機能をすべて洗い出したら、それらの機能に対して正式名称を決定します。今後は、メニュー、ボタン、ラベルなど画面の要素においてもマニュアルやヘルプファイルにおいてもその名称を使用します。名称を統一しておくことで利用者の誤解を防ぐことができます。
また、英語版を作成する際にも、用語が統一されていることは重要です。もし、開発時点で英語版の作成も決定事項であれば、同時に英文でも正式名称を決定しておきます。できれば、英語版の作成予定がなくても、英文正式名称を決定しておいた方がよいのです。メニューのショートカットに使用する文字は、それを元に決めることになりますから。
もちろん、韓國語版や中文版、ポルトガル語版などを作成する予定がある場合は、当該言語にて正式名称を決定しておきます。この場合は事前に当該言語版のガイドラインを入手しておいた方がよいでしょう。標準的な用語はこれに従うこととします。