ふくりゃこふの四国旅行


■2005年 8月31日(火)

今日は山岳ドライブです。

四国の山道は狭かった・・・でも通行車両が少ないから問題無し。

 徳島県池田町を出発です。天気は雨。剣山に登れるかなぁ・・・
 国道32号線をしばらく走り、県道32号線へ。吉野川を渡る鉄橋は普通の道幅。まぁ県道ですし32号という比較的若い番号ですからこの程度はと思っていたら・・・
あれ?
 あらら・・・
 あっという間に山道。雨の山中は幻想的です。
この渓谷は祖谷渓と言われる四国でも有数の渓谷です。道は狭いのですが対向車もなく快適に車は進みます。
 そして祖谷渓と言えば「かずら橋」という吊り橋があります。
 かずら橋を渡るには有料です。そしてここより奥に「奥かずら橋」が有ってそこの方が立派と言うことでこちらは写真撮影のみ。
近くには滝もあります。幻想的です。

 かずら橋を後にして車はまもなく国道439号線にぶつかります。通称「ヨサク」と呼ばれる有名な国道です。何が有名かというと・・・
 まぁ山道なんですね。狭いし。

 道路マニアの間ではこういう国道を「酷道」というそうです。そしてこの「ヨサク」全国でも屈指の「酷道」との事・・・
所々は広いのですが基本的には1台分の幅。
段々と山深くなっていきます・・・
そして酷道名物の道路工事による時限通行止め。10分通行できて50分通行止め。でも交通量が少ないから問題なしなんです。ここでは20分ほど足止め。
 そして到着、奥かずら橋。ここは「二重かずら橋」とも呼ばれ、男橋と女橋の2つの吊り橋が有ります。そして「野猿」と言われる物が。さてなんでしょう?
 まずは男橋。雰囲気満点です。ちなみにフクリャコフは高所恐怖症です・・・
 うわぁぁぁぁぁぁぁ隙間だらけ・・・。まじ怖かったです。

 なんとか無事通過。
 そして女橋へ。
 女橋もこんな感じ・・・・゚・(ノД`)・゚・。
 なんとか男橋と女橋の2つを渡り終えて次はいよいよ「野猿」です。これはいわゆる人力ロープウェーです。
グワーーーーーーーーーーーーーーーー

川の真ん中までは惰性で下っていきます。そして後半は人力。結構体力使います。
 川に降りてみると水は冷たく澄んでいてとても気持ちがいいです。癒されますね。

 そして再び439号線で登っていきます・・・
 そしてまた時限通行止め。今度は45分です。警備の方と世間話をしながら待っていたのですが、その間に後続車は無し。いくら平日とはいえ凄いです。これなら1台分の幅で充分です。
 そして朝から走ること数時間。剣山の登山口である標高1,420mの「見の越」に到着です。ここまで車で来られる事も凄いです。
 そしていよいよここから山登り。標高1,955mの剣山山頂を目指します。天気は曇りで時折霧雨。
というか途中まではリフトです。徒歩でも行けますがリフトです。フクリャコフは文化系です。
 リフトで登っていきます。
 標高1,750mの西島駅に到着。ここからの景色だけでも絶景です。
 ここから山頂までは徒歩です。案内板では45分と有ります。
 
 山登りなんてするんじゃなかった・・・もう31歳なんだよね・・・。昨日のこんぴらさんの階段の疲れが有るのに何故こんな事をと自問自答しながら登っています。
 時折吹き付ける霧雨。それをビニール傘を差して登るフクリャコフ。登山を舐めてます・・・

 そして、なんとか山小屋が見えてきました。
 着いた・・・・゚・(ノД`)・゚・。

 そしてここから徒歩数分で山頂です。
 てか山頂付近は一面の霧。真っ白で何も見えません。

標高1,955mの剣山山頂

到着!!!やったよフクリャコフ。

なんとも言えない達成感です。山頂からの景色は見えませんが感激ひとしおです。
ちなみにこれが今回の登山装備。別に梅田のヨドバシカメラに遊びに行くわけではありませんよ。
 
 山小屋で体力補給していざ下山です。下りは上りと別ルートを行きます。
 行きとは違い、景色を堪能しながら下ります。
 そしてリフトの駅に戻ってリフトで見の越に有る車まで戻ります。
 さてここからは国道は438号線になります。とはいっても道の状況は同じです。本日の目的の徳島はまだ看板にも出てきません。
 そして走ること再び数時間・・・
 夕暮れ迫る頃、徳島市内に到着。広い道にとまどってしまいます・・・


 そして山岳ドライブの3日目も終了。今夜もグッスリです。




■四日目へ続く

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