機動戦士ガンダムZZ

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第17話〜第34話
ガンダムZZの題名及び内容概略一覧です。


第17話 ハマーンの黒い影 アクシズ。グレミーはハマーンへの謁見をしていた。ハマーンは地球連邦政府への攻撃準備に忙
しい様子。グレミーが考えているニュータイプ部隊を当て込んで、偶然手に入れたサイコ・ガンダ
ムを預ける。
ジュドーはダミー隕石を使ってアクシズに潜入していた。そのジュドーの気を感じて、エルピー・プ
ルが宮殿を飛び出していた。一方、ビーチャとモンドはいい加減こき使われるのが嫌になり、リィ
ナを手みやげにアーガマに戻る作戦を開始していた。アクシズの街を歩いているとき、突然プル
にまとわり付かれる。ジュドーはプルの扱いに手を焼いていた。ただプルのリィナを知っているか
もしれないの発言に期待を寄せ、ジュドーはプルを邪険にもできない状況にいた。
リィナはグレミーの目を盗み、逃げ出した。そこでたまたま街にいたビーチャとモンドに合流。バウ
を盗み出し、ゴットン達を見つけて大暴れしていた。
プルはジュドーをハマーンの宮殿に連れてきていた。だがリィナの気を感じないというプルは、気を
感じるためにシャワーを浴びにいってしまう。ジュドーは単独でリィナを探し回ろうとするが、兵士に
見つかりバラ園に落下。そこで銃を構えたハマーンに出会う。ジュドーに妙な気を感じるハマーン。
そしてジュドーもハマーンに妙な気を感じていた。そんなときにビーチャ達が操っていたバウが宮
殿内に落下。その隙に逃げ出すジュドー。ジュドーはまだミンドラにいるとにらんでコア・ファイター
で後を追うが、プルのキュベレイUがその後を追ってくる。ジュドーと遊びたいプルであったが、イ
ーノとミリが持ってきたコア・トップ、コア・ベースに邪魔され、オールレンジ攻撃をしかけるプル。
こんなことをしてはいけないと怒るジュドー。ビットを全て落とされ、泣いて帰ってしまうプル。プルか
らリィナが、宮殿に落ちてきたモビルスーツ内にいたことを聞き、再度アクシズに戻るジュドーであ
った。
第18話 プルとアクシズと アーガマにイーノとミリのコアファイターのみ帰投したことに苛立ちを隠せないブライト。ハマーンの
地球降下作戦は既に開始されていたのである。アクシズ周辺はあまりにも多いダミー隕石に、み
な困惑していた。だが、そんなダミー隕石の一つにジュドーはダブルゼータを潜ませていた。機会
を伺っているジュドー。
ビーチャとモンドはグレミーに捕まっていた。ルーのことを聞くグレミー。ルーはジュドーに気がある
のではないかというモンドの発言にすっかり動揺するグレミー。そんなところにジュドーはダブルゼ
ータでデッキに入り込んできた。ジュドーはダブルゼータを手みやげに投降をしようと芝居を打つ
作戦である。だが、先ほどのモンドの話を聞いていたグレミーは、逆恨みから手荒い歓迎をする。
ダブルゼータの手みやげも効果なく、独房にぶち込まれてしまうジュドー。
ビーチャとモンドはモビルスーツの塗装を頼まれたとモビルスーツに来て驚く。そこにダブルゼー
タがあったからだ。これを手みやげにしてアーガマに戻ることをたくらむビーチャとモンド。一方、
ジュドーの元にはプルが忍び込んできていた。逆にプルに手錠をはめ、独房から去っていくジュ
ドー。リィナに会わせてあげるつもりだったのに、こんなことをされてと腹を立てるプルであった。
プルは逆にリィナを連れ出す。
エルとルーはジュドーを連れ出すための作戦を開始する。アーガマがハイメガ粒子砲でアクシズ
を攻撃する作戦であり、それまでにジュドーを連れ戻す必要があったからだ。ジュドーもダブルゼ
ータで逃げだそうと考えていたが、ダブルゼータはビーチャとモンドによって操られていた。ところ
がそのダブルゼータを追ってバウが迫ってくる。そのバウの頭に張り付くジュドー。その追いかけ
っこをしているところにエルのmkIIとルーのゼータが割り込んでくる。さらにプルがリィナを連れ出
し、キュベレイmkIIで割り込んで来た。逃げ出すキュベレイを追うダブルゼータ。置いてきぼりにさ
れたグレミーも後を追う。キュベレイとダブルゼータはアクシズ内に入り込んでいた。プルはジュド
ーと遊んでほしいと言う。ジュドーは遊んでやると言うが、それは嘘だと言い張るプル。リィナを取
り戻したいがために嘘を付いていると怒り始めるプル。街中であるにもかかわらずビット攻撃を
始めてしまうプル。リィナにジュドーに憎まれてしまうと言われ、とたんにサイコミュが使えなくなっ
てしまうプル。そこにグレミーのバウが現れ、キュベレイを連れ去ってしまう。ジュドーはバウを見
失い、エル達の誘導でアクシズから脱出する。ハイメガ粒子砲をアクシズに向かって発射しようと
するアーガマ。だが、ジュドーはアーガマにいた市民のことを思いだし、ブライトに撃つなと説得す
る。結局はアクシズに向かってハイメガ砲を発射するブライト。居住ブロックが無事であることを
確認し、アクシズを後にするアーガマ。
ブライトはジュドー、ビーチャ、モンドを独房に入れた。そしてプルはサイコミュが使えなくなった悲
しみからまだ立ち直れずにいた。そしてリィナもジュドーの元に帰れなかった悲しさでいっぱいで
あった。
第19話 泣き虫セシリア(前) アーガマはフォンブラウンに入港していた。ウォンはアーガマを地球降下に使おうと考えていた。
アーガマから降りてきたジュドー達につっかかってくるウォン。修正を加えようとしたが、かわされ、
逆に殴られてしまうウォン。ミリはトーレスに市内を案内していた。そこに合流するジュドーとエル。
ピザ屋に入り、トーレスは幼なじみのセシリアに偶然にも再会した。トーレスはジュドーからウォン
さんを殴ってきたことを聞き、早くアーガマに戻るべきだと怒る。食べ物を詰まらせトイレに駆け込
むジュドー。そこで偶然立ち話を聞いてしまうジュドーとエル。セシリアとゴットンが何かをたくらん
でいるらしいことをキャッチする。それを利用してウォンに許してもらおうと考えるジュドー達。遅れ
て入ってきたビーチャとモンド。そこでゴットンの部下がいることに気づく。こっそり2人の話を聞い
ていたが、ミリがビーチャとモンドを呼んだことで、盗み聞きをしていたことが発覚。店の中での乱
闘となってしまう。ゴットンの部下が逃げ出し、とにかくアーガマが攻撃を受けることを知らせに戻
ろうとするビーチャ、モンドであったが、そこにジュドーとエルが乗り込み、セシリアのエレカーを追
うように指示する。セシリアはアーガマに潜り込もうと考えていたのだ。
ジュドーはブライトにセシリアのことを知らせようと考えていたが、ウォンとブライトのジュドー、ビー
チャ、モンドの切り捨てるか切り捨てないかを聞き激怒、出てきたウォンに対し、妹を助け出すた
めにエゥーゴを利用せず、一人で助け出してやると言い残し、ダブルゼータで出撃する。ビーチャ、
モンドもmkII、ゼータで出撃する。ウォンは彼らの言うことを信じず、ハッチを閉じろというが、ブラ
イトは彼らのビビッドを感じろとモビルスーツの発進を許可する。
ゴットンの戦艦を奪取しようとするジュドー。だが、ハイメガ粒子砲を放ち、モビルスーツを撤退さ
せたものの、戦艦奪取の機会を失ってしまう。
アーガマに戻ってきたジュドーにウォンは修正を加えようとするが、修正を受けるなら全員でと申し
出られ、そしてブライトにも説得され、ウォンは修正を断念する。談話室に来たジュドー達。そこに
セシリアがいるのを発見する。街に戻ろうとするセシリアに立ちはだかるエル。ジュドーはセシリア
が何をしようとしたのか、トーレスに話そうとする。 
第20話 泣き虫セシリア(後) ジュドーは結局セシリアのことを話せなかった。その代わりに話をするエル。街に戻れなくなったこ
とを嘆き悲しむセシリア。ジュドー達はブライトにセシリアのことを話に行ったが、そこにいたキャラ
はセシリアを人質に脱出をはかろうとしていた。キャラはmkIIを奪って逃亡。キャラがエレベータで
上に上がったので、ダブルゼータで後を追おうとするジュドー。だが、停電で停まってしまう。
ゴットンが貨物船を使って、港口を一つずつ潰しているのが影響しているらしい。キャラはmkIIを狭
い通路から出そうとしていたが、ひっかかりmkIIを放棄。エレカーでゴットンと合流しようとする。と
ころがキャラはアナハイムエレクトロニクスに辿り着いた。
キャラのところを脱したセシリアはゴットンと合流し、移民船のチケットを入手していた。アーガマの
入港している港情報と引き替えに。そこに現れるトーレス。トーレスに一緒に行こうと迫るセシリア。
セシリアはアーガマいるのとは違う港の情報を流したと告げるセシリア。そんなセシリアに怒り、ア
ーガマに戻ってしまうトーレス。セシリアはただ泣いて移民船に戻るしかなかった。
ゴットンの部隊はダブルゼータが違う港から出てきたことに驚いていた。ゴットンはセシリアが乗っ
ている移民船、カシオペアをアーガマのいる港に誘導するように指示。その頃セシリアはゴットンか
ら金塊だと言ってもらってきたトランクが、実は爆弾であったことに気づく。カシオペアが港の上に
いるため、上昇できないアーガマ。セシリアはトーレスに嫌われたくない一心で、トランクを捨てるた
めに外に出る。そこはまだ街の上、捨てられないと悟ったセシリアだったが、そこにたまたま通りか
かったガゾームを目がけて、移動用バーニアを使って張り付く。ジュドーはそのガゾームに照準を
合わせていたが、セシリアがガゾームに張り付いていることに気づく。ガゾームを追うダブルゼー
タ。ジュドーはセシリアに降りるよう説得するが、頑として離れようとしないセシリア。ガゾームはゴッ
トンの戦艦に着艦した瞬間、爆弾が爆発。戦艦もろともセシリアは宇宙に散ってしまう。ジュドーは
涙を流す。「なんて、なんてことを。自分の勝手で。。」
第21話 ジュドー出撃!! アーガマの元にハッチャーが百式を持ってきた。アーガマへの命令はハマーンの戦艦を撃沈する
こと。無茶な命令をするなと怒るブライト。一方、ジュドーはビーチャ達が提案してきたプラスチック
爆弾作戦に乗っていた。これはビーチャ達がジュドーをダブルゼータから降ろすための企みに他な
らなかった。
ハマーンのネオ・ジオン軍は地球まで、もう一歩という位置に来ていた。ホロスコープを使って志気
を高めようとするハマーン。そしてそこからはラカン・ダカランのドライセンが出撃していた。
ジュドーは爆弾をつけたまま出撃しようとするが、アストナージとイーノに妨げられる。ワイヤーをは
ずそうとして逆にからまってしまうイーノ。途中でジュドーが気づき、イーノをコクピットに回収。そこ
にラカン隊のアーガマへの攻撃が始まる。
ジュドーはハマーンの艦隊にダブルゼータで特攻をかけてきた。ハマーンはホロスコープでリィナが
この船にいると告げる。ジュドーはハマーンの誘導に従い、サザラーンのデッキに向かう。ジュドー
を連れて行くハマーン。ハマーンはジュドーに引き合うものを感じると話す。ハマーンはジュドーを取
り込もうと考えていた。感覚を失っていき、ハマーンを味方と考えていくジュドー。だが、兵士が現れ
たことで我に帰る。やっぱりあんたは俺の敵だよと言い残し、そこを離れるジュドー。なんとかサザ
ラーンを脱出する。そこに待ちかまえていたかのように立ち塞がるラカンのドライセン。強敵だと感
じつつもエル、ルーの助けを受け、ドライセンを撃破する。
ブライトは本来なら軍法会議物の行動をとるジュドーに対し、それでも敵艦からの脱出を果たすと
いったことに対し、なにやら今までのニュータイプとは違う可能性を感じていた。 
第22話 燃える地球 グレミーはプルに、ジュドーは敵だというすり込みを行っていた。たまたま通りかかったリィナ。ぐっ
たりと疲れ、気を失って連れて行かれるプルを見た。
ブライトはビーチャ達に対してヒアリングを行っていた。ジュドーに対してもリィナを助け出した後の
行動を問うてみたが、ルーやエルに絶対にジュドーはアーガマに残ると言い切る。そしてブライトが
心配性だとなじる。
アーガマにはカラバから、事実上連邦議会がアクシズに制圧されていたという情報を得ていた。沈
痛な雰囲気になるブリッジ。ジュドーはブリッジでキャッチした3隻のうち、どれかにリィナが必ずい
ると信じていた。一番身軽とも思えるゼータガンダムで出撃するジュドー。
グレミーはズサ、そしてすり込みを終えたプルのキュベレイを引き連れ、バウで出撃する。ジュドー
はキュベレイmkIIを発見し、まだプルがパイロットをやっているのかと怒りに行く。だがプルの様子
がいつもと違うことに気づき、すぐに離れるジュドー。だがプルはサイコミュ攻撃を止めない。バウ
も加わり、ますます複雑になる戦場。そこでジュドーはリィナの声を聞く。グレミーのサンドラに向か
うジュドー。ところがプルのサイコミュ攻撃に阻まれ、サンドラに近づくことが出来ない。ジュドーは
キュベレイに取り付き、プルを説得する。コクピットハッチを開くプル。コクピット内に入り込むジュ
ドー。だが、プルはジュドーに銃を向ける。銃を撃つジュドー。ジュドーをかすめたものの、ゼータの
コクピットに押し戻されるジュドー。そこにグレミーがバウで攻撃をかける。間違えてキュベレイに
命中。キュベレイは重力に引かれ、地球へ落下し始めてしまった。グレミーはバウで救出しに行こ
うとしたが、ガンダムチームの攻撃に阻まれ、撤退せざるを得なくなる。プルはすり込みが解け、
ジュドーに助けを求める。ジュドーはウェーブライダーでキュベレイを助けに行く。キュベレイの羽を
落とさせ、姿勢を安定させ、無事に地球への降下を開始できたものの、リィナを助けにはいけなく
なったことを悔やむジュドーであった。ジュドーの眼前に広がる海。 
第23話 南海に咲く兄妹愛 既にダカールはネオ・ジオン軍に制圧されていた。そのダカール目がけて降下を続けるアーガマ、
そしてジュドー達。無事地球に降下したアーガマはアフリカ大陸、ダカール南400キロの地点にて
各モビルスーツの集結を急いでいた。そこに突如攻撃をしかけてくるカプール。とりあえずゼータで
迎撃に出て、事なきを得る。一息ついたころ、アーガマにコンタクトを求めてくる漁船1隻。金目当て
でアーガマを誘導しようという魂胆である。ジュドーはリィナを助けたいがために、その漁船にこっ
そり潜り込む。
ジュドーがいなくなったことに気づいたエルは、ジュドーの気を感じているプルにどこにジュドーがい
るか導くように頼む、だが、エルの隙をついてプルはコアファイターでジュドーを探しに出て行ってし
まう。
一方、ジュドーはある兄妹の家に転がり込んでいた。兄、タマンはネオ・ジオンの手先として、アー
ガマを攻撃しようとしていた。それを止めようとしたジュドーだったが、タマンに気絶させられてしま
う。妹にアヌの呼びかけで気がつき、タマンを追おうとするジュドーだったが、その手段がない。
そこにジュドーの気を感じ取ったプルがコアファイターで迎えに来る。エル達と合流したジュドーは、
Gフォートレスでタマンを追う。アーガマはエル達の連絡で間一髪浮上、当初の目的は失敗となる。
正規のパイロットによるアクアザクは全て沈ませ、残るはタマンの操るカプールのみ。説得し、利
用するつもりがされていたことに気づいたタマンは、カプールをモビルスーツ格納庫に突っ込ませ、
自分達には不要なモビルスーツを全て処分するのである。
第24話 ロンメルの顔 ダカール攻略のため、ガンダムチームはアーガマとは別動部隊として動くことになった。砂漠を進
むガンダムチームの情報をキャッチしたロンメルは、阻止せんがため、モビルスーツ部隊の発進
を決意する。ジーク・ジオンを叫び、作戦を開始するロンメル部隊。
ガンダムチームはモビルスーツに入り込む砂、メガライダーから出ようとしないプルに手を焼き、
足止めを食っていた。ジュドーはオアシスを探して、砂漠を飛び回っていた。ゼータとメガライダー
を待ち受けていたロンメル隊の罠にはまるジュドーとプル。ロンメルのドムと一騎打ちになるゼー
タであるが、砂漠での経験不足が差として出てしまう。砂に足をとられ、思うように動けないゼータ。
だがプルの支援でどうにかその場を逃げ出す。なんとかビーチャ達を見つけたジュドーであった
が、その後を追ってきたニキのザクをも呼び込んでしまった。逃げるニキのザクを一定の距離をお
いて追うジュドー。ニキはロンメル達の仕掛けた罠までゼータを導く役目である。役目を果たしたニ
キはロンメル達の銃弾にあたり命を落とす。ジュドーはロンメル達に囲まれ、苦戦を強いられてい
た。だが、ビーチャ達ガンダムチームが加わり、ロンメル隊の布陣が乱れる。ロンメル1機のみと
なり、投降を説得するジュドー。だが、ジュドーのゼータに特攻をしかけ、結局ロンメルのドムを破
壊してしまうジュドー。涙を流しながら、ロンメルの愚行を責めるジュドーであった。 
第25話 マサイの心 相変わらずジュドーのオアシス探しは続いていた。ラクダを見つけたジュドーは、誤って砂山に突
っ込んでしまう。そのラクダはマサイのものであった。マサイの案内でオアシスに行くことになった
ジュドー。一方、残されたルーとエルは残った水で争いを始めてしまう。そこに残った水をかぶって
しまったプルに非難集中。逃げだそうとしたプルの前に現れるジュドーとマサイ。結局マサイはオ
アシスに案内することなく立ち去ってしまう。ビーチャ達はマサイの教えてくれたオアシスに向かい、
ジュドーとプルはコアファイターを拾いに戻る。マサイはゲルググを動かし、ジュドー達ガンダムを
倒し、ただ昔の恋人の恨みを晴らしたいということしか考えていた。ジュドーとプルはゲルググを動
かそうとするマサイを発見し、止めようとするが、マサイはゲルググを動かし始める。
ビーチャ達は村で水を分けてもらう交渉に失敗。そこにマサイのゲルググに遭遇する。マサイはあ
らかじめしかけた罠にゼータ、mkII、百式を誘いこみ、3機を翻弄する。百式が稼働できなくなり、
mkIIが砂地獄にはまった時、ジュドーがコアファイターを回収し、現れた。マサイはゲルググを使
い、ダブルゼータに果敢に攻撃をしかけてくる。マサイの恨みを聞きながらもゲルググを大破させ
るジュドー。プルの懇願で、爆破寸前のゲルググからマサイを何とか救出する。プルはこれから寂
しく暮らすしかないマサイのことを思い、ただ悲しむしかないのであった。
第26話 リィナの血(前) ダカールではミネバ・ザビを迎え、パレードが行われていた。そのダカールに潜入していたジュドー
達。ジュドーはエルにリィナを連れて、どこかのコロニーに行ってくれるようにこっそりお願いをす
る。ジュドーは戦争を見届けたいが、リィナにはそれに付き合ってほしくないと考えているのだ。
夜、ジュドーは迎賓館にいると思われるリィナを助けに行くため、コアベースを出撃させた。迎賓館
では、ミネバ・ザビを迎え晩餐会が催されようとしていた。そこには社交界デビューをはかろうとし
ていたリィナもいた。リィナはハマーン達に媚びへつらおうとする地球連邦高官の憎悪を感じ取り、
気分が悪くなり叫ぶ。そこにプルが勝手に撃ったメガ粒子砲が着弾。迎賓館内は大騒ぎになる。
ダカール市街で戦闘を開始するガンダムチーム。ジュドーはそのどさくさに紛れて迎賓館に潜り込
む。リィナはそのジュドーの気を感じ、口実をつけてダンスフロアを抜け出す。ハマーンもジュドー
の気を感じていた。真っ先にジュドーを見つけるハマーン。ハマーンはジュドーへの説得をしなが
らも、自分を裏切ると直感し、ジュドーを撃つ。そこに割り込んでくるリィナ。ジュドーをかばったリィ
ナはハマーンの銃弾にあたり倒れてしまう。激怒するジュドー。その気はハマーンを脅かすほどの
不快感。その憎悪におびえるハマーンはその場から逃げてしまう。自室にこもり、ジュドーが危険
な存在であることを改めて思い知る。
リィナは痛みを抑えながら、衛兵をごまかす演説をし、迎賓館を後にする。そのリィナを追うグレミ
ー。ジュドーは既に気絶しかかっているリィナが気が気ではならない。コアベースを囲んでいるネオ
・ジオンの兵士達に通してくれと懇願する。そんな時にカラバの攻撃が開始される。コアベースの
パーツを切り離し、一刻も早く医者に診せようとしたジュドーであったが、攻撃に遭い海面にコアフ
ァイターを着水せざるを得ないのである。 
第27話 リィナの血(前) サザーランドとガルダとの戦いが始まったが、ハヤトの指揮が良く、ハマーンはガルダを逃がして
しまう。プルはモンドにジュドーがあっちにいると指示し、メガライダーを向かわせる。ビーチャとエ
ルもカラバのドダイを借り、現場に急行させる。モンドとプルは島に不時着しているコアファイターを
発見した。モンドに薬を取りに行かせたとき、リィナが目覚める。プルはリィナにリィナが近くにいる
とジュドーが無理をしすぎるから良くない、と言う。リィナはプルの言われるがままに後について行
く。リィナは小屋の前で突如プルに向かって、魂胆がわかっていると攻撃的になる。プルもリィナに
負けじと攻撃する。そこに気がついたジュドーが駆けつける。ジュドーはプルにみんなで兄妹にな
れば良いと説得する。プルはその言葉に誰も自分を甘えさせてくれないと嘆き悲しむ。
一方、島にはグレミー率いるドライセン部隊とガンダムチームが戦闘を繰り広げていた。劣勢なガ
ンダムチームを救うべく、プルにリィナは私に任せてという言葉を信じて、ジュドーはコアファイター
に戻る。砂浜につっこんだコアベースを牽引し、何とかジュドーのコアファイターをダブルゼータに
換装させようとするビーチャ達。そこにアーガマがダカールに到着。だが、ハマーンはダカールを
盾にするため、ダカール市街へと撤退。
リィナとプルはジュドー達の手助けをすべく念を送るが力尽き、高熱でうなされていた。プルは何と
かその熱を冷まそうと、小屋の外に出て行く。
ジュドーはダブルゼータへの換装を終え、グレミーを相手に善戦していた。次第にリィナのいる小
屋の上空が戦場となっていく。グレミーを守っていたポーラのドムが、ついにルーのゼータの手で
撃墜させられる。ところがその墜落先はリィナのいた小屋であった。小屋を巻き込み爆発するポ
ーラのドム。
燃えている小屋にリィナのはいていた靴を見つける。そこにプルが現れる。プルはたまたまハンカ
チを濡らしに外に出ていたことを知り、なぜそばに一緒にいなかったと責める。そこにグレミーの
バウが着陸する。ジュドーはグレミーにリィナが死んだかもしれないことを告げる。なぜ撃たれてい
たのに逃げなかったと責めるグレミーだったが、ジュドーはそれをさせなかったのはあんたの部下
だと逆に激怒する。燃える小屋の前から去ろうとしないジュドー。ルーは女々しいまねは止めろと
一喝する。だが、ジュドーはどうすることもできなかった。
第28話 ルーの逃亡 アーガマはハマーン艦隊からの離脱を急いだため、リィナの遺体捜索もままならない状態でその場
を離れていた。ジュドーはコアファイターのコクピットより外に出ようとは思わなかった。ルーはその
ジュドーの態度が気に入らなかった。ルーはコアファイターのキャノピーを強引にこじ開け、ジュドー
の目を覚まさせようとしたが、ジュドーの落ち込み具合をみて驚く。にもかかわらず説得を続けよう
とするルー。ジュドーはルーの言葉に怒りを覚えたが、アストナージに押さえ込まれてしまう。プルは
ジュドーの妹になってあげると慰め、どうにかジュドーも落ち着きを取り戻す。
ビーチャはルーの先ほどの態度が気に入らない。ビーチャ、モンド、ルーで言い合いになっていると
ころに、イーノが割り込み更に混乱。そこにカラバのハヤトからの通信。ルーが先走ってコアファイ
ターで出撃。それを追うようにガンダムチームが出撃する。
エルゴレアを目指し一人コアファイターを動かすルーに襲いかかるドライセン部隊。ガンダムチーム
が追いつき援護するが、ビーチャはルーのコアファイターを盾にして、グレミーの攻撃を封じ込むこ
とを考える。なんとかバウを破壊できたものの、ルーは盾として利用されたことに怒りを覚え、その
場を立ち去る。ジュドーはイーノとエルゴレアに到着。だが、倒れているたくさんの人々をみて、怒り
を覚えるジュドー。だが、ネオ・ジオンは撤退。ガンダムチームは物資補給と街の火災消火にいそ
しむ。
アーガマに戻らぬルー。ビーチャとモンドがルーをジュドーのことで責めたということを聞き、責任を
感じるジュドー。だが、ブライトの指示によりルーを捜索することなく、アーガマは先に進む。
第29話 青の部隊(前) アーガマを出たルーはコアファイターを隠し、自由都市、ガルダーヤに潜り込んだ。一方、バウを撃
墜されたグレミーは一人砂漠を歩いていた。グレミーが倒れた時、そこに通りかかった青の部隊に
拾われる。
アーガマではルーがいなくなったことにより、微妙な影響が出ていた。クリーニングオイルの補給を
行うためにガルダーヤへの立ち寄りを要求するアストナージ。その街にルーの気配を感じていたプ
ルの態度を感じ取り、ジュドーはガルダーヤに出発する。
グレミーは青の部隊の手先として、ガルダーヤの地下街に潜入する。そこでジュネと一緒にいるル
ーを発見する。ルーにちょっかいを出そうとするジュネを押しのけて入ってくるグレミー。グレミーは
ルーを連れて、ジュネとルーのいた酒場を出る。
青の部隊ではガルダーヤに向かう、ジュドーのゼータ、イーノ、エルのドダイ、mkIIをキャッチしてい
た。攻撃されるジュドー達。青の部隊の気迫のこもった攻撃に追いつめられるジュドー達。隊長の
ゲルググとの一騎打ちで一時危うかったが、プルの気迫で撃破。ジュドー達は近くにモビルスーツ
を降ろし。歩いてガルダーヤに入ることにする。
隊長はグレミーに青の部隊の名誉をはらすことを任せ、息を引き取る。 
第30話 青の部隊(後) グレミーはガルダーヤでガデム・ヤシンを待つために、再び街に潜り込む。
ブライトはビーチャとモンドにルーのコアファイターを回収するために出撃を命じる。一方、ジュドー
達もルーを見つけるためにガルダーヤの街に向かう。ガルダーヤに入り、感じていたのがルーで
はなく、グレミーであると確信した。イスラムの礼拝が始まったとき、ジュドー達は町中にグレミーの
姿を発見する。そこに現れるガデム・ヤシン率いる独立戦線部隊。ネオ・ジオンが拠点とするため、
ミンドラのオーゲスト・ギダンが手を貸したのだ。
ジュドー達はガンダムを隠したところに戻ったが、そこにガンダムは無かった。そこにはルーのコ
アファイターがあった。ルーがきちんとガンダムを隠しておいてくれたことで、無事に発見されずに
済んだのだ。ルーと言い合いになるも、協同してミンドラを攻撃することで話は一致した。青の部隊
のエルメロエは、ガデム・ヤシンがガルダーヤを破壊することに納得できず、ガデム・ヤシンのモビ
ルスーツを破壊していった。だが、グレミーの説得で協力してガンダムチームに当たるよう、説得す
る。
ゼータとmkIIが囲まれピンチになり、イーノのドダイがやられたその時、ビーチャ達がコアベース、
コアトップを持ってやってきた。ルーのダブルゼータで形勢逆転。グレミーは撤退せざるを得なくな
る。
第31話 塩の湖を越えて ハマーンはキリマンジャロに到着したころ、ジュドー達は砂漠を横断し、湖に到着していた。はしゃ
ぐみんな。だが、そこにオーゲスト・ギダンのドライセン部隊が接近していた。どうにかドライセンを
追い払ったものの、みんながジュドーを頼りすぎているのを気にするビーチャであった。
ミンドラに戻ったオーゲスト・ギダンは、グレミーの追撃要求に対して、作戦がなければ勝てないと
言い張る。そんなオーゲストに対し、グレミーは自分のニュータイプ部隊、プルツーを見せる。グレ
ミーはザビ家の血統をほのめかし、オーゲストに忠誠を誓わせる。
アーガマ駐屯のパイプライン基地に、オーゲスト達ドライセン部隊が攻撃をしかけてくる。ガンダム
チームと合流していないアーガマは身動きがとれない。ガンダムチームはそのパイプラインの煙を
発見し、アーガマ救出に向かう。だが、ビーチャは自分の力を示そうとジュドーの代わりにダブル
ゼータに乗り込み、出撃してしまう。ビーチャのダブルゼータはオーゲストのドライセンに翻弄され、
湖に沈んでしまう。ジュドーはアーガマに百式の射出を要求する。百式に乗り込むジュドー。ドライ
センの攻撃パターンをすっかり頭に入れていたジュドーにとって、オーギストのドライセンを破壊す
るのはたやすいことであった。
ジュドー達はアーガマに戻ってきた。ビーチャは照れながらもジュドーの実力を認める。 
第32話 ダブリンの午後 アーガマはダブリンにむけて針路を変更していた。ブライトはダブリンでプルを医師に診せようと考
えていた。ジュドーはブライトの何気ない一言で、リィナを失った悲しみを思い出す。それを感じたプ
ルは機嫌を損ね、デッキに走り去っていく。そこで敵を感じるプル。ブライト達が捕捉するよりも前に
コアベースを出撃させる。後を追うようにコアファイター、コアトップも発進させる。自由落下のバウ
を相手に空中戦をするジュドー達。プルはジュドーと何も言わずにコミュニケーションをとり、連携を
しているかのような働きをする。アーガマへシャトルをぶつけようとした作戦を見事に阻止し、帰還
するジュドー達。
ダブリンに着いたアーガマ。ブライトは連邦軍高官の館、ブナ屋敷へと向かっていた。ジュドーもブ
ナ屋敷へと向かう。ブライトはハマーンとの停戦条約の餌として使った、サイド3譲渡をなんとしても
阻止したかったが、話を取り合おうとしない。そこに突如出てくるジュドー。高官達をわしづかみに
し、殴ってしまう。
ダブリンの病院でプルを診てみらっていた病院。そこにはファが働いていた。プルの診断はブライ
トの紹介状だけでは信用されず、ろくな検査をされなかった様子。プルはジュドーが戻ってこないこ
とが気がかりでならない。
ジュドーはブライトと監禁されていた。そこにアリアンの攻撃が始まる。破壊されるブナ屋敷。そこ
に病院の救護班が現れる。そのメンバーにはファがいた。ファはジュドーの開けろという声に反応
していた。ジュドーとブライトは、煙にまかれ、息も絶え絶えの状態。そこで助けてくれたのがファで
あることにびっくりするジュドーとブライト。ファはジュドーとブライトをアーガマに送り届けるため、
バギーを走らせる。何でダブリンに来たのかというファの問いに答えるブライト。「煙に巻かれ、涙を
流すためにここに来たのさ。」 
第33話 カミーユの声 車を走らせるファであったが、モビルスーツ戦が徐々に街の方に動いているのが気になっていた。
街にはカミーユがいたからである。ブライトとジュドーはファに街に向かうように言い、走ってアーガ
マまで戻ろうとする。ようやくたどりついた時にアーガマは発進。さらにダブルゼータにはプルが乗
り出撃。ダブルゼータも出てきたことから、不利と見たアリアンは撤退をしていった。
ファが戻った時カミーユはベットにいなかった。カミーユを探しに出かけるファ。一方アーガマでは
ダブリンの市長が出て来て武装解除を要求してきた。そんなときにファのエレカーが接近。連邦政
府の兵士達がファをとらえようとしたが、ジュドー達の手で無事ファをアーガマまで連れて来ること
に成功。ファはアーガマのクルーにカミーユを探してほしいということをお願いしに来たのであった。
カミーユを探しに行くジュドー達。留守番を言われたプルは、グレミーの気を感じ、修理中のmkIIで
勝手に出かけてしまう。
アリアンはサイコガンダムmkIIでの出撃許可をグレミーに嘆願していた。だが、それを認めないグ
レミー。そこにプルのガンダムmkIIが接近。サンドラのブリッジにドダイをぶつけ、とどめとばかりに
ライフルを撃つプル。背後にアリアンのバウが近づいているのに気づきもしなかった。そこに聞こ
える声、「後ろだ。」「誰?」と言いながらもアリアンの攻撃をかわすプル。「敵のベースジャバーを
奪え。それしか方法は」再び聞こえる声。ベースジャバーを奪い、サンドラを盾にするプル。そこに
アーガマが接近。カミーユを探しているジュドーに「サンドラに向かえ。女の子が危ない。」という声
が聞こえる。声に導かれるように他のガンダムチームもサンドラに急行する。
プルのmkIIはエネルギー切れ寸前。そのとき、プルのサイコミュに反応して、サイコガンダムmkII
が動き始める。「そのマシンから離れろ」という声にサンドラから離れるmkII。だがmkIIはメインカメ
ラも破壊され、稼働不能の状態になっていた。そこに現れるジュドー達。ダブルゼータのハイメガキ
ャノン砲を前にグレミーのサンドラは撤退していった。
傷ついたプルは、駆けつけたファに介抱された。声も切れ切れにプルは「カミーユのいるところを知
っているよ」と言う。ファの後でいいという制止も聞かず、ジュドーに抱かれ、カミーユのいるところに
案内するプル。プルが誘導していった海岸に、一人座っているカミーユ。「あれが、ニュータイプの
カミーユ。」
第34話 落ちてきた空 アウドムラのハヤトから連絡が入った。ダブリンの近くにコロニーが落ちてくるという情報をハヤトが
入手していたのだ。それを察知しているのかカミーユは恐怖でおびえ、プルも気持ち悪そうであっ
た。ハヤトはアーガマにやってきた。カツの部屋だったところに案内するブライト。ハヤトはカミーユ
に会いたがったが、そのカミーユはジュドー達の手で、ダブリンに行く前に降ろそうと考えていた。ハ
ヤトは自分の飛行機を使って、グラスゴーの街に降ろすことを許可する。カミーユは何かのメッセー
ジをジュドー達に残し、アーガマを後にする。
コロニー落とし作戦に連動して、ラカンはザクIIIでダブリンからの避難路を防ごうと出撃する。避難
しようとしている車の列に容赦なく攻撃を加えるラカンのドライセン部隊。カラバ、アーガマ協同によ
る避難作戦が始まったが、ラカン達の執拗な攻撃で、避難活動は遅れ気味になっていた。アウドム
ラを守ろうとするジュドー達。ジュドーがダブルゼータに換装しようとした瞬間を狙ってくるラカンのザ
クIII。そこにハヤトのドダイが突っ込んでくる。ラカンに撃墜されるハヤトのドダイ。ジュドーはラカン
のザクIIIを何とか撃墜しようと粘っていたそのとき、ダブリンにコロニーが落下してしまう。その余波
に巻き込まれるジュドー達。
カミーユはグラスゴーの街でそれを目撃し、ひどく落胆してしまう。


2003. 7.20 Update

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