ありけん自動車運転合宿



ついにこの日がやって来ました。

ありけん大暴走に続く、ありけんと自動車イベント第2弾

「ありけん自動車運転合宿」

前回の大暴走を見ている人なら、ふくりゃこふがいかに勇気の有る男かがわかります。

一応、一緒に行ってくれる人を募集しましたが、誰も応募が有りませんでした。

と、言うわけで、命を張ったネタ作りの意味も込めて行って来ました……(;´Д⊂

今回のコースの概略図




 7月12日(金曜日)

 合宿1日目というか、本番前日です。夕方、私は1回寮の方に帰って身支度をした後、ありけんの家がある北区十条へ移動。十条に21時前に到着しました。

 途中までありけんに迎えに来て貰い、一旦ありけんの家へ。ご家族の皆さんに(別れの)挨拶をし、一休みして、駐車場に移動です。今日は夜の運転と言う事で、私が私の実家まで運転と言う事になってました。

 環状7号線内回りを走り、一路東名高速へ。途中、ありけんが環7沿いに有るラーメン屋について色々と偉そうに講釈を語ってました。

 車は環7から玉川通り(R246号線)に入り、東京ICから東名高速へ。そして厚木ICへと到着。この時点で23時前でした。そのままふくりゃこふの実家へ行こうと思ったのですが、小腹が空いたと言うことでちょっと寄り道して、私の知っているあやしいラーメン屋へ

 

 このラーメン屋さんは、24時営業で、主にトラックやタクシーの運転手の方々が利用してます。ですので、ありけんと私が入ると、なかなかの違和感振りでした。味については、なんとも……。簡単に言うなら、学食のとんこつラーメンに近い味といいますか……w

 小腹を補給して、ようやく0時前にふくりゃこふの実家に到着。勝手口から家に入ると、今からイビキが……。何かと思って見てみると、私のお父上が……。どうやら飲んでそのまま居間で寝て居るみたいです。まぁ、ふくりゃこふ家では、良く有る日常風景の一つです。はじめて見たありけんは不思議そうに見ていましたがw。なんか、そのうち、寝ながら歌まで歌い出したので、起きないようにそそくさと私の部屋へ……。

 軽くビールを飲みながら、翌日のコースの確認。ありけんは妙に張り切ってます。

 

(ここで私信)
   お母上様。ビールは納戸の冷蔵庫から。チーズは台所の冷蔵庫から拝借しました。

 そんなこんなで時間も1時となり、就寝となりました。電気を 消して3分後にはありけんは寝息を立てていました。私も夢の中へ……。


 果たして、明日はどうなるのでしょうか?不安8割……w



7月13日(土曜日)


 さて、合宿本番日です。起床予定時間は6時半。わたしは6時過ぎに起きました。
 ふと、ありけんの方を見てみると……

 

 何かを訴えるか、宇宙人への踊りを捧げるかの様な格好で寝ていましたw

 7時過ぎに朝食を取りました。ちょうど私の兄の姪っ子(2歳)も起きてきて朝食に、ありけんは持ち前の子供好きパワーで愛想良く姪っ子にご挨拶。姪っ子もご挨拶。でも、ちょっと恥ずかしいみたいで、いつもはちゃんと椅子に座って食べるのですが、今日はお母さんの膝の上から離れませんでした(´▽`)

 朝食も食べて、準備も整って、午前7時半。いよいよ出発です。天気は曇りで時々パラパラと雨が降っている感じです。とりあえず、コンビニまで私が運転するという事になり、隣の清川村に有るセブンイレブンまで移動。ここで、運転交代。いよいよありけんの出番です。

 

 前回の反省から、ありけんの運転時には「初心者マーク」付けた方が安全だと言う事になり、装着。

 

 車の運転者はありけんに代わり、一路宮ヶ瀬ダムへと向かいました。
宮ヶ瀬ダムでの道は、途中まで多少道の狭い所と、急なカーブがあります。ありけんも結構慎重に運転してますが、なかなか旨く行かない様子。走り出して10分ぐらいで私の思いついた、ありけんの運転における問題点として、

 @ カーブでのハンドルを切る量がつかめていない
 A 走行時のギヤの選択がつかみ切れていない
 B 視線が一方向のみになってしまうので、左右及び後方に気を配れない
 C 対向車が怖いので、自然と車が左に流れる
 D ギヤの格段の位置が不安なので、ギヤチェンジの時に手元を見てしまう
 E 坂道発進は意外に旨い

 以上が有りました。これらは運転していくうちに、体や頭で覚えて行かなくては行けないのでまずは運転を継続することが重要かと思われます。私もそのつど声を掛けたり、ギヤの選択をアドバイスしたりしてました。

 


 車は、宮ヶ瀬ダム沿いの整備された道路を走り、ビジターセンターを通過して虹の大橋を通過。そして、その先の駐車帯にて一旦停車して休憩。休憩後、国道413号線(通称:道志道)へ向かいました。途中、下りのカーブでちょっとブレーキのタイミングが遅れたので、思わずガードレール激突かという場面が有りましが、何とか宮ヶ瀬を抜けました。国道413号線は、前半部分に、道が狭いところや峠越えが有るので、運転は、私に交代。一路、山梨県道志村へと向かいました。

 国413号線は、道志村を横断する道志川と併走する道路です。以前は道が狭くて大変でしたが、近年整備が進んでいます。また、中央自動車道の渋滞時の河口湖方面からの抜け道としても知られています。
 車は道志川沿いに進みます。途中、いくつものキャンプ場も有り、ここを目的に遊びに来るのも良いと思います。そして、道志村の中心部を少し過ぎた所にある「道の駅「どうし」」に到着。休憩となりました。ここでは、地元で取れた新鮮な野菜や、名産品が販売されています。

 

 

また、道志村にはギャグ漫画家・富永一郎氏の原画を展示した画廊が有る事から、道の駅の看板も氏の絵が入っています。

 

 富永一郎氏と言うと、私やありけんには、「お笑いマンガ道場」でのイメージが強く、何か懐かしい気分になりました。若い世代にはわからないだろうなぁ……と思いつつw

 建物内のお土産屋さんで、カレーを発見。それも地元特製の。それはズバリ!!

 

(;´Д`)…………入り?

  さて、ここからは再びありけんが運転。車は山中湖へ向けて走っていきました。ありけんも少しは慣れてきたようですが、気を抜くとまだまだみたいです。

 車は山中湖へ到着。運転はふくりゃこふに交代。今度は南下して御殿場方面へ。途中、梅宮辰夫の漬け物の店を発見して臨時停車したりしながら、御殿場に向かいました。

 

 

 御殿場市内を通過して、箱根方面へ。御殿場と箱根の間にある乙女峠に到着したところで再び運転手交代。ありけんの運転で箱根へ向かいました。乙女峠では、道沿いに紫陽花が見頃で、駐車場からは富士山も見えました。

 

 

 ありけんの運転する車は箱根に入りました。この辺から、道路には歩行者や自転車が通行しています。ありけんはこれにも恐怖。対向車&通行者でビビリが入っていました。箱根に入ってからは、仙石原を抜けて芦ノ湖畔の桃源台へ。所が、仙石原を過ぎた辺りから、霧が濃くなってきました。予定では湖尻から大涌谷へ行ってゆでタマゴを食べる予定でしたが。霧が濃くて運転が危険なので断念。運転者も、ふくりゃこふに交代となりました。

 

 湖尻から箱根町・元箱根方面へ湖沿いに走りますが、霧は濃い状態が続いています。元箱根から旧道に入って「甘酒茶屋」で休憩と思ったにですが、旧道も霧で通行止め。やむなく、国道1号をとおって芦の湯・宮ノ下経由で箱根を下りました。途中、小涌園付近で霧が晴れましたが、そのまま箱根湯本駅の前を通って下山。小田原厚木道路へと入りました。途中の大磯PAで休憩。ここでありけんに交代。いよいよ、ありけんが高速道路にデビューしました。速度は80kmを維持するようにし走行。ありけん曰く、対向車と歩行者が居ないので走りやすいとのこと。確かにそうですね。私もそうでした。
 そして、初めての料金所もクリヤーして、厚木西ICで一般道へ、出口の道に入った所で、ありけんが減速をしようと思ったらしくギヤダウン。ところが、いきなり2速に入ったらしく、急減速に!後ろから来ていた大型トラックにクラクションをならされて、ひどく驚いていました(;´Д`)

 高速を降りた所で、運転交代。ありけんの車がもらい物で、オイルが古いとの事でオイル交換の為に、オートバックスへ。オイル交換をして貰いました。

 


 ところが、交換中に整備場へ呼ばれました。行ってみると、抜いた古いオイルが妙にネバネバしています。整備の方曰く、エンジン無いにガソリンの燃カス(カーボン)が貯まっているとの事。仕方なく、エンジン内洗浄もお願いしました。

 作業も終了して、遅めの昼食を取った後、ありけん家に帰り道となりました。帰りは、時間がまだ早いのと、高速道が渋滞している事から、国道246号線を世田谷区上馬まで上り、そこから環状7号線で帰る事にしました。大和付近まで私が運転し、そこからはありけんが運転。今までの山道や高速と違って、交通量の多い多車線道路での運転。バイクや路駐の車に気を配り、おまけに渋滞まであります。途中、長い上り坂で渋滞が有り、坂道発進の連続。およそ1時間強の運転で、ヘトヘトになりました。
 上馬手前からはふくりゃこふが運転。環状7号線の渋滞に巻き込まれつつ、ありけん家に18時半に到着。ありけんは、よっぽど疲れたのか、途中から助手席で夢の中へ……

 

 そして、ありけん家で夕食をご馳走になり、私も寮へかえりました。

 ありけんの運転的には、大分慣れてきたみたいですが、まだ複合的に判断するのが難しいみたいです。今後も練習して、三平会の旅行の時には運転要員として頑張って欲しいです。

 いやはや、疲れました……。

ありけん、おつかれ!!


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