サクラ大戦〜桜華絢爛〜(OVA)内容概略 その1

 

第一幕
「華の都の華いくさ」
 


太正8年3月 (帝都上空 飛行船「東雲」内)
飛行船「東雲」の中での花小路伯爵と米田中将の会談
「降魔戦争」後の帝都防衛を考慮した部隊−「零號文書−帝国華撃団」構想

(京橋区 銀座四丁目)
大帝国劇場の建設現場を見つめる米田支配人。
休みなく動き続ける、蒸気機関の建設作業機械。

(上海 黄浦江)
幼少期の李紅蘭。
若き「藤枝あやめ」の前で勉学を励む決意を語る。神崎重工の技術へのあこがれ。

(神崎重工 川崎工場)
霊子甲冑「桜武」起動実験が未だうまくいかず。
たまたま工場に来ていたすみれに強い霊力を検知。桜武へ搭乗させてみる。
実験再開。見事起動をする桜武。しかしすみれの霊力に耐えきれず暴走。
桜武は故障してしまう。
起動の知らせを聞いた米田。喜びにうちふるえる。

太正8年秋 (京橋区 銀座四丁目)
大帝国劇場基礎工事完了。着工。

太正9年初春 (仙台 近郊)
父の墓前で手を合わせるさくら。
父の守りたかったものを知りたいと思うさくら。
しかし周りの人達は明確な答えを教えてくれない。

太正9年春 (台湾海峡 「金波」船上)
男ども相手に喧嘩を買うカンナ。
あやめの見ている前で、軽々と退散させてしまう。

太正9年夏 (紐青 「シルバーウェーブ」船上)
マリアを説得するあやめ。
「故郷」を守りたいという言葉に心を動かされるマリア。

(神崎重工 川崎工場)
桜武を強化した「三色すみれ」完成。
すみれの指示で塗装をさせられる永田、金子、森田技師。それを背にして記念撮影。

太正10年正月 (仙台 近郊)
新宮寺家の正月。
最近稽古に身が入っていない事を咎められるさくら。
床の間に置かれる「霊剣 荒鷹」
しかし「霊剣荒鷹 手にするものにあらず」の言葉を繰り返し聞かされる。

太正10年10月 (東シナ海 船上)
船室ではしゃぐアイリス。
そしてその話し相手をするあやめ。

(神崎重工 川崎工場)
霊子甲冑「光武」着工式典。
面白くないあやめ。「三色すみれ」の写真を持って、式典から逃げ出す。

(大帝国劇場地下 作戦司令室)
アイリスが合流。カンナ、マリアがアイリスを出迎える。
米田指令は3人に「地形熟知」の命令を与える。

(帝国華撃団 花やしき支部)
独り実験を続ける李紅蘭。

(浅草)
米田指令の命令で浅草見物をするアイリス、カンナ、マリアの3人。
だが大勢の人の前で「能力」を使い、騒動を巻き起こす。その場から逃げ出す3人。
突如魔物が来襲。アイリスはテレポートで魔物と追いかけっこ。
ついに魔物に追いつめられ、恐怖のあまり動けなくなるアイリス。
「液」を発射した時、カンナが手でそれを払いのける。負傷するカンナ。
銃を構えるマリア。まさにマリアに飛びかかろうとする魔物。
その瞬間、紅蘭の「蒸気バズーカ」が魔物に命中。
調子にのった紅蘭の次の発明品「蒸気二連ランチャー」は爆発し、紅蘭撤収。
怒ったアイリスが超能力で魔物を動けなくする。
そこにマリアの銃が火を吹き、魔物は消滅する。
報道カメラに囲まれる3人。しかしアイリスの細工で写真はぼやけたものに。

(船上)
アイリス、カンナ、マリアの活躍を新聞で見る大神。
写真はぼけていて誰だかわからない。

(仙台 近郊)
「霊剣 荒鷹」を持ち出し、手にするさくら。
突如さくらの手を放れ、進むべき方向を指し示す荒鷹。
それは紛れもない帝都の方向であった。
帝都東京への出発の決意を固めるさくら。


第二幕
「桜の花に放てよ神剣」
 


太正11年1月 (帝劇前)
1月1日。振り袖を着たアイリス、カンナ、マリア。
米田指令、帝国華撃団「花組」発足を宣言する。
その一方で花組の3人は月形先生の下、踊りのレッスンも開始。「歌劇団」としての活動も始まる。

(仙台)
帝都へ行く決心を祖母・母親に語るさくら。
奥義「破邪剣征 桜花放神」の巻物を見せられる。
帝都への出発条件として、奥義の会得を祖母に言いつけられる。
自室で巻物を見るさくら。しかし何も書かれてはいない。
色んな手段を試してみるも、結局徒労に終わり途方に暮れる。

太正11年 (横浜 神崎邸)
自室で就寝中のすみれ。夢で起こされる。
降魔の気配に「出てきなさい」と叫ぶすみれ。
飛びかかってきた降魔を長刀で葬り去る。
それをテラスより見ていたあやめ。すみれを帝撃へ勧誘する。

(帝国劇場)
「歌劇団」に参加したすみれ。しかし初日からカンナとの激突。
この2人は何かにつけて口喧嘩。今一つウマが合わない様子。
公演前の練習でも激突。ついにアイリスが怒り爆発。
食堂にて不機嫌なカンナとすみれ。溜息をつくマリア。

太正11年12月31日 (上野 寛永寺)
葵 叉丹、不適な笑い。

太正12年 (仙台)
未だに「桜花放神」が完成しないさくら。
黙々と技を鍛える。

太正12年3月 (帝国劇場)
米田支配人に親父の仇討ちを申し出るカンナ。しかしそれを許さない米田。
何とはなしにそのやりとりを聞いてしまうすみれ。
荷造りをし、その荷をカンナに渡し、旅立つ事を催促する。
カンナの旅立ちを見送るみんな。しかし華撃団の戦力不足は必至。
米田は昔一緒に闘った「真宮寺一馬」の子、さくらを迎えに単身仙台へ。

真宮寺家への嘆願に対し、奥義の完成まで出すつもりはない事を語る祖母。
さくらの特訓場所で自ら的になることを申し出る米田。
剣を構えるさくら。
「本当の強さは剣の腕ではなく、全てのものを優しく慈しむ心」
父、一馬の言葉を思い出す。
見事に「破邪剣征 桜花放神」を完成させたさくら。
米田に遅れて、帝都行きの汽車に乗り込む。

(訓練船「白波」船上)
甲板掃除をする大神一郎。
それを見つめる花小路伯爵。


2002.12.15 Update

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