1997.8.14 放送分「勝手にシチュエ−ション劇場」台本原文
 
 志穂ちゃんがゲストに来ると言うことで、志穂ちゃんとナナちゃんの仲良しシナリオ
 にしようと思ったのですが、堀口部長のオヤジギャグぶりが炸裂した回でした。
 堀口さんはとっても格好いい人なのですが、このギャップがまた面白いです。

 出演者  池澤春菜 菊池志穂  ドンマッコウ 堀口比呂志 
      おたっきぃ佐々木 

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 私、池澤春菜17歳。
 今日は先輩のドン・マカオさんや友達の志穂ちゃんと一緒に遊園地に遊びに
 来てるんだ。 私は絶叫マシンとかは嫌いなんだけど、みんなで楽しく遊ぶ
 のは大好きだから、とっても楽しみだな。

 〜待ち合わせ場所の駅前
 
 春菜ちゃん 「も〜、マカオ先輩おっそいなぁ。 何やってるんだろう。」
 志穂ちゃん 「ねぇ、先輩が一緒に遊びに行って欲しいって泣いて頼むから
        仕方が無く行ってあげるのに・・・。」
 春菜ちゃん 「じゃあ、ばつとして今日の遊園地で何かおごらしちゃおうか?」
 志穂ちゃん 「あ、それいいね。 じゃあ、思い切って高い物おごらしちゃえ。」

 〜そこへ、息を切らしてドン・マカオ登場

 ドンちゃん 「はぁはぁ、ごめんごめん。 出るところに友達から電話かかって
        きちゃって、暇だって言うんで連れて来ちゃったよ。」

 春菜ちゃん 「え〜。先輩のお友達ですかぁ。どんな人ぉ?」

 ドンちゃん 「おい、ぶてふ出て来いよ。二人に紹介するよ。」

 ぶてふ   「やぁ、はじめまして。 マカオの友人のぶてふです。今日は
        いきなりの参加でゴメンね。」

 志穂ちゃん 「ねぇねぇ、春菜。 ぶてふさんって、ちょっと格好良くない?」

 春菜ちゃん 「でしょ〜。私もそう思ったの。 遅れてきたけど、素敵な人を
        連れてきてくれたから、今日は許してあげようか?」

 ドンちゃん 「お〜い、何やってるんだ。 電車来るぞ〜。」

 〜電車に乗って遊園地へ到着

 ぶてふ   「へぇ、二人はマカオの学校の後輩なんだ。 どう?マカオは
        いい先輩かい?」

 春菜ちゃん 「え〜、そうですね。いい人なんだけど、ちょっと顔でかいかな?
        ってかんじですぅ。」

 志穂ちゃん 「う〜ん、人間の幅も広いけど、体の幅も広い?って言うかぁ。」

 〜ドンちゃんを放って置いて、春菜ちゃん・志穂ちゃん・ぶてふの3人で
  アドリブで談笑

 ドンちゃん 「お〜い、最初は何乗るんだ〜。」
       「第一、俺が誘ったのに、どうしてオレが置いてけぼりなんだぁ。」

 ぶてふ   「すまん、すまん。そんなつもりはないんだけど、この二人が
        可愛いから、ついおしゃべりに熱中しちゃってねぇ。」

 春菜&志穂 「も〜、ぶてふさんってお上手なんだからぁ。当たり前の事言ったって
        何も出ませんよ〜。」

 〜いくつか乗り物を乗った後、遊園地のキャラクタ−のアトラクションのパレ−ドが
  始まることになった。

 春菜&志穂 「きゃ〜、あの耳の黒いネズミ可愛いぃ。」(ミッキ−マウス(笑))
       「あ、あっちの、口の大きいアヒルも〜。」(ドナルドダック(爆))

 ドンちゃん 「ははは、いつも生意気な事ばっかり言っているけど、こう見ると
        やっぱり、可愛い女子高生だなぁ。」

 ぶてふ   「いやぁ、今日は楽しいなぁ。 誘ってくれてありがとよ。」

 ドンちゃん 「けっ、おまえはいいよな。 おまけのくせにもてちゃってよぉ。」

 ぶてふ   「はっはっは。やっぱり、男の魅力の差って言う奴かぁ?」

 春菜ちゃん 「あ、あの海賊の親玉みたいな人形が、こっちに来るよ〜。」

 志穂ちゃん 「ホントだぁ〜。ね、手振っちゃおうかぁ。」(フック船長)

 春菜ちゃん 「マカオせんぱ〜い、シャッタ−押して貰えませんかぁ。」

 志穂ちゃん 「ね、ね、一緒にこの人形と写真撮ってくださ〜い。」

 ぶてふ   「お、よし、オレが撮ってあげよう。」

 〜その時、フック船長らしい人形が、近くにいた春菜ちゃんを抱きかかえた。

 春菜ちゃん 「きゃぁ。サ−ビスいいわねぇ。この遊園地・・。ってあれ?」

 フック船長 「ははは、俺は目の前でいちゃつくアベックが大嫌いなんだよ。」
       「そんな奴らはこうしてやる〜。」

 ドンちゃん 「う、なってこった。 こうなったら、マカオ仮面になって
        春菜ちゃんを助けなきゃ・・・。 あの物陰で変身だ!」

 〜ドンちゃんがマカオ仮面に変身する・・。とは言っても変な仮面とTシャツを
  着替えるだけだが・・・。

 春菜ちゃん「きゃ〜、助けて〜。」

 志穂ちゃん「マカオ先輩・・。ってあれ?こんな肝心なときに何処行ったの?」

 ぶてふ  「よし、俺が助けてやろう。」
      「トウ! この悪者め、こうしてやる。」

 〜 戦闘シ−ンのSE

 フック船長 「ちくしょう、顔が良くてケンカも強いなんてずるいぞ〜。」
       「覚えてろ、今度会った時はこうは行かないぞ・・。」

 マカオ仮面 「はっはっは、この世にはびこる悪い奴らは、このマカオ仮面が
        成敗してやる〜。」
     
 春菜ちゃん 「ねぇねぇ、志穂ちゃん。 助けに来て貰って言う事じゃないけど
        あのお腹に(マ)って大きく書いて有る変なマスクマンは
        マカオ先輩だよね?」

 志穂ちゃん 「た、たぶんそうだと思うんだけど、いい人なんだけどたまに何を
        考えているのか解らないところ有るよね。あの人」

 マカオ仮面 「悪者は何処へ行った〜。俺に恐れをなして逃げたかぁ〜。」

 ぶてふ   「お、おまえ マカオか? 春菜ちゃんは俺が助けたから、もう
        大丈夫だから、元に戻れ、な。」

 マカオ仮面 「はっはっは、何を言って居るんだ一般市民の方。 私は正義の使者
        マカオ仮面だぁ。危ないから下がっていなさい。」
       「さぁ、どうしたぁ。悪者めぇ、かかってきなさい!」

 志穂ちゃん 「あ、危ないのはあの先輩よね。ねぇ、春菜ちゃん。」

 春菜ちゃん 「そ、そうね。 あ、ぶてふさん助けて下さってありがとうございます。」

 ぶてふ   「うん、怪我が無くて良かったね。 じゃあ、あんな馬鹿は放って置いて
        そろそろ、お昼ご飯にしようか。」

 春菜&志穂 「は〜い、そうですね。」

 BGMを流しながらナレ−ション

 いきなりアトラクションの人形に襲われた春菜だったが、ぶてふの力により
 怪我もなく助けられた。 春菜を助けようとして、変なコスプレをして登場した
 「マカオ」だったが、すでに春菜が助けられていたことも理解せずに、通りの真
 ん中で一人で高笑いを続けていた。

 マカオ 「はっはっは〜。」