰るクワトロ達。ブライトから礼を言われるクワトロ。そし て緊張した面持ちのカミーユの胸に突如飛び込んでくる女性。それは、グリーンノアにいたはずのファ ユイリィであった。 |
第11話 | 大気圏突入 | 昼食を配るファにあまりよい印象を持っていないカミーユ。どうも幼なじみが近くにいるのが心地よくな いようであった。一方ブライトは、大佐待遇としてアーガマの艦長に就任した。ヘンケンはアーガマを離 れ、月へ戻ることとなった。 エゥーゴの地球降下作戦が開始された。ブライトはクワトロに、ジャブローにまだいるはずのミライ達を 頼んでいた。一方、ファとカミーユは話がうまくかみ合わない。結局ファのことをつっぱねてしまうカミー ユであった。そんな状態のまま別れ別れになる2人。大気圏突入のため発進する各モビルスーツ。そ こに攻撃をしかけてくるシロッコのメッサーラ。編隊を離れ迎撃に向かうエマのリックディアス。カミーユ のmkUも後を追う。エマとカミーユの眼前で変形するメッサーラ。エマ機は右手を撃破されるが、百式 が加勢し、エマはアーガマに後退する。地球の引力を感じたシロッコは早々に撤退した。今度はカクリ コンとジェリドが後を追ってくる。エマは地球に降りると言い張ったが、ブライトの命令、クワトロにより 強引にアーガマに収容される。執拗にmkUを追うカクリコンとジェリドのマラサイ。バリュートを広げず 粘ったカクリコンであったが、自動的にバリュートが開いてしまう。カミーユによりバリュートを破壊され、 カクリコンのマラサイは宇宙の塵として消えていった。 |
第12話 | ジャブローの嵐 | ジャブローに降下しつつあるエゥーゴ。そのジャブローにはレコアとカイがとらわれの身となっていた。 カミーユも無事ジャブローに降りていたが、ジェリド達の攻撃を受けていた。何とか振り切ってクワトロ 達と合流。クワトロはジャブローの抵抗が手薄であることに妙であると感じていた。カミーユはレコアの 気配を感じ取っていた。そこに現れるジェリド達。単機になりつつもジェリドはカミーユのmkUに向かっ て行った。ビームライフルの干渉でmkUは谷底に落下。またもmkUを撃てず、マラサイを逃したジェリ ドは悔しがるしかなかった。 アポリー達は捕虜より、ジャブローは35分後に核爆弾により消滅することを聞き出す。カミーユはレコ アの気配を感じながらmkUを進ませていた。連絡の取れないカミーユを探してクワトロは百式を戻す。 静かになったレコアとカイのビルが突如揺れる。カミーユはついにレコア達を発見し、助け出すことに 成功した。そこに百式も合流。 ジェリドは最後に脱出するガルダに乗り込もうと必至であった。そこに手を伸ばすマウアー。何とかジ ェリドはジャブローから離れることに成功した。エゥーゴが抑えたガルダも発進。そこに攻撃をしかけて くるハイザック。mkU、百式も戻り、攻撃を振り切ってガルダは飛び立った。ジャブロー、核爆発。 飛び立ったガルダに近づく飛行機。それはカラバのハヤト・コバヤシの機であった。 |
第13話 | シャトル発進 | ティターンズ総帥、ジャミトフ=ハイマンがグリプスに上がっていた頃、アムロの元にフラウ、カツ、レツ、 キッカが訪問していた。カツはアムロをカラバやエゥーゴに参加させようとしていた。 ジャブローを脱出したクワトロ達は、ハヤトの手引きでケネディー空港に来ていた。クワトロ達をシャトル で打ち上げるためである。ハヤトはカイと話をしたかったが、クワトロと偽名を変えているシャアとは一 緒にいれないと姿をくらましていた。ハヤトはクワトロにシャアではないかとの疑問をぶつけてみた、が クワトロは認めようとはしなかった。そんなクワトロにカミーユは修正をくらわせた。なおも詭弁を言うク ワトロ。そこに警報。ブランがアッシマーで攻撃をしかけてきたのである。 アポリーが操ろうとするシャトルを守ろうとするカミーユ、クワトロ、ロベルト。だが、ロベルトのリックディ アスは破壊され、ロベルトは戦死してしまう。その様を見ており、悔しい気持ちであるのを抑えながら、 シャトルを発進させるアポリー。そのシャトルを追うアッシマーだったが、百式とmkUに攻撃を阻まれ、 撤退。百式とmkUはカラバのアウドムラに合流する。そしてブランは残されたもう1機のスードリーで 追撃を開始した。 |
第14話 | アムロ再び | アウドムラ追撃部隊としてロザミアがスードリーに合流しつつあった。 アムロは日本に旅発つフラウ達を見送るため、空港に来ていた。アムロはカツを連れ出し、ハヤトと合 流することを考えた。見張りの目を盗み、空港に駐機していた輸送機をジャック。離陸に成功した。 ロザミアはスードリーではなく、アウドムラの方を捕捉していた。アウドムラを襲ってくるギャプラン。クワ トロの百式以外はアウドムラより迎撃の命令であったが、無視して出撃してしまうカミーユ。ギャプラン に苦戦するが百式に助けられ、撤退するロザミア。スードリーに合流し、その代わりにブランのアッシマ ーが今度は出撃。アウドムラを襲ってくる。 そのアウドムラが視界に入ったアムロ。自分の乗ってきた輸送機をアッシマーにぶち当てようとするア ムロ。「止めろアムロ」、叫んだクワトロはなぜ自分がその名を呼んだのかを疑問に感じる。「下がって いろ、シャア」アッシマーを巻き込み、輸送機は墜落。ブランは撤退する。パラシュートで脱出したアム ロを広うカミーユのmkU。よってくる百式。クワトロは、mkUの手に乗っているのがアムロであることを 確信し、そして百式のコクピットから顔をのぞかせているクワトロを見て、シャアであることを確信する アムロであった。 |
第15話 | カツの出撃 | ハヤトはアムロからフラウが日本に行ったことを聞きうれしく思い、またカツを連れ出してくれたことを喜 んでいた。カツは整備中のmkUに興味を持ち、いじり回していた。アムロはなぜシャアが地球圏に戻っ て来たのかを疑問に思っていた。しかしその話をクワトロは軽く流してしまう。そんなアムロに話しかけて くるカミーユ。しかしカツの顔色を伺っているアムロに嫌気を感じる。 翌日、アウドムラに1機の複葉機が着艦する。カラバからの連絡員、ベルトーチカ・イルマであった。アム ロに興味を抱くベルトーチカ。一方、カツはアムロの態度が気にくわない様子。アムロをわざと避ける様 になっていた。 ロザミアのギャプランが接近、カツがmkUで勝手に出撃してしまう。クワトロは百式、カミーユはリックデ ィアスで後を追う。アムロもネモで出ようとするが、7年のブランクがあるからということで、ハヤトに止め られてしまう。悔しがるアムロ。mkUはギャプランにもてあそばれたが、カミーユに救助され事無きを得 る。カツのとっさの射撃とクワトロ、カミーユの攻撃でギャプランは破壊され、ロザミアは脱出する。帰還 後、ハヤトから修正を受けるカツ。クワトロは立ち去っていくアムロを見て、なぜ立ち上がらないのかと いうことを疑問に感じずにはいられなかった。 |
第16話 | 白い闇を抜けて | 泣き言を言うアムロに同情を送るベルトーチカ。アムロはモビルスーツで戦う気になっていた。クワトロ にモビルスーツを置いていって欲しいと頼むアムロ。だが、逆に宇宙へ来いと誘うクワトロ。また。カツ も一緒に宇宙に上がることとなった。ヒッコリーに近づき、百式とmkUを打ち上げる作戦が開始された。 アムロもリックディアスで出撃する気になった。出た瞬間、ブラン隊の存在に気づくアムロ。単身ブラン 隊に対峙する。リックディアスが来ないことを気にしたカミーユはmkUで迎えに行く。アムロはカツをシ ャトルに降ろし、また戦いに戻って行った。クワトロも出たがったが、カツはアムロから戻った拳銃を構 え、クワトロをシャトルに戻した。シャトルを守るmkUとリックディアス。力でアッシマーを押し込んだア ムロは、カミーユとの連携でアッシマーを破壊する。アムロは自信を取り戻しつつあった。 |
第17話 | ホンコン・シティ | カミーユを宇宙に戻せなかったハヤト達はひとまずアメリカを離れ、ニュー・ホンコンのルオ商会に接触 することを決めた。ベルトーチカはカミーユにmkUをアムロと交替してくれと頼む。しかしそんなことはま ったく取りあわないカミーユ。 そのころスードリーにはサイコ・ガンダムのフォウ・ムラサメが到着していた。 アウドムラはニュー・ホンコンに到着。アムロとベルトーチカはルオ商会に来ていた。そこで見かけたの はミライとそこの子供である。ミライは宇宙行きシャトルの闇チケットを入手するためにルオ商会に来て いたのであった。アムロがルオ・ウーミンに会いたいと言った瞬間、ルオ商会の者に襲われる。ベルト ーチカとミライはアウドムラに逃げようとした。そのときサイコ・ガンダムがニュー・ホンコンに出現する。 発進するmkU。サイコ・ガンダムとの戦闘が始まる。異様な気を発するフォウ。それはカミーユの攻撃 の手を惑わせていた。街中であろうと無差別攻撃をするサイコ・ガンダム。さらに変形したサイコ・ガン ダムに完全にパワー負けしているmkU。 アムロはルオ・ウーミンの娘、ステファニーとルオ商会の建物を出て避難しようとした。その途中でカミ ーユとフォウが戦っているところに出くわす。カミーユの戦い方に文句を言うアムロ。アムロはサイコ・ ガンダムから受ける感覚に嫌なものを感じていた。カミーユの気が、フォウに対して「頭のなかに蛇が ざらつき回るような不快感」を与え、それに嫌気を感じたフォウは、戦線離脱した。 アウドムラに戻ったカミーユに、早く宇宙に戻るように勧めるアムロ。カミーユもサイコ・ガンダムからの 妙な気を感じ取っていたことで、アムロはある種の不安と安心を覚えていた。 |